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【プロ野球】

大谷フィーバー佑超えた!! 新入団式典にスポンサー5つは初

2013年1月18日 紙面から

自主トレ後、積雪で使用できない球場の横でファンサービスをする日本ハムの大谷(左端)=千葉県鎌ケ谷市の日本ハムファイターズ勇翔寮

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 二刀流ルーキーが、球団史上初のスポンサーを呼んだ! 日本ハムは19日、千葉県鎌ケ谷市のファイターズタウンで新入団選手歓迎式典を予定しているが、ドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東高=の注目度を当て込んで、1日限りのイベントに5つのスポンサーがついた。これは2年前、一大フィーバーを起こした斎藤佑樹投手(24)の時でもなかったことだ。式典は雪の影響で、会場がスタジアムから室内練習場に変更になった。

 金の卵の将来性に、地元企業が早くも動いた。大谷らルーキー7選手が、ファンの前で初めてユニホーム姿を披露する新入団選手歓迎式典に、セレスポ、シミズサービス千葉、地建工業、東京工業品取引所、鎌ケ谷ライオンズクラブの5つのスポンサーが名乗りを上げた。新人が立ってあいさつをするステージのバックボードに、それぞれのロゴが並ぶ。これは1万1000人のファンが大挙した“佑ちゃんフィーバー”の時でもなかったことだ。

 1日限り、しかもまだプロとして活躍してない新人のイベントとしては異例だが、テレビや新聞、雑誌のカメラが大谷の勇姿をとらえるたびに、その後ろにあるスポンサー名も映ることになる。今年の12球団新人の中でもトップクラスの注目度がある大谷がいるだけに、数万円のスポンサー料で広告効果は絶大だ。ファイターズスタジアムは2軍球場ながら、1本60万円前後の広告看板で14社契約しているが、球団関係者は「今回の式典の影響が広告看板にも波及してくれればうれしい」と、さらなる大谷効果に期待をかける。

 だが、ファンには残念なお知らせがある。ファンが大挙することを見越して、斎藤がいた2011年以来、球団史上2度目となるスタジアムを使っての式典になるはずだったが、14日の爆弾低気圧の影響でいまだにグラウンド内が雪に覆われ、例年通り室内練習場でのお披露目となった。場内に入れるのは約1000人で、年間パスポート購入者には無料招待状が送られているため、当日券(入場料500円)は限定500枚になりそうだという。朝9時発売のお宝チケットをめぐって、新たな争奪戦が勃発しそうだ。 (竹村和佳子)

 

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