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2013年1月17日(木) 東奥日報 ニュース



■ 「ふかうら雪人参」収穫本格化

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雪交じりの天候の中、土の中から姿を現した「ふかうら雪人参」を収穫する作業員=17日午前8時55分ごろ、深浦町舮作
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 白神山地の麓に広がる深浦町舮作地区で、名産「ふかうら雪人参」の収穫が進んでいる。17日は時折、雪が強く降る中、約20人の作業員が土の中から一本ずつ掘り起こしていった。

 雪人参は農事組合法人・舮作興農組合の農場約145ヘクタールの3分の1強を占める主力農産物で、年間生産量は約1200トン。冬の寒さで凍らないよう、普通のニンジンより糖分を多く蓄えているという。

 雪人参の一部は、町食産業振興公社が運営する町農水産物加工場で加工。公社がヤマキ(本社・愛媛県伊予市)と企画した「雪にんじんの冷製かけつゆ」(2月26日発売)にも雪人参ペーストが使用される。

 この日は、ショベルカーが膝上まで積もった雪を除いた後、トラクターがゆっくりと土を掘り上げると、円すい形に成長したオレンジ色の根が次々と姿を現した。作業員はニンジンの土を払いながら、黙々とプラスチックケースに収めていった。

 同組合代表の坂本正人さん(69)は「今年は大雪で除雪に手間がかかるけど、(ニンジンの)おいしさはいつも通り」と話した。収穫は4月まで。

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