小学生のための、ほうしゃのうの授業
2012年07月22日
カテゴリー: 放射能
埼玉在住の川根眞也先生による講演です。
小学生にも分かりやすく解説しています。
内容を少々文字起こしします。
★ほうれん草の放射線量を測る画像
ほうれん草を洗えば放射能は消えるという発言を基にした実験。
結果、放射能は洗っただけでは落ちないことが判明する。
★外部被爆と内部被爆の説明
ガンマ線よりアルファ線が危ない
遺伝子が傷つく理由
★内部被爆の仕組み
1.呼吸で吸い込む
2.食べ物、水で摂る
3.すり傷から入る
★内部被爆すると・・・
◎鼻血が出ます。
◎下痢をします。
◎髪の毛が抜けます。
◎ノドがイガイガする、咳が出る。
◎口内炎
◎湿疹
◎熱
◎目が見えなくなる
◎耳が聞こえなくなる
◎肩こり
◎膀胱炎
◎抵抗力が弱まる
★放射能の被曝線量の計算の話
放射線の単位=ベクレル
4350ベクレル(kg)の牛肉が放つ放射線の量の計算
(これは実際に大阪などに流通した牛肉)
放射線が1秒間に4350発出るということ。
これが体内に一時間あるとすると
一分、60秒で一時間60分だから3600秒
更に一日は
1時間=60分・・・・60分×24時間=1440分
1分=60秒・・・1440分×60秒=86,400秒
1日=24時間=1440分=86,400秒
それの一年分の放射線量は???
★放射線の単位の名称について、その大きさの違い。
●シーベルト(Sv)〔高〕
↓1000分の1
●ミリシーベルト(mSv)〔中〕
↓1000分の1
●マイクロシーベルト(μSv)〔小〕
1SvをmSvに直すと1000mSv
1mSvをμSvに直すと1000μSv
ということになる。
★シーベルトの意味(急性毒性の大きさについて)
1Sv ⇒ 急性放射線症(死に至る)
2Sv 100人中5人死亡
4Sv 100人中50人死亡
8Sv 全員死亡
(JCO東海村の事故の被曝量は17〜20Sv、2人とも死亡)
1mSv ⇒ 一般人の年間被曝量の限界値(それ以上してはいけない)
1μSv ⇒ 2011年3月15日、さいたま市、川口市で
観測、さいたま市、1.22μSv/h(マイクロシーベルト
パーアワー)
一時間の単位でパーアワーとなる
(普通は0.10が普通)
★空間線量の計算の仕方(一年分)
μSv⇒年間被ばく線量
仮に1μSv/hの放射線を一年間浴び続けたら
1μSv/h×24時間×365日
=1×8760
これを四捨五入して9000とすると
これをミリの単位に戻すと
一年間、9ミリシーベルトになる。
(一年間の許容量は1)
★細胞が一年間で総入れ替えする話。
★拡散した放射性物質は殆どが山に取り残された
野生のキノコの危険性
野生のキノコが自然の循環システムによって
セシウムをどんどん蓄積する仕組み。
★たった10ベクレル毎日食べ続けるとどれだけ蓄積するか?
2年後には1400ベクレルを超えてしまう。
★子供の心臓疾患
(チェルノブイリの子供の状態から)
5歳の子供の場合、子供の体重1キロ当たり
20〜30ベクレル蓄積するだけで
子供に不整脈が起こる
そして子供の突然死が増えた。
★子供の体重1キロあたりの蓄積量の差による子供の健康状態
0〜5ベクレルの子供は80%が正常
12〜26ベクレルの子供は40%が正常
このうち60%の子供は激しい運動が出来ない。
★尿検査の結果、尿から体内のベクレル数を計算する方法
仮に0.1ベクレルあるとして150倍する
すると、大体、体の中に15ベクレルくらいあることになる。
1ベクレルの場合は150ベクレルとなる。
★放射能の影響による奇形児の写真の紹介
★放射能に負けないために
*自分の未来は自分で決める
*放射能の勉強をする
*「専門家」を疑うこと
*海外の放射能による被害を調べる事
イラク、アメリカ、マーシャル諸島の人の話など
広島・長崎の原爆の経験者の話を聞く。
第五福竜丸の話を聞く。
(ここからは私のオススメ)
映画「風が吹くとき」を見よう!TUTAYAにあるよ!
http://www.youtube.com/watch?v=nNypqSBMkh4
こちらでも見れます。
小学生にも分かりやすく解説しています。
内容を少々文字起こしします。
★ほうれん草の放射線量を測る画像
ほうれん草を洗えば放射能は消えるという発言を基にした実験。
結果、放射能は洗っただけでは落ちないことが判明する。
★外部被爆と内部被爆の説明
ガンマ線よりアルファ線が危ない
遺伝子が傷つく理由
★内部被爆の仕組み
1.呼吸で吸い込む
2.食べ物、水で摂る
3.すり傷から入る
★内部被爆すると・・・
◎鼻血が出ます。
◎下痢をします。
◎髪の毛が抜けます。
◎ノドがイガイガする、咳が出る。
◎口内炎
◎湿疹
◎熱
◎目が見えなくなる
◎耳が聞こえなくなる
◎肩こり
◎膀胱炎
◎抵抗力が弱まる
★放射能の被曝線量の計算の話
放射線の単位=ベクレル
4350ベクレル(kg)の牛肉が放つ放射線の量の計算
(これは実際に大阪などに流通した牛肉)
放射線が1秒間に4350発出るということ。
これが体内に一時間あるとすると
一分、60秒で一時間60分だから3600秒
更に一日は
1時間=60分・・・・60分×24時間=1440分
1分=60秒・・・1440分×60秒=86,400秒
1日=24時間=1440分=86,400秒
それの一年分の放射線量は???
★放射線の単位の名称について、その大きさの違い。
●シーベルト(Sv)〔高〕
↓1000分の1
●ミリシーベルト(mSv)〔中〕
↓1000分の1
●マイクロシーベルト(μSv)〔小〕
1SvをmSvに直すと1000mSv
1mSvをμSvに直すと1000μSv
ということになる。
★シーベルトの意味(急性毒性の大きさについて)
1Sv ⇒ 急性放射線症(死に至る)
2Sv 100人中5人死亡
4Sv 100人中50人死亡
8Sv 全員死亡
(JCO東海村の事故の被曝量は17〜20Sv、2人とも死亡)
1mSv ⇒ 一般人の年間被曝量の限界値(それ以上してはいけない)
1μSv ⇒ 2011年3月15日、さいたま市、川口市で
観測、さいたま市、1.22μSv/h(マイクロシーベルト
パーアワー)
一時間の単位でパーアワーとなる
(普通は0.10が普通)
★空間線量の計算の仕方(一年分)
μSv⇒年間被ばく線量
仮に1μSv/hの放射線を一年間浴び続けたら
1μSv/h×24時間×365日
=1×8760
これを四捨五入して9000とすると
これをミリの単位に戻すと
一年間、9ミリシーベルトになる。
(一年間の許容量は1)
★細胞が一年間で総入れ替えする話。
★拡散した放射性物質は殆どが山に取り残された
野生のキノコの危険性
野生のキノコが自然の循環システムによって
セシウムをどんどん蓄積する仕組み。
★たった10ベクレル毎日食べ続けるとどれだけ蓄積するか?
2年後には1400ベクレルを超えてしまう。
★子供の心臓疾患
(チェルノブイリの子供の状態から)
5歳の子供の場合、子供の体重1キロ当たり
20〜30ベクレル蓄積するだけで
子供に不整脈が起こる
そして子供の突然死が増えた。
★子供の体重1キロあたりの蓄積量の差による子供の健康状態
0〜5ベクレルの子供は80%が正常
12〜26ベクレルの子供は40%が正常
このうち60%の子供は激しい運動が出来ない。
★尿検査の結果、尿から体内のベクレル数を計算する方法
仮に0.1ベクレルあるとして150倍する
すると、大体、体の中に15ベクレルくらいあることになる。
1ベクレルの場合は150ベクレルとなる。
★放射能の影響による奇形児の写真の紹介
★放射能に負けないために
*自分の未来は自分で決める
*放射能の勉強をする
*「専門家」を疑うこと
*海外の放射能による被害を調べる事
イラク、アメリカ、マーシャル諸島の人の話など
広島・長崎の原爆の経験者の話を聞く。
第五福竜丸の話を聞く。
(ここからは私のオススメ)
映画「風が吹くとき」を見よう!TUTAYAにあるよ!
http://www.youtube.com/watch?v=nNypqSBMkh4
こちらでも見れます。