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　「第４回ＡＫＢ総選挙」（６日、日本武道館）

　地方グループＳＫＥ４８の“下克上”が始まった。６４議席中１５人を占め、“Ｗ松井”は選抜メンバー入りを果たした。

　“エース”松井珠理奈（１５）は、昨年１４位から９位と浮上。「私は人前で泣くことが好きじゃなくて、悔しい気持ちがあっても我慢してきましたけど今日だけは許して下さい」と号泣した。

　珠理奈にとってもＳＫＥにとっても、激震の年だった。今年３月に珠理奈がＡＫＢ４８チームＫと兼任することが発表された。４月には、貧血に起因するめまいと過労で入院したが、今月１日にＡＫＢ４８劇場で“ＡＫＢメンバー”として公演デビューを果たした。動揺するチームを支えたのは珠理奈とともにＳＫＥを背負う松井玲奈（２０）だった。昨年と同じ１０位だった玲奈は「ここにいなかったら、私は普通の地味な、さえない女だったと思います」と瞳を潤ませた。

　ほかにも２４位に高柳明音（２０）、２５位に秦佐和子（２３）がランクインするなど、フューチャーガールズに３人、ネクストガールズに２人が選ばれた。“尾張の乙女”たちの大躍進がキラリと光った。