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スポーツ
【出崎敦史のスポーツ言いたい放題】破局の果てに…傷心ミキティ、すべて捨て去るのはなぜ?
トヨタ側は2014年ソチ五輪までの支援を申し出たが、ミキティの方から辞退したという。
2度目の優勝を飾った2011年の世界選手権後にモロゾフ氏との師弟関係を解消。2012-2013年のグランプリシリーズは一度はエントリーしたが、コーチの後任が決まらず欠場していた。
そのあとには日本スケート連盟の特別強化選手指定もミキティの方から辞退を申し出ている。
CM出演もほとんどなくなった。そこへトヨタ退社に伴う支援停止、協会からの強化費支給打ち切り…。試合に出ていないので、獲得賞金額も限りなくゼロに近い。そんな事実上の無収入状態に加え、コーチもいない「はぐれ鳥」になってしまったミキティ。
国際舞台で活躍する一流フィギュアスケーターの活動費は年間3000万円~4000万円といわれる。コーチや振付師への謝礼、衣装代、遠征費、練習でのリンク使用料。スポンサーなしで選手個人ですべて負担するのは不可能に近い。言い換えれば、経済的基盤を失うことは競技生活の道を閉ざすことを意味する。
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