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【ゴルフ】

石川遼は今季初戦予選落ち

2013年1月21日 紙面から

第3ラウンド9番でアプローチショットを放つ石川遼=PGAウェストで(共同)

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◇ヒューマナ・チャレンジ<第3R>

 ▽19日、米カリフォルニア州ラキンタ・ラキンタCC(7060ヤード、パー72)、PGAウエストパーマーC(6950ヤード、パー72)、PGAウエスト・ニクラウスプライベートC(6924ヤード、パー72)▽晴れ、気温28度、弱風▽賞金総額560万ドル、優勝100万8000ドル▽156選手

 【ラキンタ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】石川遼(21)=パナソニック=が今季初戦で予選落ちした。ニクラウスコースを回り、3バーディー、2ボギーの71と伸ばせず、通算3アンダー。135位で予選カットラインに7打及ばなかった。取り組み始めたばかりの新スイングも、精度はいまひとつ。次戦のファーマーズ・インシュランスオープン(24〜27日)から出直す。S・ストーリングズ(米国)が通算22アンダーまで伸ばして単独首位に立った。

 ぶぜんとした顔に悔しさがにじんだ。米ツアーの正式会員となって迎えた今季初戦は、予選カットラインに7打も及ばない完敗。石川は「やりたかったことができなかった。納得できない」と厳しい表情を浮かべた。

 ショットの精度を欠いた。4番で2打目をグリーン奥のブッシュに打ち込み、アンプレアブルを宣言。8番もティーショットを右の池に入れた。今季から取り組む下半身を動かさない新スイング。「試合になると前のスイングに戻ってしまう。ほんの数ミリ違うだけだけど…」。好感触を得る一打もあったが、「まだ甘い」と首を振る。

 「6アンダー出せれば予選突破」ともくろんでいたが、この日は10アンダー、9アンダーを出す選手も。想像を超える伸ばし合いとなった。それが米ツアー。「また来週、頑張るしかない」。次へと気持ちを切り替えられるのも、シード権を持つからこそ。反省を生かし、再出発する。

 

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