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父親の年齢が子どもの精神障害に関係!?

  父親になるのが遅れた男性は、若い父親より、子どもに自閉症または統合失調症に関係する遺伝子変異を多く渡すようだと、科学者が報告しました。

  父親になるのを遅らせたい男性は、若いうちに自分の精子を冷凍保存することを検討するべきかもしれないと、専門家は言います。

  既に過去の研究が、高齢で父親になった男性の子どもは自閉症の発症リスクが増加する傾向があることを示します。

  新しい研究は、初めて、受精時の父親の年齢が、子どもがもつ自閉症などに関係する遺伝子変異の数に直接的に関係することを明らかしました。

  父親が 40 歳の時の子どもは、20 歳の父親の子どもと比べて、潜在的に有害な遺伝子変異を 2 . 5 倍も多くもっており、この差は父親の年齢が上がるほど拡大しました。

  子どもかもつこれらの遺伝子変異の 97 パーセントは高齢の父親から受け継いだものでした。対照的に、母親の年齢はこのリスクに全く影響しませんでした。

  この研究結果は、この数十年の自閉症の発症の増加は、部分的に父親となる平均年齢の上昇が原因であるという主張を支持します。

  アイスランドの Decode Genetics社のカリ・ステファンソン(Kari Stefansson)氏らが、Nature誌電子版に22日付で発表しました。

  この研究では、自閉症か統合失調症と診断された子どもをもつが両親は精神障害のない 78 家族の遺伝子配列を調べました。

  父親の年齢と子どもの遺伝子変異の数の間に直接的な相関があることを発見しました。

  平均で、20 歳の父親の子どもは 25 の遺伝子変異をもちましたが、40 歳の父親の子どもは 65 の変異をもちました。

  つまり、父親になる年齢が 1 年遅れる毎に、子どものもつ遺伝子変異が 2 つ増加しました。

  母親からは、年齢に関係なく、約 15 の遺伝子変異が子どもに渡されました。

  「父親の年齢は非常に重要でした。母親から受け継いだ遺伝子変異の数は一定していました。女性の卵子は生まれる前に形成されますが、男性は高齢になっても精子を生産し続けるからだろう」とステファンソン氏は言います。

  受精時の父親の年齢の上昇は、自閉症、統合失調症のような、恐らく失読症や知的障害も含んで、脳機能障害を増やすようだと、この研究者は述べています。

  この結果は、母親の年齢が、子どもの発達障害の発症リスクを決定する最も重要な要因であるという長年の仮定に異議を唱えます。

  高齢出産の母親では、流産や早産、ダウン症のような染色体異常のリスクが増えることが知られています。しかし複雑な発達的と精神的の問題に関しては、遺伝的リスクの大半は卵子ではなく精子に起因することをこの研究は発見しました。

  同誌の付随論説で、ミシガン大学の進化生物学の教授のアレクシー・コンドラショブ(Alexey Kondrashov)氏は、この結果に対して「若い男性が、自分の精子を将来の使用のために冷凍保存することは賢明な決断かもしれない」と述べています。

  また、高齢の父親はパニックをおこさないようにと別の専門家は言います。これらの精神障害の発症数は非常に少なく、父親になるのが遅れることでリスクが 2 倍になったとしても絶対リスクは非常に低いままです。50 代で父親になった多くの男性が健康な子どもを授かっています。

8/23/2012

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