'13/1/22
「ちょるる」に商業の熱視線
山口県のマスコットキャラクター「ちょるる」のデザインの商業利用が受け付け開始から3カ月で50件を超えた。県は縫いぐるみや携帯電話ストラップ、菓子など58件を承認。昨年のゆるキャラグランプリ準優勝で知名度がアップしたとみている。
県観光振興課は昨年10月11日のちょるるの県PR本部長就任に合わせ、商業利用を無料で認める申請の受け付けをスタート。これまでに県内18社、県外は神奈川や千葉県など7社の計58件の申請を承認した。さらに10社以上から問い合わせを受けているという。
商品では、縫いぐるみが3種類あり、サイズ別にそろう。他は、ちょるるをTシャツや靴下、カイロなど商品にプリントするケースが目立つ。刺しゅうのタオルや手書きの萩焼もある。2割強を占める菓子類では、菓子箱にご当地の観光名所を巡るちょるるの姿を描くケースが多い。
県観光振興課は「ゆるキャラグランプリ準優勝の効果で県外からも引き合いが多い。さらに全国的な知名度を高めたい」として、1年間で200件の商品化を目指す方針。
【写真説明】商業利用が50件を超えた県PR本部長のちょるる