'13/1/18
広島空港活性化へ学生が知恵
広島空港(三原市)のターミナルビルや周辺施設のにぎわい創出策を広島県内の大学、大学院生が提案する発表会が17日、三原市内のホテルであった。インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」を活用したPR策など若者の視点によるアイデアが活発に出た。
県出資の第三セクター、広島空港ビルディング(同市)が昨年7月、広島大大学院と尾道市立大、広島女学院大の学生に依頼。アンケートや県外の空港を視察し、3グループが発表した。
今回は旅行客以外の利用者を増やすのがテーマ。学生は「情報発信力が弱く、若者に空港が浸透していない」「周辺施設との連携がとれていない」などを問題点に挙げた。
その上で、FBにおけるPR策コンテストや既存ホームページ改良による情報発信の強化、隣接施設も含めたスタンプラリーの開催などを提案。入浴施設やネットカフェの設置で「山陽道の利用者を取り込める」とのアイデアも出た。
【写真説明】旅行客以外の利用を増やす対策を提案した発表会