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安倍晋三首相(58)は21日夜、アルジェリア人質事件について、現地を訪問している城内実外務政務官(47)から「日本人7人の遺体を確認した」との連絡を受けたと言明した。7人の遺体は、駐在員が事件に巻き込まれたプラント建設大手「日揮」(本社・横浜市)の関係者とみられる。今回の事件で邦人遺体の確認は初めて。さらに首相は「日本人3人の方の安否が不明だ」とした。また同日深夜、日揮の広報担当者も会見を行い、日本人同僚が遺体を確認したことを明らかにした。
深い悲しみに言葉が詰まった。「無念のひと言であります」。21日夜、日本人7人の死亡が確認されたアルジェリア人質事件。日揮の広報担当者が沈痛な面持ちで声を絞り出した。
横浜市西区の日揮本社では、遠藤毅広報・IR部長が21日深夜に記者会見した。遠藤部長によると、遺体確認の一報が届いたのは同日午後7時ごろ。現地入りした川名浩一社長から「信じたくないが…」と電話で告げられ、スピーカーを通じて対策本部にいた社員全員に伝わったという。
事件発生以来、広報対応を一手に引き受けてきた遠藤部長。長期化する事件に焦燥感を募らせていたが、待ち受けていたのは「日本人7人と外国人スタッフ3人の遺体確認」という悲報。目に涙を浮かべ「10人の犠牲者を確認するに至ったことは大変残念であり、多くの有能なスタッフを失ったのは無念。遺族の心情を思うと言葉がない」と伏し目がちに話した。
また、死亡した7人のうちの1人とみられる男性駐在員の親族は「死亡が確定してしまった。かなり大きなショックを受けた。憔悴(しょうすい)していたところに追い打ちをかけられた」と声を落とした。親族の元には21日、日揮側から「死亡確認が取れました。近日中に(遺体が)日本に帰ってきます」と電話連絡が入った。親族は「これからは身内で支え合って乗り切りたい」と言葉少なに語った。
(2013年1月22日06時02分 スポーツ報知)
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