神戸淡路鳴門道のひき逃げ 出頭男を逮捕 |

神戸淡路鳴門自動車道 |
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14日夜、兵庫県南あわじ市の神戸淡路鳴門自動車道で、普通乗用車に追突された軽乗用車を運転していた女性が死亡した事件で、普通乗用車を乗り捨てて逃走していた男が逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、兵庫県南あわじ市の漁師・小川羊一容疑者(42)です。
小川容疑者は14日夜、南あわじ市の神戸淡路鳴門自動車道の上り線で、軽乗用車に追突し、軽乗用車から車外に投げ出された稲山桂子さん(63)を放置したまま逃走し、死亡させた疑いがもたれています。
15日午後になって小川容疑者が警察に出頭し、事情を聴いていましたが容疑が固まったため逮捕しました。
調べに対し小川容疑者は「事故を起こして怖くなって逃げた」と容疑を認めています。
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2013/01/16 0:42:
更新) |
毛皮のコートに隠して覚醒剤を密輸しようとした米国人女を逮捕 |

コートの裏地部分に |
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スーツケースに入れた毛皮のコートに末端価格1億5千万円分の覚醒剤を隠して密輸しようとした疑いで、アメリカ人の女が逮捕されました。
毛皮のコートの裏地に隠されていたのは約2キロの覚醒剤でした。
覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、アメリカ国籍のランサム・シャンテーラ・ニコール容疑者(34)です。
ニコール容疑者は12月24日、カタールから関西空港に到着した際、スーツケースの中の毛皮のコートに覚せい剤を隠し、販売する目的で密輸しようとした疑いがもたれています。
警察によりますと、覚醒剤は毛皮のコートに2袋に分けて縫い付けられていて、押収された量は約1.9キログラム、末端価格にして約1億5400万円分に上るということです。
警察の調べに対しニコール容疑者は「毛皮のコートは私の物だが覚せい剤は知らない」などと容疑を否認しています。
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2013/01/16 0:37:
更新) |
高2自殺の桜宮高校 バスケットボール部とバレー部が無期限の活動停止 |

市教委「全部調査してからでないと、部活動再開の理解が得られないのではないか」 |
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自殺した大阪市立桜宮高校の男子生徒が、バスケットボール部の顧問から体罰を受けていた問題で、市の教育委員会はバスケットボール部の無期限の活動停止処分にしました。
【義家弘介・文部科学大臣政務官】
「教育としての部活動がいつのまにか勝利至上主義になっていないか、これは教育なのか競技なのか」
大阪市を訪れたのは、ヤンキー先生として知られる文部科学省の義家弘介政務官。
およそ1時間、教育委員会や大阪市立桜宮高校の佐藤芳弘校長から事実関係を聞きました。
桜宮高校では先月、2年生の男子生徒がバスケットボール部の顧問から体罰を受けた翌日に自殺しました。
顧問は「強いクラブにするために体罰は必要だと思う」と話し、日常的に体罰を加えていたことを認めています。
会議で義家政務官が指摘したのは、「部活動での厳しい指導と、暴力行為との具体的な線引き」です。
【義家弘介・文部科学大臣政務官】
「気合を入れるために平手打ちなんていうのは前時代的。それが教育現場で日常的に行われているなんて異常。部活動指導においてどうあるべきか徹底した議論が必要」
義家政務官は、「ミスしたときにコートを走らせるのはいいのかなどありえる罰の定義を見直すべきだ」と話し国で指導の指針を定める考えを示しました。
また、大阪市教育委員会は会議を開き、桜宮高校のバスケットボール部と、同じく別の顧問による体罰が明らかになったバレーボール部について、体罰を伴わない指導方法が確立されるまで無期限の活動停止処分にしました。
【大阪市教育委員会・川本祥生総務課長代理】
「生徒に責任がないとは認識しているが、桜宮高校の現状を見ますとここだけということだとここだけをやればいいが、何件かあったということをふまえると全部調査してからでないと、再開の理解が得られないのではないかと」
会議で議論になったのは、「問題行動を起こした生徒への体罰」と「部活動での体罰」の線引きです。
教育委員の一人は、「何の落ち度もないこの男子生徒や、運動部の部員への体罰は、暴力だ」と話し、部活動と生活指導を整理してガイドラインを作るべきだと主張しました。
【大阪市教育委員会大森不二雄委員】
「『多少の体罰を認めないと教育が成立しない』という市民の間でも議論があるが、(問題のある生徒への生活指導と)全部ごっちゃにして体罰という言葉でくくって語っている。暴力行為や暴言、ハラスメント(嫌がらせ)がスポーツの指導に必要だというのはありえないし、あってはならない」
桜宮高校では、バスケットボール部の顧問が定められた年数を超えて学校に在籍していたことで、他の教員が意見をいいにくい環境になっていたという指摘もあることから、大阪市教育委員会は、人事異動の制度についても改善を図る方針です。
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2013/01/15 19:30
更新) |
兵庫県警警部補らの”調書ねつ造”事件 やりとりの音声データを入手 |

情報の見返りに接待を受けていたのか |
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兵庫県警の警部補ら4人が、嘘の供述調書を作成したとして逮捕された事件で、関西テレビは、その時のやりとりを録音したとされる音声を入手しました。
虚偽公文書作成の疑いで逮捕されたのは、兵庫県社警察署の警部補・常深洋蔵容疑者(52)と巡査部長・松本和也容疑者(33)、知り合いの不動産業者ら4人です。
常深容疑者らは、おととし12月、覚せい剤取締法違反事件の捜査で「知人が覚醒剤を持っているのを見た」という不動産業者から聴取した際、実際には3月頃に目撃したのに、10月頃に見たことにして嘘の供述調書を作成した疑いが持たれています。
このときのやりとりを録音したとされる音声データが、一緒に聴取を受けていた男からフリージャーナリストに送られていたことが分かりました。
【フリージャーナリスト・寺澤有氏】
「4人で謀議しながら調書を作っていく様子が入っていた」
【音声データ】
松本容疑者
「シャブ(覚醒剤)はいつですか?」
知人の男
「今年の春先くらいちゃいます?そこで見たんは」
松本容疑者
「半年も経っとったら『(覚醒剤が)ないやろう』となって、出えへん場合があるんですよ、(捜索)令状が」
調書に記載する目撃時期によっては捜索令状が出ないことを意識したのか、誘導とも取れる質問が続きます。
松本容疑者
「(覚醒剤)を3月以降は見ていないですね?」
知人の男
「持っているところをダイレクトに見たというのは・・・」
常深容疑者
「適当に『2ヵ月ほど前に見た』とか書いとったらええやん。一緒やで。もう調書とっとんねんから」
知人の男
「北野坂で会ってますわ僕。2ヵ月くらい前。そのときも見せてもらった!」
この後、松本容疑者がねつ造を裏付けている声も収録されています。
松本容疑者
「正直、僕が(文章を)作ったところがあるんで・・・。注射器とか入っていないということでしたけど、信憑性を高めるために入れておきます」
なんとも親密な関係を伺わせるやり取りですが、実際、常深容疑者と松本容疑者は不動産業者らと一緒に高級クラブに行っていて、写真も残されていました。
一方、その後の警察の調べで、常深容疑者は不動産業者に対し、捜査車両の情報を漏らしていたことが分かりました。
警察は、常深容疑者が情報の見返りに度々接待を受けていた疑いもあるとみて、地方公務員法違反の疑いでも捜査しています。
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2013/01/15 19:30
更新) |
卵子を無償提供 国内初の支援団体 |

「倫理的には解決しないといけないことはある、卵子提供についての議論がさらに起これば」と団体 |
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病気で卵子がない女性のために、第三者から無償で卵子の提供を募り、支援するための民間団体が日本で初めて設立されました。
「OD−NET」は、卵巣機能が低下して排卵ができない「ターナー症候群」や若くして月経が終わる「早発閉経」の患者に、第三者から卵子提供を募るために日本で初めて設立されました。
不妊に悩む女性が第三者から卵子提供を受けるには、主に海外に渡航するしかありません。
OD‐NETでは、35歳未満で子供がいるなどの条件を満たした女性に限定し15日から卵子提供の募集を始めました。
【OD‐NET会員・塩谷雅英医師】
「倫理的には解決しないといけないことはあると思うけれども、卵子提供についての議論も国内でさらに起こっていけば、いい方向に行くと思う」
OD‐NETには、既に50人以上の問い合わせが来ていますが今後、安全性についてなどの議論を呼びそうです。
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2013/01/15 19:30
更新) |
”新出生前診断”を大阪大学が実施へ |

「正式に診断を導入するにはカウンセリングなど体制の整備が必要」と大阪大学 |
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大阪大学は、妊婦の血液から胎児のダウン症などを調べる新たな出生前診断を、研究の一環として実施することを決めました。
大阪大学は、15日、附属病院で新しい出生前診断を実施することを医学倫理委員会が承認したと発表しました。
新たな出生前診断は、妊婦の血液に含まれる胎児のDNAを調べることで、ダウン症など3種類の染色体異常を高い確率で判定できます。
これまでの腹部に針を刺す「羊水検査」と比べ安全で、妊娠初期に診断が可能ですが、「染色体異常の胎児を中絶し命の選別につながる」という批判もあります。
大阪大学は、早ければ3月から、臨床研究の一環として、50例の実施を予定していますが、「正式に診断を導入するにはカウンセリングなど体制の整備が必要」と話しています。
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2013/01/15 19:30
更新) |
神戸鳴門淡路道・ひき逃げで42歳男から聴取 |

女性は車から投げ出されたとみられる |
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兵庫県南あわじ市の神戸淡路鳴門自動車道で、普通乗用車が軽乗用車に追突し、軽乗用車の女性が死亡しました。
警察は、普通乗用車の所有者の男性から事情を聴いています。
14日午後11時頃、南あわじ市の神戸淡路鳴門自動車道の上り線で、普通乗用車と軽乗用車が衝突しました。
車の約40メートル手前では、軽乗用車を運転手していたとみられる稲山桂子さん(63)さんが倒れていて、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
普通乗用車が軽乗用車の後部に追突し、稲山さんがはずみで外に投げ出されたとみられ、普通乗用車の運転手は車を現場に乗り捨てて逃走しました。
警察が捜査していたところ、15日午後2時前に、車の所有者の42歳の男性が出頭してきました。
警察は、この男性が車を運転していたかどうか事情を聴いています。
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2013/01/15 19:30
更新) |
便器の水を飲むよう強要した疑いで中学生3人逮捕 兵庫・尼崎市 |

1人は容疑を認め、2人は否認 |
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兵庫県尼崎市で、中学2年の男子生徒に便所の汚水を無理やり飲ませたなどとして中学3年の男子3人が逮捕されました。
警察によりますと、尼崎市の中学3年の男子3人は去年10月「自分たちの悪口を言った」などとして中学2年の男子生徒(14)を市内の公園に呼び出し、公衆便所の便器の水を飲むよう強要した疑いがもたれています。
また3人は、他の公園で男子生徒に土下座させたり裸になるよう強要したということです。
警察によりますと4人は遊び仲間で、男子生徒にケガはなく、金銭の要求もありませんでした。
調べに対し1人は容疑を認め、2人は「身に覚えがない」などと容疑を否認しています。
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2013/01/15 19:30
更新) |
阪神・淡路大震災からまもなく18年 鷹取地区で慰霊祭 |

亡くなった人に思いをはせて |
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阪神・淡路大震災から今月17日で18年になります。
多くの犠牲者が出た神戸市長田区の鷹取地区では、亡くなった人たちを偲ぶ慰霊祭が開かれました。
神戸市長田区日吉町の鷹取ポケットパークで開かれた慰霊祭には、住民約40人が参加しました。
鷹取地区は、地震とその後の火事で壊滅的な被害を受け、住民約100人が犠牲となりました。
慰霊祭では、亡くなった一人一人の名前が読み上げられ、集まった人たちは18年前に思いをはせ、静かに祈りを捧げました。
【地区の自治会長・石井弘利さん】
「亡くなった人たちの目も頭も顔も、どんな格好やったかということもみんな覚えているから」
住民たちは、慰霊祭を若い世代に引き継ぎ震災を風化させないようにしたいと話しています。
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2013/01/15 19:27
更新) |
小学校でどんど焼き 京都・舞鶴市 |

志楽小学校(京都・舞鶴市) |
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京都府舞鶴市の小学校では、正月の書き初めやしめ飾りを燃やし健康を願う「どんど焼き」が行われました。
舞鶴市の志楽小学校では午前9時過ぎから全校児童が校庭に集まりました。
そして担任の先生たちから「どんど焼き」の説明を受けた後、積み上げられたしめ飾りや書き初めに火が付けられました。
どんど焼きで灰が高く舞い上がると字が上達するという言い伝えもあることから、自分の書き初めの灰が空高く上がることを祈る児童の姿も見られました。
灰は、児童や先生がそれぞれ持ち帰り、家の庭先にまいて一年の無事を祈るということです。
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2013/01/15 15:12
更新) |
USJの偽チケットで換金か 78歳の男を逮捕 |

1000枚以上換金か |
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偽の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の入場引換券を換金し、金券ショップから現金を騙し取った疑いで78歳の男が逮捕されました。
偽造有価証券行使と詐欺の疑いで逮捕されたのは東京都江戸川区の無職・神馬實容疑者(78)です。
神馬容疑者は去年7月偽造されたユニバーサル・スタジオ・ジャパンの入場引換券を女性に大阪市内の金券ショップに持ち込ませ、50枚以上を換金して約30万円を騙し取った疑いがもたれています。
警察によりますと偽造された引換券は本物と見分けがつかないほど精巧に作られていて、神馬容疑者は偽造とは知らせずに複数の女性を使って金をだまし取っていたということです。
神馬容疑者は大阪府や兵庫県の店でこれまでに1000枚以上を換金していたとみられ、被害総額は約500万円に上るということです。
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2013/01/15 12:17
更新) |
京都の府営団地で火事 住民の63歳男性が死亡 |

田添さんは足が不自由、との話も |
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京都市伏見区で府営団地の一室を焼く火事があり、焼け跡から住民の63歳の男性の遺体が見つかりました。
15日午前1時半ごろ、京都市伏見区桃山町の「府営伊賀団地」の住民から「3階の窓から炎が出ている」と消防に通報がありました。
消防車など24台が駆けつけ火は約1時間半後に消し止められましたが、団地の一室の寝室部分、約10平方メートルが焼けました。
この火事で焼け跡から、この部屋に一人で住む田添清隆さん(63)の遺体が見つかりました。
【近所の住民】
「煙と火が本当にすごかった。(田添さんは)車いすで足が不自由だった」
警察は、消防と合同で現場検証を行い、出火原因を調べています。
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2013/01/15 12:12
更新) |
取調べで暴行を受けたウガンダ国籍の男 覚醒剤事件の裁判で無罪主張 |

タマレ被告は「違法な捜査で見つかった証拠」と主張 |
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覚せい剤を密輸したとして取調べを受けた際、警察官から暴行を受けたウガンダ国籍の男の裁判が始まり、男は無罪を主張しました。
覚せい剤取締法違反などの罪に問われているのは、ウガンダ国籍のタマレ・フレッド・ケリー被告(39)です。
起訴状などによりますとタマレ被告はおととし、共犯の男と覚醒剤約1.2キロを飲み込んで密輸した罪に問われています。
タマレ被告を逮捕した大阪府警の元巡査部長は、取り調べで暴行をした罪で有罪判決を受けています。
15日の裁判でタマレ被告は「覚せい剤という認識はなかった。税関職員に強く迫られて受けた違法なX線検査で見つかった証拠だ」と無罪を主張しました。
一方、検察側は冒頭陳述で「職員の説得の過程で不適切な点はあったが、同意の上で検査をした」と主張しました。
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2013/01/15 12:11
更新) |