鹿児島県坊津町秋目
ここは唐招提寺を作った鑑真和尚が6度目のチャレンジでやっと日本にたどり着いた場所。 日本で撮影された「007は二度死ぬ」はここで撮影された。私が小学校3年生だった。(地図) この隣の町は野間池。薩摩半島最端である。 |
「007は二度死ぬ」の碑 | ション・コネリーのサイン | 丹波哲郎のサイン |
この入り江が撮影の現場。秋目浦 | スペクターの基地であった沖秋目島 | ソテツ自生地の北限です。 |
鑑真和尚の上陸の碑 | 唐様式の墓が残る | 薩摩半島の突端野間岬 |
その中でも最後のエリアに御影堂にある東山魁夷画伯の障壁画が展示されてあり、その最後に鑑真和上坐像がその脇に鑑真和上坐像を納めている厨子絵「瑞光」が在りました。これは写真などで鑑真和上の像を見るとその後ろにある群青色と緑の絵ですが、その絵はなんと、鑑真和上が、やっとたどり着いた秋目浦の様子が描かれていました。 左側の絵には今岳山(268m)から突き出た立神岬の上に月が描かれている。右側の上には太陽のしたに今にも秋目浦に入ろうとする東シナ海の群青の海を渡ってきた舟が描かれていた。 そして観覧する人々が口々に「坊津町」、「秋目」と言う言葉を口々にしていた。この国立博物館で故郷の名前を人々の口から聞き、涙が出るほど嬉しかった。 (2005年2月19日追加) |