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政治
変革の自民、若手台頭 衆院選後“最大派閥”強まる発言力
日本歯科医師連盟顧問でもある石井氏に対し、若手は「露骨な参院選対策だ」「若手の発言を封じ込めようとした」と不満を爆発。9日の部会で当選1回生が「看過できない」と攻撃し、終了後に厚生労働相経験者が「石井氏は言い過ぎだった」と取りなした。
衆院選を経て自民党の勢力図は激変した。公示前は5人で、衆院議員全体の4%だった当選1回生は119人となり、40%に急増。党内の“最大派閥”といえる存在になってきた。
自民党1回生には、石破茂幹事長主導の新人教育に「過度のスパルタ教育だ」との批判も出ている。
若手の台頭は自民党の変化を象徴する現象とはいえる。ただ、民主党政権では政府や党の方針に若手らが公然と反旗を翻す場面が目立ち、「決められない政治」の一因となった。
20日夜、公邸で安倍晋三首相と会談した石破氏は、記者団に「政府と与党の連携に齟齬(そご)がないようにという話をした」と強調した。
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