ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
1章 4月
1章番外編 それは紛れもなくヤツさ
私の名前は零夢っ!
左腕にサイコガンを持つ不死身のロボットっ!!
突然ですが私は今臨戦態勢に入っています
そう、マスターである亜稀先輩に危険が迫っているからですっ!!
それは突然のことでした・・・
私はいつものように亜稀先輩と朝食の用意をしていると突然やつが現れたのですっ!!
私はとっさに先輩を守るように敵の前に立ちはだかり、敵の出方をうかがっています
奴は非常に動きが素早く、私の気配を察したのかどこかへと隠れてしまいました
でも、私にはわかる・・・奴が私たちをどこかで見ていることをっ!!
一体どこから・・・どこから仕掛けてくる・・・?
私は意識を集中させ内蔵されている生体センサーをフルに活用し敵の居所を探る・・・
と、その時私はついに敵の姿を見つけたっ!!
今度は逃がさないっ!!
私は左腕を抜き、サイコガンを構え、そして・・・

「そこだーーーっ!!」

私は敵に向かいサイコエネルギーを撃ち放った
当たった!!
私は命中を確信し、にやりと笑みを浮かべる、そして・・・

「亜稀先輩っ!やりましたっ!!
もう大丈夫ですっ!!」

ふう、手ごわい相手だった・・・
私の視線の先にはサイコガンで撃たれ、黒こげになったゴキブリが倒れていた
敵を倒した私は懐からポッキーを取り出し、口に咥える
へへへ、やったぜ

「あのね・・・零夢・・・
ゴキブリにサイコガン使ってどうするのっ!?」

「ひゃうっ!
ごめんなさいっ!亜稀先輩っ!!」

どうやらゴキブリにサイコガンを使ってはいけないようです・・・
先日ゴキブリを目撃した時、亜稀先輩が悲鳴を上げていたので最優先撃破事項かと思ったんですけど・・・
うーん、なかなか難しいです
と、その時、私の生体センサーに多数の反応をキャッチしました
データ照合の結果「ゴキブリ」と判明
しかし、その数が尋常じゃありませんっ!!
冷蔵庫の奥に・・・流し台の下に・・・食器棚の裏に・・・
ありとあらゆる所にゴキブリの生体反応を確認っ!!

「あ・・・亜稀先輩・・・私たちゴキブリに包囲されています・・・っ!!
どうしましょうか・・・っ!?」

「はぁ、放っときなさい
こういうのはこれを設置していればいいの」

亜稀先輩はそういうと、なにやら台形で長細い箱を設置しています
箱には「ゴキブリホイホイ」と記載
あれは対ゴキブリ用のトラップなのでしょうか?
うーん、興味深い・・・


この日はこれで終了したのだが、後日ゴキブリホイホイの粘着シートに指が引っ付き、慌てふためいている零夢の姿があったという・・・
その時彼女は「指にゴキブリがっ!ゴキブリがっ!!」と泣き叫んでいた・・・


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。