麻生財務相:社会保障会議での発言を撤回、「適当でない面もあった」
1月21日(ブルームバーグ):麻生太郎財務相は21日、同日開かれた社会保障制度改革国民会議での自身の発言について、「私個人の人生観を述べたもの」としながらも、「公の場で発言したことは、適当でない面もあったと考える」と述べ、当該部分を撤回するとともに、議事録から削除するよう申し入れたいとのコメントを発表した。
共同通信は、麻生財務相が同会議で高齢者などの終末期医療に関し「政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」などと述べたと伝えた。財務相は同記事について会見し、「主語が抜けている。議事録でも『私は少なくとも』と主語を入れている」と述べていた。
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更新日時: 2013/01/21 17:28 JSTニュース一覧
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