清水哲男(しみず・てつお)
1954年、京都市生まれ。
そのままのほほんと暮らし、某私立大学に入学。が、哲学なぞを専攻し、徹底的にのほほんとする。
そして卒業後もあいかわらずのほほんとしてしまう。
一応広告制作のプロダクションに勤めるが、3カ月でケツを割り、プータローをしながらあちこちフラフラする。
この時の経験がいまモノを言っていると胸を張りたいが、べつにそんなこともない。26歳の時に思い立ち、個人事務所を設立。フリーライターとして雑誌に売文したり、匿名で本を書いたりする。
いちばん多かったのは、企業のン周年記念とかで、経営者の自伝なぞを代筆する仕事。けっこう儲かった。調子に乗って人を雇い、事業を拡大したがバブル崩壊であえなく自爆。多額の借金を抱え、ええいっ、どうにでもなれ!と作家宣言をしてしまう。
要するに利潤追求を放棄したわけだよね。当然それ以来金のない生活を楽しみ、のほほんとしている。
1997年、40数年のほほんとし続けた京都から、男尊女卑、山坂達者、西郷、焼酎、桜島以外はなにもない鹿児島に移り住んだ。西南の諸島を歩くためだ。悪戦苦闘しながらも、やっぱりのほほんとしている。
著 作:「作家の部屋」を見てください。これ以外にも山ほどあります。さらに他人名義で出されている本は数え切れない。
趣 味:音楽/読書/旅/スポーツ/アウトドア/酒/歌/焼き鳥/島歌/たばこ
結 婚:20年ほど前、一度だけ
離 婚:いいもんです
子ども:たぶん多数
職 歴:コピーライター/宅配便ドライバー/スナック店長/ホテル清掃/建築労働者/割烹の下働き/書店経営/屎尿処理車助手/客引き/ヒモ/作家
特 技:放浪
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