やられ声統一規格化

ファイナルアトミックバスターのような連続投げや固定タイプの乱舞技など
ステートを奪うタイプの技のときに、
相手側にやられ声を上げて欲しいと思ったことはありませんか?

「必須やられ画像」のように「必須やられ声」の統一規格を作ることで
それを可能にしようというのが今回のお話。


説明画像1
まずはやられ側に「必須やられ声」を登録します。
右の画像のように
弱やられ 5000,0
中やられ 5000,10
強やられ 5000,20
というふうにsndにやられ声を登録。
以上。

これだけでやられ側は規格対応キャラになります。
ちなみに右画像のsnd登録ツールはSAEを使用しています。


次に攻撃側の設定。
ステートを奪っている時の、相手側のステートにPlaySndを使い「必須やられ声」を鳴らさせます。
右の画像はうちのサイトで公開している説明画像2
小狼の雷帝招来の記述。
ピンクの枠で囲まれた部分が
声を鳴らさせている部分ですね。
攻撃側はこのようにPlaySnd命令を追記します。

value = 5000,10+(Random%2)*10
となっているのは、ランダムに2種から鳴らすためですが
基本的には
value = 5000,10
というようなシンプルなものでいいでしょう。

このように、「必須やられ声」が登録されていることを見越して
それを鳴らす命令を入れておくわけです。
登録がなかった場合は鳴らないだけなので心配いりません。
この例でいくと、小狼の雷帝招来を当てたとき
「必須やられ声」が登録されているキャラは悲鳴をあげ
登録がなければ何も鳴らないというわけです。


最後になんでこの番号にしたのか。
まず、わかりやすいことですね。
やられといえば5000番台です。

そして、キリがいい数字ですがあまり使われないだろうと考えたから。
普通、もっと桁の少ない数字を使いますし
大きい桁を使う場合は、ステートナンバーと合わせることが多いと思います。
例えば、必殺技Aのステートナンバーが1000なので
必殺技Aの声は1000,0にするといった感じ。
なら、5000はどうかというと、コモンでやられステートが占領してるので
新しい技のステートナンバーとしては使わないでしょうし、
もし音を登録するなら、やられに合わせたやられ声だろうと思われます。

以上の理由で、わかりやすく危険性の少ない番号として
5000,0  5000,10 5000,20 を選択しました。

重要なのは前半のやられ側のsnd登録のほうです。
結局のところ、攻撃側・やられ側ともに規格対応キャラである必要はあるんですが
この「必須やられ声」の登録さえしていれば
同規格を使っている全ての攻撃に対応できる汎用性の高さが最大の魅力ですね。


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