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2013年1月18日(金) 東奥日報 ニュース



■ 弘前で積雪1メートル超え

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積雪が一時1メートルを超えた弘前市=17日午後4時ごろ、同市桜林町
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 冬型の気圧配置が強まった影響で県内は17日、津軽地方を中心に断続的に雪が降り続いた。弘前市では1982年の観測開始以来、最も早く積雪が1メートルを超え、市民が1日に何度も雪かきに追われていた。

 青森地方気象台によると、午後4時時点の弘前市の積雪は平年(38センチ)を大幅に上回る101センチとなり、24時間降雪量も31センチとなった。同11時時点の積雪は弘前市100センチ、青森市94センチ、五所川原市93センチなど。

 弘前市内の会社員桂田政栄さん(65)は「朝にきれいに片付けたのに、4時に帰ったらまた積もっていて、うんざり。(積雪1メートルは)大変だな」と雪の多さに驚き。同市内の主婦(49)は「朝から雪かきは4回目。今は2時間やっている。取りあえず1週間くらいお日さまが欲しい」と願いながらスノーダンプを押していた。

 弘前消防本部によると、この大雪で午前9時ごろ、同市桜林町で雪が詰まった流雪溝から水があふれたと通報があった。同町の市道約100メートルが冠水し、住宅2棟が床下浸水した。ほかに、同市悪戸村元の市道で冠水が1件あった。

 17日に豪雪対策本部を設置した弘前市は18日から都市整備部、市民環境部、健康福祉部の3部合同でパトロールを行う。3班(1班2人)体制で、生活道路に面した家屋でのつららの落下を防止したり、自力で除雪が難しい高齢者や障害者の状況把握に努める。

 青森地方気象台によると、18日は日中をピークにさらに強い寒気が入る。19日にかけて低温が続き、津軽地方は大雪になる所があるという。

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