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【スポーツ】平野美宇12歳 愛超え6勝 小学生最多2013年1月18日 紙面から
◇全日本卓球選手権<第3日>愛ちゃんを超え、その一方で愛ちゃんまで届かなかった。「すごく悔しい。やりたかったので、また当たれるように頑張りたい」。平野は声を絞り出した。憧れの福原愛との直接対決まであと2勝だったが、その夢ははかなく散った。 2回戦を快勝し、小学生としての通算勝利数が6勝に。福原らが持っていた5勝を上回り単独最多に躍り出た。「知らなかったけど、うれしい」。3年前には10歳9カ月で大会初勝利を挙げ、福原の最年少記録(11歳1カ月)も更新。ダブルで福原の記録を塗り替える快挙を達成した。だが、笑顔はなかった。 それは何よりも負けたから。「50点ぐらい。3年連続で3回戦止まり。もっと上を目指さないと…」。福原は今回の平野と同じ小6のときに5回戦まで進出している。3年前の初勝利のときも、母・真理子さんは「最年少勝利より、将来的な最年少優勝にこだわりたい。世界に出て行きたいので」と話していた。到底満足できる成績ではない。 この日は「優勝が目標だった」と意気込んでいたジュニアも、5回戦で敗退し、涙を流して悔しがった。「あと2点で勝てたのに、足が動かなくなった。まだまだ自分の力が足りない」。残るは伊藤美誠と組むダブルスのみ。「この悔しさをバネにベスト4に入って、できれば優勝したい」。小学生最後の試合、未来につなげるためにも完全燃焼で終えてみせる。 (川村庸介) PR情報
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