橋下市長 生徒に「入試中止」意図を説明 |

橋下市長「入試を継続すれば大阪の恥」 |
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大阪市の橋下市長は21日朝、桜宮高校を訪れ、体育科の入試を中止するよう強く求めている意図を生徒に直接説明しました。
桜宮高校では、バスケットボール部のキャプテンが顧問の体罰を受けた翌日に自殺していて、橋下市長は体罰を容認する意識を変えるために体育科など2学科の入試を中止するよう教育委員会に求めています。
これに対し、生徒が強く反発していることから、21日朝、学校を訪れた橋下市長は、「クラブで勝つより重要なことがある。気持ちはわかるが、入試を継続すれば大阪の恥」と話しました。
また、21日の市議会で橋下市長は「生徒と先生の信頼関係がすごいだけに一歩間違えば大変なことになる」と述べ、改めて入試を中止する必要性を訴えました。
大阪市教育委員会も橋下市長とは別に生徒から直接意見を聞いていて、21日夕方に会議を開いて結論を出す方針です。
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2013/01/21 12:18
更新) |
都島PTA協議会 入試中止に反対 |

入試実施を市教委に要請 |
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大阪市の橋下市長が桜宮高校の入試の中止を要請していることに対し、桜宮高校がある都島区のPTA協議会は中止しないよう教育委員会に求めました。
大阪市立桜宮高校ではバスケットボール部のキャプテンが顧問から体罰を受けた翌日に自殺していて、橋下市長は体育科とスポーツ健康科学科の入試を中止するよう教育委員会に求めています。
これに対し、桜宮高校がある都島区のPTA協議会は20日、区長や市議会議員を交えた臨時の実行委員会を開きました。
実行委員会では「子どもたちのことを考えて欲しい」などと、入試の中止に反対する意見が相次いだということです。
PTA協議会は入試の中止に反対することを決議し21日朝、教育委員会に要請しました。
教育委員会は午後会議を開き、入試を実施するかどうか判断する予定です。
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2013/01/21 12:18
更新) |
大阪府立聴覚支援学校で教諭2人が生徒に暴力 |

教諭 学校側には内容を過少申告 |
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大阪府の聴覚支援学校の教諭2人が、男子生徒に対し頭などを十数回叩くなどの暴力をふるっていたことがわかりました。
2人は暴力の内容について、学校に過少申告していました。
大阪府立生野聴覚支援学校の50代の女性教諭と40代の男性教諭は、去年12月、中学部の男子生徒に対し生活指導の際、頭や顔を十数回叩き背中を踏む暴力をふるいました。
男子生徒は軽いケガです。
2人は当日、学校に「2、3回ビンタをして背中を踏んだ」と回数を過少申告していました。
大阪府教育委員会は「あってはならない事案で、再発防止に努めたい」と話しています。
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2013/01/21 12:15
更新) |
文科省 全国学力テストへの泉佐野市の参加認めない方針 |

「成績公表」意向の千代松市長 |
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ことし4月に行われる全国学力テストについて、文部科学省は学校別の成績を公表する考えを示す大阪府泉佐野市の参加を認めない方針を固めました。
小・中学生を対象に行われる全国学力テストについて、泉佐野市の千代松大耕市長はこれまで市内17校の成績を公表し、学力向上につなげたいとの考えを示していました。
一方、文部科学省は学力テストの実施要領の中で「序列化や過度の競争を招く」として各自治体の教育委員会に成績を公表しないよう求めています。
このため文部科学省は泉佐野市が公表を前提とする場合には、テストへの参加を認めない方針を固めました。
泉佐野市教育委員会は「文部科学省の考えを市長に伝えて、子どもたちのためにも学力テストに参加できるよう協議をしたい」と話しています。
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2013/01/21 12:13
更新) |
節分・富久豆づくり |
滋賀県の和菓子メーカーでは、節分のお菓子「富久豆」づくりが始まりました。
滋賀県近江八幡市の和菓子メーカーでは、職人さんたちが節分のお菓子「富久豆」をひとつずつ手作業で作っています。
「富久豆」は、砂糖がけした煎り豆とお多福のお面がセットになっているもので、穢れをはらい新しい季節を迎える節分を祝う縁起物として人気があります。
お多福の面は山芋や小麦粉などを混ぜて作ったもので、職人さんが食用の紅などを使ってやわらかい表情を描いていきます。
愛らしい目や口をひとつひとつ描いていくため、お面は1日に650枚作るのが限度だということです。
いつも笑顔で過ごせるようにという願いをこめてふっくらとした微笑みを浮かべたお面は、今年は8520枚作られます。
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2013/01/21 12:11
更新) |
東寺で初弘法 |
弘法大師ゆかりの寺、京都の東寺では、ことし最初の縁日となる「初弘法」が開かれ参拝客で賑わっています。
線香の香りがたちこめる弘法大師像の前には、ことし1年の無病息災を願う参拝客が集まっています。
世界遺産に指定されている東寺はかつて弘法大師・空海が真言宗の研修道場とした歴史をもちます。
毎月21日に弘法大師の命日にちなんで「弘法さん」と呼ばれる縁日が開かれますが、その年の最初に開かれる縁日が「初弘法」と呼ばれ特に賑わいをみせます。
境内には千軒以上の露店が立ち並び、今年の干支である巳の置物や、漬け物など様々な商品が売られています。
店からは威勢のよい掛け声が響き渡り、訪れた人はお目当ての商品の品定めをしていました。
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2013/01/21 12:10
更新) |