肩こり・首こり・首の痛みに効くツボ その2 ~痛みを感じる場所~
肩こりや首こり、首の痛みのほとんどは、首や肩と関係する筋肉や皮膚の痛みです。
押さえて、最も強いコリや痛み、つっぱる点に円皮針を貼ると症状が改善されます。
→前記事:「肩こり・首こり・首の痛みに効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~」
頚椎の変形・ゆがみ、椎間板ヘルニアなどによる神経の圧迫は、痛みの原因ではありません。
神経が圧迫されると、触っても感じない、動かない、などの麻痺(マヒ)が起こります。
→カテゴリ:「神経の圧迫で痛みが!?」
円皮針でツボ刺激したところで、骨の変形やヘルニアは治ったりしませんよね。
皮膚や筋肉のトラブルであるからこそ、ツボ刺激でコリや痛みが良くなるのです。
しかし、当然のことながら、円皮針を貼っていないところにも症状は残っているわけです。
その場所の全てに円皮針を貼るのは不経済ですし、効果的でもありません。
そもそも、ツライと感じる場所を押さえてみても、それほど痛くないこともあります。
そのようなときは、痛みやコリを感じる場所から選ぶツボ刺激が良く効きます。
肩こり・首こり・首の痛みを感じる場所から選ぶツボ
首の後面、うなじ、背骨のそば(肩甲骨との間)の痛みやコリなら、F4(足の小指外側)
首の斜め後面、肩甲骨周辺の痛みやコリであれば、H4(手の小指外側)
首の側面、首の付け根から肩にかけての痛みやコリなら、H5・F5(手足の薬指外側)
首・背中のちょうど真ん中、背骨の真上の痛みやコリなら、百会(頭のてっぺん)です。
手足の井穴図
これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
→カテゴリ:「井穴刺激のやり方」
刺激をするツボは、症状の痛い側(右肩が痛いなら右側)のツボを選んでください。
左右の首・肩に痛みを感じるときは、右左両方のツボを刺激してください。
まずはツボ刺激をする前に、肩・首を動かしたりして、症状の確認をしてください。
そして、ツボ刺激をした後に、再度、同じように症状の確認をします。
コリ感や痛みの強さや、痛みを感じる範囲はどうですか?
効果があれば、その場で痛みが改善します。
「変化が分からない」=「改善がない」 場合は、他のツボを試してください。
この痛みやコリを感じる場所から選ぶツボで改善が見られない場合は、
次で紹介する、痛みが出る動作から選ぶツボを試してみてください。
→次記事:「肩こり・首こり・首の痛みに効くツボ その3 ~痛みの出る動作~」
押さえて、最も強いコリや痛み、つっぱる点に円皮針を貼ると症状が改善されます。
→前記事:「肩こり・首こり・首の痛みに効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~」
頚椎の変形・ゆがみ、椎間板ヘルニアなどによる神経の圧迫は、痛みの原因ではありません。
神経が圧迫されると、触っても感じない、動かない、などの麻痺(マヒ)が起こります。
→カテゴリ:「神経の圧迫で痛みが!?」
円皮針でツボ刺激したところで、骨の変形やヘルニアは治ったりしませんよね。
皮膚や筋肉のトラブルであるからこそ、ツボ刺激でコリや痛みが良くなるのです。
しかし、当然のことながら、円皮針を貼っていないところにも症状は残っているわけです。
その場所の全てに円皮針を貼るのは不経済ですし、効果的でもありません。
そもそも、ツライと感じる場所を押さえてみても、それほど痛くないこともあります。
そのようなときは、痛みやコリを感じる場所から選ぶツボ刺激が良く効きます。
首の後面、うなじ、背骨のそば(肩甲骨との間)の痛みやコリなら、F4(足の小指外側)
首の斜め後面、肩甲骨周辺の痛みやコリであれば、H4(手の小指外側)
首の側面、首の付け根から肩にかけての痛みやコリなら、H5・F5(手足の薬指外側)
首・背中のちょうど真ん中、背骨の真上の痛みやコリなら、百会(頭のてっぺん)です。
これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
→カテゴリ:「井穴刺激のやり方」
刺激をするツボは、症状の痛い側(右肩が痛いなら右側)のツボを選んでください。
左右の首・肩に痛みを感じるときは、右左両方のツボを刺激してください。
まずはツボ刺激をする前に、肩・首を動かしたりして、症状の確認をしてください。
そして、ツボ刺激をした後に、再度、同じように症状の確認をします。
コリ感や痛みの強さや、痛みを感じる範囲はどうですか?
効果があれば、その場で痛みが改善します。
「変化が分からない」=「改善がない」 場合は、他のツボを試してください。
この痛みやコリを感じる場所から選ぶツボで改善が見られない場合は、
次で紹介する、痛みが出る動作から選ぶツボを試してみてください。
→次記事:「肩こり・首こり・首の痛みに効くツボ その3 ~痛みの出る動作~」