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2009年10月11日

◆自分の「腸」の中に爆薬を仕込むテロリストのやり方  [News]

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自分の「腸」の中に爆薬を仕込むテロリストのやり方

今までの自爆テロと言うのは、例えば爆薬を自分の体に巻き付けたりして行われていましたが、最近もっと巧妙に爆薬を隠すために自分の「腸」の中に爆薬を隠すと言うやり方が出現しているそうです。
この方法ならばボディータッチはおろか、仮に裸になっても見ただけではわからないために世界中のセキュリティーサービスが用心しているそうです。

実際の今年の9月の始めにアルカイダによって公開された映像には、アルカイダのリーダーの一人である23歳のAbdullah bin Hassan bin Taleh Assiri氏と言う人物が映像の中で金属製のシリンダーに入っている爆薬と起爆装置を手にしてその効果を自慢したそうです。

この爆薬を使ってテロは既に実際に起きているそうで、今年の8月にサウジアラビアのテロ防止省の元にこのアルカイダのAssiri氏から電話がかかってきたそうです。
その内容は、テロ組織が完全に降伏をするので、そのテロ防止省の大臣の前で直接謝罪がしたいっとする内容だったそうです。ちなみその大臣と言うのはサウジアラビアの王族のMohammed bin Nayef皇太子です。

そして実際にテロ組織の一員が姿を現し、皇太子に会うまでに入念にボディーチェックが行われ疑わしいモノは何も発見出来なかったそうです。その時にこのテロリストは自分の腸の中にその爆薬を隠していたそうです。

爆薬は仲間のテロリストによって遠隔で起爆させられ、幸いなことに皇太子は爆発した時に近くにいなかったので軽傷で済んだそうですが、テロリストがいた部屋は破壊されテロリスト自身も70もの破片になって吹き飛んだそうです。皇太子の暗殺を狙ったテロだったワケですが、どうにか未遂で終わったそうです。

この方法が広く使われるならば、航空業界などは更なる脅威にさらされると言います。
X線を使えばこの体内の爆薬と言うのは発見することが出来ますが、世界中の全ての空港にそのような装置が配備されていることもなく、又頻繁にx線と使った検査を受けると乗客の体の方にも悪影響が出かねません。
他の回避方法としては、金属探知器を使ったチェックをより厳重にすることだそうです。

外科医のSergey Goryachev氏によると、この腸の中に爆薬を隠すと言うのは、胃の中だと強力な酸によってシステムが壊れてしまうために腸の中に隠し持っているモノと思われるそうで、人間の腸ならば最高で1kgくらいのプラスチック爆弾を入れることが出来るそうです。
もしもコレが空を飛んでいる航空機で爆発したら、すぐに墜落とは行かないにしても航空機の壁に穴が開いて内部が減圧して大惨事は免れないと言います。

ただ、テロリストの方にするとこの腸に隠す爆薬と言うのは群衆の中で行う自爆テロにはあまり向いていないそうで、実際に爆発してもその間近にいる1〜2人を巻き込み殺害し、更に4〜5人を負傷させるくらいの威力となるそうです。ただし、爆薬の中に殺傷能力を高める釘や金属片などが仕込まれているともっと影響は拡大する可能性があるそうです。

・・・・・・。
今までにも似たような手口ってのはあったのかもしれませんけど、ここまで組織化されてシステム化されているってのは確かにかなり脅威ですよネ。



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