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【体罰問題】橋下市長「入試実施なら予算執行しない」

1/17 19:01

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体罰を受けた生徒が自殺した大阪市立桜宮高校について、橋下市長は、体育科の入試を中止しない場合、教育予算を執行しない考えを示しました。

橋下市長は、「教育委員会が決めたことに対して、自動的に予算がつくわけではありません。僕には僕で予算の執行権があるので、きちんと行使します」と述べました。体育科の入試について教育委員会は、21日に結論を出すことにしていますが、橋下市長は中止しない場合、教育予算の執行停止などの対抗手段をとる考えを示しました。また、桜宮高校の体育系クラブの顧問教師全員を入れ替えない場合は、人件費も執行しないとしています。教育委員会は17日、大阪市立学校の校園長全員を集め、「10年を超えて同じ学校に勤務している教師は、必ず異動させる」などの方針を示しました。中学の校長会からは、入試の実施を求める要望書が提出されています。橋下市長は、「(要望書の提出は)教育者失格でしょう。どんどん公募で代えていきますよ。そんな校長とんでもないです。そんな校長いりません」と述べました。さらに橋下市長は今後、市立高校を府に移管することで、松井知事と合意したと話しました。

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