名古屋市から感謝状を贈られたSEAMO(手前中央)ら=21日午後、名古屋市役所【拡大】
名古屋市は21日、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の子どもたちを名古屋市に招待するプロジェクトで、チャリティーソングを制作し、収益金約100万円を市に寄付した人気ラッパーのSEAMOとヒップホップグループ2組に感謝状を贈った。
寄付したのは、SEAMOと「HOME MADE 家族」「nobodyknows+」。被災地への支援を呼び掛ける「HOLD MY HAND」を合同制作し、2011年8月から4カ月間限定で、ネット配信した。
SEAMOは愛知県一宮市出身で、2グループは、メンバーが市内に住むなど名古屋とゆかりがある。nobodyknows+のDJ MITSUは「名古屋で育った仲間同士で曲を作った。離れていても常に思っているということが、子どもたちに伝わればいい」と話した。(共同)