ただ、この場でも業界団体は「ドライバーの交通違反を起こさないためにも、乗客のニーズに合わせて現在の乗り場も残すべきだ」と主張。JR西は「バス乗り場を確保するため存続は難しい。レイアウトの大幅変更はできない」としており、議論は平行線をたどっている。
さらに業界団体側はドライバー間の過当競争で交通に障害が生じないよう、移転先のタクシーの待機場を拡張するよう要望しているが、具体的な対策はまだ決まっていない。協議会は移転直前まで続けられる予定だ。
JR西は「計画段階である上、関係団体と協議中の事案でもあり、取材には応じられない」としている。