福祉現場の人材不足解消に全力
厚生労働副大臣 桝屋敬悟氏
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国民とともに 公明党の副大臣
公明新聞:2013年1月7日付
―副大臣に就任しての抱負や決意を。
今回、図らずも2度目の厚労副大臣を拝命いたしました。大変な重責だと感じています。私は2009年の衆院選で落選を経験しました。その間、中国5県を中心に、福祉施設だけでも300~400カ所の現場を見て回りました。貴重な3年3カ月でした。この経験を無駄にせず、公明党出身の副大臣らしく汗をかいてまいります。
―労働、福祉、年金が担当ということですが。
労働分野については、まず景気・経済の回復が前提となりますが、公明党青年局がこれまで取り組んできた若者の雇用対策についても、国として早急に進めなくてはなりません。
また、福祉の現場の人材不足が深刻です。施設職員の処遇改善だけではなく、長年勤めてもキャリアパス(能力アップの道筋)が構築されないという問題もあります。若者が福祉の仕事に対して魅力を感じられるように変えていきたい。
―生活保護の見直しが指摘されています。
福祉の党・公明党として、生活保護制度のセーフティーネット(安全網)機能は絶対に後退させてはなりません。私は、これまでただの一度も現場の声を聞かずして、政策を決めたことはありません。これからも公明党のネットワーク力を十分生かし、厚労行政の充実に全力を挙げる決意です。
一方、民主党政権の3年3カ月で、年金に対する不信感が極めて大きくなりました。若者にも「年金は払ってももらえない」との意識が醸成されてしまったことは非常に残念です。これまでの税と社会保障の一体改革で、年金改革の第一歩が始まりました。信頼される年金制度の構築にも力を入れてまいります。
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