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No.3235
2012年7月26日(木)放送
デモは社会を変えるか ~声をあげはじめた市民たち~
毎週金曜日、首相官邸前で「脱原発」を訴えるデモ。政治や社会運動とは無縁だった介護士や会社員がツイッターなどで呼びかけたところ、参加者が爆発的に増え、数万人規模にまで広がっている。政党や労働組合が組織的に動員する旧来型のデモと異なり、ネットなどで情報を得た個人が自発的に参加しているのが大きな特徴だ。子ども連れの主婦、仕事帰りの会社員、高齢者など多岐にわたる。さらにデモで知り合った“デモ友”同士が交流を深め、脱原発以外のテーマで連携する動きも出ている。いまなぜ、人々はデモに集うのか。民主主義のあり方を問う市民たちの姿を追う。
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2012年4月9日(月)
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学生や労働者が中心となってデモで国会を取り囲んだ60年安保。
その後、デモは過激化。
市民は背を向けるようになり日本では、大規模なデモはほとんど行われなくなりました。
それから40年。
関西電力大飯原発の再稼働を巡り始まったデモ。
参加するのはこれまで社会運動とは無縁だった普通の市民たちです。
子どもを連れた母親。
仕事帰りのサラリーマン。
さまざまな世代が思い思いに声を上げています。
参加者
「初めてです。
みんなの気持ちが伝わってきます。」
「国民の声をもっと政治に反映させてほしい。」
参加者は週を追うごとに増え続け大きなうねりになろうとしています。
デモの研究者 五野井郁夫高千穂大准教授
「デモや抗議行動が日常の風景になりつつある。
直接自分の声を伝えていくことは、今後も続いていくのではないか。」
なぜ今人々はデモに集うのか。
デモは、現代社会に何を投げかけているのか。
参加者の声を通して考えます。
デモは社会を変えるか ~声をあげはじめた市民たち~
- 様変わりするデモ
- 声をあげ始めた市民たち
- デモは社会を変えるのか
- デモに集う市民たち
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2012年7月25日(水)放送
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