大谷、オシャレ封印！短髪キープで野球一本…日本ハム

苦しい表情で体幹トレーニングに励む大谷

　日本ハムのドラフト１位・大谷翔平投手（１８）＝花巻東＝が１７日、野球道にまい進すると誓った。プロ１年目に臨むにあたり、ファッションや髪形に気を使わないことを宣言。チームでは髪形に関する決まりはないが「別に特にこだわりはない。自分は、あんまり長いのが嫌い」とオシャレを封印する考えだ。

　ヘアスタイルには目もくれず、野球に打ち込む。自身の髪形について「今までは、ちょっと伸ばして切ってを繰り返していた。このぐらいでキープしておこうかなと思ってます」と明かした。高校時代の３年間は丸刈り。９日の入寮前に、両サイドを刈り上げて３～５センチの短髪にカット。今後も不必要に伸ばさず、短めをキープするつもりだ。

　襟足まで伸びる長髪の陽岱鋼、金髪坊主頭の中田ら先輩ナインには奇抜な髪形が目立つ。個性的な選手が多いチームで、大谷は一線を画すことになりそうだ。服装に関しても、私服が数着しかない。「買いにいく予定はまだ考えていません」と無関心を強調。二刀流の成功に向け、ひたむきにトレーニングに励む。

　新人合同自主トレ第２クール最終日となったこの日、マシン打撃で約１２０キロの球を打ち込んだ。「だいぶ、練習に慣れてきました。けがをしないようにやっていきたい」。練習後に受けた栄養学の講義では、栄養バランスの取れた食事の大切さを学んだ。トマトが嫌いだが「トマトジュースも飲めないが、できたら食べていきたい」と前向きだった。