新潟県知事が事実上の反対意見 柏崎刈羽の県民投票条例案
(2013/1/16 17:55)
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)再稼働の是非をめぐり、市民団体が直接請求していた県民投票条例案について、新潟県の泉田裕彦知事は16日、「県民が再稼働の是非を判断するための情報が不十分だ」と事実上の反対意見を付け、県議会に提出した。
意見では、是非を判断する際に、東京電力福島第1原発事故の検証や原発の安全対策などが欠かせないとした。また(1)原発停止で影響を受ける地域経済への対策(2)核燃料サイクルに代わる体系的な施策―などが構築されていないとも指摘。賛成、反対の二者択一では、県民の多様な意見を反映できないとの懸念を示した。
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