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【プロ野球】

ノリ2000安打へ脱力打法 残り32安打「力まない方が飛ぶ」

2013年1月22日 紙面から

 DeNAの中村紀洋内野手(39)が21日、兵庫県西宮市内で行っている自主トレを公開。力を抜く脱力打法で残り32安打(米国の5本を含む日米通算は残り27安打)に迫った2000安打達成を目指す考えだ。

 打撃マシンで25分打ち込んだ中村が、打ち明けた。「力まない方がボールが飛ぶ。去年は勝つためにどうすればいいかとか、考えすぎた。今年は何も考えずにボールに力を伝えたい」。低反発球導入から3年目の今年は雑念を振り払い、より力を抜いて飛ばす。技術的には「これから考えたい」というが、昨年4月15日の巨人戦(新潟)でサヨナラ弾を放った際につかんだ感触がベースだ。

 7月に不惑を迎える。不安はない。「40歳だという感覚がない。衰えも感じない。今年は2000本がかかっている。レギュラーをとらないと達成できない」。昨年はリーグ10位の打率2割7分3厘7毛を残したが、中畑監督が「筒香と中村の争いになる」と明言。負ければ代打だ。代打となれば32安打が遠いものとなる。

 「どっちが難しいか。レギュラーを取るほうが(2000本より)難しいかもしれない。筒香に負けないよう頑張りたい。打倒筒香に燃えたい」。期待の若手との三塁定位置争いに挑む。キャンプは2軍の横須賀スタートながら、首脳陣は2月12日の練習試合後に入れ替える予定だ。「上がれるチャンスに向け状態を整えます」。その日まで迷わず自身を追い込む。 

  (後藤慎一)

 

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