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弘実生が角巻きデザイン・制作
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弘前実業高校服飾デザイン科の3年生が17日、弘前市立観光館で自分たちがデザイン・制作した角巻き10点を発表した。21日まで同館ロビーに展示する。
角巻き制作は、伝統的な防寒具「角巻」を若い人たちに伝えようと津軽地吹雪会(角田周代表)が主催し、昨年に続き2回目。生徒37人はグループごとに、同会が所有していた角巻きをリメークした。
こぎん刺しやリンゴの模様で郷土色を出した角巻きや、「若い世代におしゃれに着てほしい」とファーやスタッズを使ったものまで多彩な作品が並んだ。
フェルトで花を作り、フードに羽を付けた須藤真弥さん(18)は「初めて角巻きを着たとき、後ろから抱きしめられたような温かさと重さを感じ、ぬくもりを表現した。角巻きは昔のものだが、すごく暖かいし、着てて気持ちいい」と魅力を話した。
ロビー展は五所川原市の金木観光物産館マディニー(23〜29日)、青森市のホテル青森(2月1〜7日)、五所川原市の立佞武多(たちねぷた)の館(同月9〜17日)でも開かれる。
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