自転車の赤信号無視が増加していることを受け、東京地検は、悪質な赤信号無視を繰り返した場合は運転者を略式起訴すると発表しました。

 東京地検によりますと、去年まで自転車による赤信号無視は、摘発されてもすべてのケースで不起訴処分としてきました。しかし、都内の交通事故全体の件数は減少しているにもかかわらず、自転車による赤信号無視は、一昨年で322件、去年は376件と増加する傾向にあります。こうしたことを受け、東京地検は、今月から携帯電話を使用しながらや2人乗りをしながらなど悪質な赤信号無視を繰り返した場合、罰金刑を適用するため、運転者を略式起訴すると発表しました。東京地検は、警視庁と協力して危険な自転車運転の取り締まりを強化したいとしています。

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