中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

WBCの暫定登録メンバーを発表 米国は実力派ぞろいで打倒・日本

2013年1月19日 紙面から

 3月に開催される第3回WBCの主催者は17日(日本時間18日)、出場16チームの暫定登録メンバーを発表した。「打倒日本」を旗印に掲げる米国代表は実力派をそろえ、昨季ナ・リーグ本塁打王に輝いたブルワーズのライアン・ブラウン外野手(29)、昨季メッツでサイ・ヤング賞に選ばれたブルージェイズのR・A・ディッキー投手(38)ら27人が代表入り。過去2大会で精神的支柱だったヤンキースのデレク・ジーター遊撃手(38)は故障で選ばれなかったが、初制覇に向けて史上最強の布陣が出来上がった。

 野球発祥国の威信をかけて米国代表が豪華メンバーをそろえた。これから辞退者が増える可能性もあるが、伸び盛りの若手を軸にした堅実な顔触れとなった。

 大リーグ公式サイトによると、トーリ監督は救援陣を充実させたことを力説した。14投手中10人を中継ぎに費やし、2年連続でナのセーブ王に輝いたキンブレル(ブレーブス)や昨季39セーブのC・ペレス(インディアンス)らを選出。「球宴のようにする必要はない。1投手3イニングずつとかね。投手陣には細心の注意を払わなければならないし、今年は(球数の)制限が伴うから」とした。

 今回は各投手の球数制限が2009年の第2回大会よりも5球減り、継投で勝負せざるを得ない。先発ではディッキーのほか、元阪神のボーグルソン(ジャイアンツ)らがメンバー入り。ベンチ入りの残り1枠には2011年にサイ・ヤング賞に輝いた剛腕バーランダー(タイガース)が加わる可能性もある。

 野手では2大会ぶりにテシェイラ(ヤンキース)が選出され、昨季41本塁打のブラウン、好打のライト(メッツ)とともに中軸を担うもよう。巧みな選手起用に対応するため、内外野をこなすゾブリスト(レイズ)、ブルームクイスト(ダイヤモンドバックス)らもそろえた。

 過去2大会は鼻っ柱を折られた。第1回は2次リーグで敗退し、第2回も3位止まり。戦術重視の布陣で必勝を期す。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ