福島第1原発の港で採取した魚から1kgあたり25万4,000Bq検出
東京電力福島第1原発の港の中で採取した魚から、今まで最高の値となる1kgあたり25万4,000ベクレル(Bq)の放射性物質が検出された。
東京電力によると、1kgあたり25万4,000ベクレルの放射性物質が検出されたムラソイは、福島第1原発の港の中で、2012年12月20日に採取されたもので、この魚を200グラム食べると、0.8ミリシーベルト(mSv)内部被ばくするという。
これまで港でとれた魚で最高の値は、2012年10月に採取されたマアナゴの1万5,500ベクレルで、原因について東京電力は、事故当初に放出された放射性物質の影響が大きいとしている。
今後、東京電力は、港から魚が出られないように網の設置などの対策を、年内に進めるという。