大阪の旧サントリーミュージアムがオリックス不動産に貸し出しへ

2013.1.10 19:18

旧サントリーミュージアム「天保山」=大阪市港区

旧サントリーミュージアム「天保山」=大阪市港区【拡大】

 サントリーホールディングスが大阪市に譲渡した旧サントリーミュージアム「天保山」(大阪市港区)の建物が、オリックス不動産(東京)に貸し出されることが10日分かった。

 今月末までに賃貸契約を結ぶ予定で、期間は4月から10年間。オリックス不動産は「契約を結んだ後で活用方法を示したい」と説明。市によると、同社は申し込み時点では、展示会を開きたい意向を示していたという。

 民間のノウハウを取り入れて活性化を図るため、大阪市が昨年11月、集客施設としての利用を条件に入札を実施。参加者はオリックス不動産のみで、月額賃貸借料金約167万円(税別)で落札した。

 サントリーミュージアムは建築家の安藤忠雄氏が設計し、1994年にオープン。立体映像シアターを備え、美術品を展示。


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