学校生活の様子

  • 学校でがんばっている生徒からの、病院実習や仕事との両立について、
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  • 「戴帽式」
  • 第47回戴帽式が、平成24年10月27日(土)に行われました。
  • 第47回生37名が晴れ渡る空のもと、戴帽を受けました。
  • 入学して半年が経ちましたが、全員で「ナイチンゲール誓詞」を唱和し、
  • 看護師になる決意を新たにした、晴々しい式となりました。

「戴帽式に向けていま思うこと」


宇山 恵


自分の名前があるか不安に思いながら入学式に臨んだあの日から半年が過ぎました。今でも、学校で過ごせる日々を感謝しながら通っています。

初めは、各臓器の位置も解らずに授業を受けていて、本当に自分は看護師に向いているのだろうか、職場が学校から遠い私は仕事との両立ができるのだろうか、家事との両立はできるのかと不安だらけで、体調を崩し学校を6日間も休み、授業についていく事が一層難しくなりました。

そんな私も戴帽認定を受け、一つずつ課題を乗り越えているところです。

戴帽式での楽しみはなんといっても白衣を着れることです。涙もろいので今から泣いてしまわないか不安で仕方ありません。

受験生の時は周りに受験する人がいなく一人で孤独でしたが、今は膨大な勉強の量ではありますが、同じ目標を持つ仲間がいて、たわいない話をする仲間がいることが私を支えてくれています。人の温かさを再び実感しています。

血圧測定のテストがあった際、家族に患者役になってもらい、「腕が痛い」と言われる程練習しましたが、嫌がりながらも協力してくれたときには応援してくれているのが伝わり嬉しくなりました。

長年社会人をしてきた私は、学生になったからこそ忘れていた大切なことに目覚めることができました。

戴帽式をクリアしたからといっても、まだまだ精進しなければならない日々が続きますが、これを乗り越えて看護師になり、一人の女性として社会貢献できる日が来るまで頑張ります。