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【芸能・社会】

生田斗真が全裸はりつけ!? 人気漫画「土竜の唄」映画化

2013年1月21日 紙面から

 イケメン俳優がまさかの大変身だ。人気漫画「土竜(モグラ)の唄」が同タイトルで映画化され、生田斗真(28)が主演することが決まった。ヤクザ組織壊滅のため警察から送り込まれる潜入捜査官役で、全裸ではりつけにされるなど過激な場面だらけ。三池崇史監督、脚本は宮藤官九郎氏と豪華タッグで抱腹絶倒のコメディーを目指す。東宝の配給で来年公開予定。

 累計350万部という高橋のぼる氏の原作は、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中。サッカーの内田篤人選手やオリエンタルラジオの藤森慎吾ら、ファンを公言する有名人も多く、小学館社内で「映像化が切望される最後の大物」とも言われていた。

 しかし主人公の玲二は、バカでドスケベなくせに女性経験がないという三枚目の設定。冒頭から車のボンネットに全裸ではりつけにされたり、股間をゴルフクラブで“タマ打ち”されそうになったりするが、「童貞のまま死にたくねえ!」と気合でピンチを乗り切る破天荒な役だ。女性とのエッチな場面も多い。

 生田は「源氏物語 千年の謎」(11年)では絶世の美男子光源氏を演じた、今をときめくイケメン俳優。「今までにない役なので楽しみ」とオファーを快諾すると業界内には衝撃が走り、小学館側も「本当ですか?」と聞き直したという。上原寿一プロデューサーは「ぶっ飛んだキャラも演じられる旬の俳優。二枚目役とは180度違うがダメ元でオファーした。見たことのない生田斗真になりますよ!」と、してやったりの表情だ。

 生田はイケイケな玲二になるため、金色に染めた髪を20センチ立てて衣装合わせに臨んだ。過激な作品を多く作る三池監督とは初タッグとなり、「三池&宮藤ワールドの地下深くまでどっぷり潜りたい。バッチコーイ!!」と気合をみなぎらせている。

 「全裸ボンネット」の場面は、原作では車のエンブレムで股間がかろうじて隠れていたが、上原プロデューサーは「本人がやります」とキッパリ。「前張りはするかしないか…うーん」と構想を練っており、ファンものけぞる名シーンが誕生するかもしれない。

 

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