しぶとくやってるふうな映画館 塩尻の東座
先日映画を見に行ったのは、塩尻市にある東座(あずまざ)という映画館。前々から、セレクトセンスがいいと聞いていましたが、行ったのは初めて。塩尻駅からちょっと距離があるのと、前を車で通った時に駐車場があるようには見えなかったので、躊躇していたのでした。
で、今回、初めて行ったわけですが、塩尻駅から道がほぼ真っ直ぐなので、意外に近い。15分も歩けばついてしまいます。
こんな感じで、閑散としているのですが、中に入ってびっくり(@▽@;)。土曜日の10時からの回だったのですが、結構入ってました。これは地道に活動してきて、塩尻市民のあいだにその存在が根付き、映画を映画館で観ると言う習慣ができたんだと、感慨深いものがありました。これってすごいです。
で、何より面白いのは、2つ上映する場所が有り、1号館は名画やマニアックな映画を上映し、2号館の方で、ポルノ映画をやってることです。といっても、日活でさえ多分あんまり撮ってない。だから大蔵映画(いや~懐かしい、ほんとに)なんかもやっている。もう昭和そのものですよね~。
イラン映画の「別離」の横に、あ~んなポスターが貼ってあって・・・。盗まれないのかな・・・なんて(これ、ほんとに貴重だよね。欲しかったりしますm(_ _)m)。
支配人は女性の方なのですが、上映開始にあたって、非常に控えめな解説をしてくれました。何とも好感の持てる映画館です。このあとのラインナップもいいので、通ってしまいそうです。
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