「綿菓子屋さん ふわり。」34のおっさん奮闘記――犬猿？２ちゃんねるVIPとニコニコ動画…(7月11日)
2012.07.11 21:55:23 記者 : 力也 カテゴリー : ガジェ通 タグ : 綿菓子屋さん ふわり。
「綿菓子屋さん ふわり。」営業日報
福井から上京してきて東京で綿菓子屋さんをオープンしました「綿菓子屋さん ふわり。」店長、竹内力也(34)です。お店の状況やお店の周りで起きたことを日報としてお伝えします。本日の営業日報になります。
【7/10の売上発表】
来客数：約５２人
販売数：
綿菓子・・・・・・・・・・・112本
ラムネ・・・・・・・・・・・21本
チューペット・・・・・・・・9本
コーヒー・・・・・・・・・・2本
ウーロン茶・・・・・・・・・2本
ムギ茶・・・・・・・・・・・4本
缶バッヂ・・・・・・・・・・3
売上：¥18,125
リスナー参加型経営「ニコ生株主総会」とは？
「綿菓子屋さん ふわり。」は、ちょっと変わった経営スタイルを取っています。僕にお店の決定権はありません。何をするにも生放送に来て下さるリスナーさん達の許可が必要になります。私は生放送の視聴者（リスナー）を「株主」と呼び、お店の営業終了後は毎回ニコニコ生放送で「株主総会」を開いています。仕入れたい商品、購入したい設備、企画を生放送で「株主」のみなさんにプレゼンし、株主様の許可を得て初めて動き出せる、というシステムを作りました。なので、突発的な思いつきではリスナーは簡単に「YES」と応えてくれません。ユニクロ社長(柳井正氏)が掲げる「全員経営」からヒントを得て、僕も「リスナー全員経営」を掲げたわけです。たぶん許可なしには割り箸一本買えないなど歯がゆい所はありますが、思った以上にリスナーが経営側に立った意見を述べてくれ連日「ああでもない、こうでもない」と議論をしています。
「みんなでここを良いお店にしよう」その気持ちをひとつにして、全員で「ふわり。」を盛り上げて行けたら最高です。が、仕舞いには「力也、お前クビ！」とか言われそうでビクビクしている事は内緒です。
垣根を越えた出会い。 ２ちゃんねるVIPとニコニコのユーザー同士は仲が悪い？
２ちゃんねるVIPでニコニコの話題をレスすると「ニコ厨はｶｴﾚ！」と叩かれます。お約束みたいな、よく見る光景です。僕もVIPにいる時は「ニコ厨ｶｴﾚ！」とレスしていました。
けれど、どっちも大好きな僕としては疑問だったわけです。本当に２ちゃんねるVIPとニコニコのユーザー同士は仲が悪いのだろうか？
「綿菓子屋さん ふわり。」は２ちゃんねるVIPで生まれ、現在ニコニコ生放送で放送をしています。なので両方のユーザーが介在するお店なのです。
犬猿サイトのユーザー同士が出会ったら戦争が起こるんじゃないのか？ 答えは……そんな事はありませんでした。
２ちゃんねるVIPとニコニコのユーザーが談笑する
いがみあいが起きるとばかり思っていた2chVIPとニコニコユーザー。しかし同じネットユーザー同士、なにかと共通する話題もあったりでみんな仲良くなってしまいました。この現象について、ちょっとインタビューしてみました。
Q：２ちゃんねるVIPとニコニコが仲良くしてますが、どう思います？
２ちゃんねるVIPユーザー「ノリも似てるしリアルだからね、まあネットに戻ったら『ニコ厨ｶｴﾚ！』と叩くけどな！ｗ」
なるほど、礼儀みたいなものなのですね。 (ちなみに、インタビューに答えて下さった２ちゃんねるユーザーさんは結婚２年目の大手製薬会社勤務の方でした。うぇｗｗｗ)
『食べ放題300円！(7日間食べ放題)』挑戦者あらわる！
食べ放題おかわり過去最高本数7本。その記録を塗り替えんと16歳アルバイトと28歳飲食業店員が挑戦！
ギャラリーも賑わい、大いに盛り上がりました。
11本食べたところでお互いギブアップ！二人の雄姿を称えみんなで拍手。
みんな初めて会った同士、なのに前から知ったように笑い、語り、手を振り、応える。そんな光景が微笑ましくて、心地いい。田舎で親戚が集まってワイワイやる雰囲気。「また遊びに来るね」はい、心よりご来店をお待ちいたしております。
(記事：竹内力也)
「綿菓子屋さん ふわり。」とは。
34歳の無職の人生詰んだおっさんが２ちゃんねるVIPで突如「綿菓子屋さんになる！」とスレ立て。
VIPPERの提案を元に、半年後、本当に綿菓子屋さんを開業。その名も「綿菓子屋さん ふわり。」※命名VIPPER
福井県で開業したが祖母の熱烈ビンタを食らい屋台を燃やされ、廃業。
それから2ヵ月沈黙の後……今度は東京で「綿菓子屋さん ふわり。」開業。その行動力と意外性から大勢のおっさん支持者を獲得、応援メッセージが多数届く。オープン初日は180人を超える来客数があり、予想以上の反響におっさん涙目。現在、ガジェット通信(週一のバイト)を掛け持ちしながら、「綿菓子屋さん ふわり。」を経営。
「本気で綿菓子屋さんをやりたいと思ってる。」
http://blog.livedoor.jp/karukan123/archives/51326185.html
（かるかんタイムズ）