MTW2
2006年10月09日
落ち着いてきたのでボチボチまとめて行こうと思います。しがないブログですが、MTW2のDEMO記事を書いたのは国内だとここが最初でしょう。多分。
何故、どうしてDEMOがトレントに流出してしまったのかはわかりませんが、インストール画面も立派に作りこまれており、この完成度だと近々正式に公開されそうです。


とりあえずDEMOに収録されていた内容について挙げていきます。
今回のDEMOでは、チュートリアルと、パディアの戦い、アザンクールの戦いがプレイできるようです。
パディアとアザンクールについては、製品版で歴史上の戦いとして収録されるものだと思います。
内容については期待に十分応えているといっても良い出来です。AIは確実に賢くなっており、前作のバランスを崩していた騎兵の強さは多少弱まり、突撃力はあるものの迂闊にパイクに近づくとバタバタ倒れていきます。
前作同様、厚みのある布陣は包囲されやすいが、正面からは士気崩壊に強く、横に広がりすぎた布陣は包囲されにくいが、正面の敵の突撃に非常に脆くなっています。
ここらへんの布陣については敵の陣容やこちらのユニットを考慮しながら考えると楽しいことかと思います。


次に特筆すべきはグラフィックと戦闘の描写の細やかさです。
兵士は前作からクローン人間のようだと指摘されていましたが、今作では服装や甲冑がそれぞれ微妙に異なっており、1軍団に4種類以上はありそうです。このため不自然さはほとんどありません。
また、戦闘で傷ついたユニットは血で濡れ、どのユニットがどの程度負傷しているのかが視覚的にわかりやすくなりました。
戦闘前は白銀の甲冑を着ていますが、戦闘が始まり、敗走する頃にはほとんどの兵士がボロボロの血まみれです。


戦闘の描写については文句の付けようがありません。
前作では剣を上から振り回したり、下から突き上げたり、の数種類のアクションを繰り返していただけでしたが、今作ではユニットの武器によって、様々なアクションを見せてくれるようになりました。
例えば、剣を持っているユニットは、敵兵の胴を突き刺し、蹴り倒しながらその剣を引き抜く、といったアクションや、単純に剣を思いっきり叩きつけたり、勢いを付けて回転切りをしたりなど、様々な種類があり、戦闘を見ていて飽きないです。
そのアクションを受ける側も、それに相当した受けのアクションを取るようになったからでしょうか。自然な戦闘の流れになっています。
パイクのファランクスフォメーションや騎兵や装甲兵の突撃もたまらなくカッコイイです。


またクロスボウ兵は射撃後、足でシャコシャコ弦を絞り、銃兵は当然カチャカチャとリロードしてくれます。銃兵の場合は布陣が厚い場合、1段目は最後列に移り、2段目が続けて射撃するようになっており、不自然さはほとんどありません。
これらのグラフィックやアクションがある上に、臨場感溢れる効果音も魅力的で、叫び声から剣や甲冑がぶつかり合う音、足音や大砲の射撃音まで相当力を入れているように感じます。
ロングボウの射撃音とクロスボウの射撃音も勿論違い、降って来る矢の音も恐ろしいです。
そして最高設定でプレイしている訳ではないのですが、これほどのクオリティで、なおかつそこまで重くはありません。
Athlon3500+ Gefo7800GTX DDR2 1024MB*2というハイスペックには届かない環境ですが、FPSは重いシーンでも20程度出ており、快適です。
このように確実に前作から進歩している、といった印象ですが、もう一方で、目新しい要素というのはあまりありません。
DEMOの段階でありますから、まだ戦略画面もカスタムバトルも出来ないので現時点では断言できないものの、前作の正統進化であって、大きくシステムが変わったと言うわけではなく、新鮮味は薄そうです。
しかしながら、現時点では十分満足のいく作品に仕上がっていると思いますし、HDD空き容量が11GB必要という告知から予想するに、製品版では相当数多くの文明、ユニットが揃うと思います。
個人的にこのゲームのためにPCを新調しても良いくらいですね。繰り返しますが、素晴らしい作品です。
最後にYoutubeに戦闘シーンをキャプった物を上げておきました。
丸ごと撮ってあるので、2つずつに分けてあります。
以下続きます
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何故、どうしてDEMOがトレントに流出してしまったのかはわかりませんが、インストール画面も立派に作りこまれており、この完成度だと近々正式に公開されそうです。
とりあえずDEMOに収録されていた内容について挙げていきます。
今回のDEMOでは、チュートリアルと、パディアの戦い、アザンクールの戦いがプレイできるようです。
パディアとアザンクールについては、製品版で歴史上の戦いとして収録されるものだと思います。
内容については期待に十分応えているといっても良い出来です。AIは確実に賢くなっており、前作のバランスを崩していた騎兵の強さは多少弱まり、突撃力はあるものの迂闊にパイクに近づくとバタバタ倒れていきます。
前作同様、厚みのある布陣は包囲されやすいが、正面からは士気崩壊に強く、横に広がりすぎた布陣は包囲されにくいが、正面の敵の突撃に非常に脆くなっています。
ここらへんの布陣については敵の陣容やこちらのユニットを考慮しながら考えると楽しいことかと思います。
次に特筆すべきはグラフィックと戦闘の描写の細やかさです。
兵士は前作からクローン人間のようだと指摘されていましたが、今作では服装や甲冑がそれぞれ微妙に異なっており、1軍団に4種類以上はありそうです。このため不自然さはほとんどありません。
また、戦闘で傷ついたユニットは血で濡れ、どのユニットがどの程度負傷しているのかが視覚的にわかりやすくなりました。
戦闘前は白銀の甲冑を着ていますが、戦闘が始まり、敗走する頃にはほとんどの兵士がボロボロの血まみれです。
戦闘の描写については文句の付けようがありません。
前作では剣を上から振り回したり、下から突き上げたり、の数種類のアクションを繰り返していただけでしたが、今作ではユニットの武器によって、様々なアクションを見せてくれるようになりました。
例えば、剣を持っているユニットは、敵兵の胴を突き刺し、蹴り倒しながらその剣を引き抜く、といったアクションや、単純に剣を思いっきり叩きつけたり、勢いを付けて回転切りをしたりなど、様々な種類があり、戦闘を見ていて飽きないです。
そのアクションを受ける側も、それに相当した受けのアクションを取るようになったからでしょうか。自然な戦闘の流れになっています。
パイクのファランクスフォメーションや騎兵や装甲兵の突撃もたまらなくカッコイイです。
またクロスボウ兵は射撃後、足でシャコシャコ弦を絞り、銃兵は当然カチャカチャとリロードしてくれます。銃兵の場合は布陣が厚い場合、1段目は最後列に移り、2段目が続けて射撃するようになっており、不自然さはほとんどありません。
これらのグラフィックやアクションがある上に、臨場感溢れる効果音も魅力的で、叫び声から剣や甲冑がぶつかり合う音、足音や大砲の射撃音まで相当力を入れているように感じます。
ロングボウの射撃音とクロスボウの射撃音も勿論違い、降って来る矢の音も恐ろしいです。
そして最高設定でプレイしている訳ではないのですが、これほどのクオリティで、なおかつそこまで重くはありません。
Athlon3500+ Gefo7800GTX DDR2 1024MB*2というハイスペックには届かない環境ですが、FPSは重いシーンでも20程度出ており、快適です。
このように確実に前作から進歩している、といった印象ですが、もう一方で、目新しい要素というのはあまりありません。
DEMOの段階でありますから、まだ戦略画面もカスタムバトルも出来ないので現時点では断言できないものの、前作の正統進化であって、大きくシステムが変わったと言うわけではなく、新鮮味は薄そうです。
しかしながら、現時点では十分満足のいく作品に仕上がっていると思いますし、HDD空き容量が11GB必要という告知から予想するに、製品版では相当数多くの文明、ユニットが揃うと思います。
個人的にこのゲームのためにPCを新調しても良いくらいですね。繰り返しますが、素晴らしい作品です。
最後にYoutubeに戦闘シーンをキャプった物を上げておきました。
丸ごと撮ってあるので、2つずつに分けてあります。
以下続きます
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(05:30)