ihayato.書店という名前を冠しているだけありまして、これまで60冊ほどKindle書籍を購入しました。端末はNexus7で読んでいます。
ページめくりが遅い!
全体的には大変快適に使うことができているのですが、ただ一点、不満点を挙げるとすると、ページめくりが遅いんです。プロセッサの速度が付いてこないのか、ペラ、ペラ、ペラ…と1ページめくるのにけっこう時間が掛かるんですよね。
普通に読み進める上ではなんら不便ではないのですが、「あの記述ってあの本のどこら辺に書いてあるんだっけ…」と思い出すためにパラパラパラと読んでいく際に、なかなか難儀するんです。
また、1ページを1秒以内に処理するような「超速読」にも向いていません。超速読は本をスキャンするように読むテクニックですが、ページめくりが遅いのでスキャン速度がそのまま下がってしまうんです。
ついでにいえば、本を読み終わったあとに「ここは面白いな」と思った場所に「戻る」のが、これまた面倒です。一応ハイライトした場所に戻る機能はあるのですが、1冊に30〜40カ所ハイライトしてしまうと、辿るのも大変なのです。紙なら一瞬で戻れるんですが…。
というわけで、Kindle書籍の最大の難点は「ページめくりが遅いこと」です。この課題をクリアできるUIをつくることができたら、それはイノベーションと呼ぶべきものになるでしょう。保管、検索、持ち運び、購入など、その他の観点では電子書籍はメリットだらけですからね。
意外と?知られてないようですが、iPhoneでもKindle書籍は読めます。