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バスケ部主将自殺 市役所にメール200通「自殺防げたはず」 

 大阪市立桜宮高2年でバスケットボール部主将の男子生徒=当時(17)=が顧問の男性教諭(47)から体罰を受け自殺した問題で、「自分たちが声を上げ続けていれば、自殺は防げたのではないか」と悔やむ同校の保護者や、体罰を批判する市民からのメールが、11日までに大阪市役所に約200通寄せられた。

 「警察にも(体罰について)相談したが、学校や教育委員会からは望んでいるような対応がなかった。諦めずに学校や教育委員会にアプローチし続ければ、今回の自殺は防げたはずだ」

 同校の「卒業生の母」を名乗る匿名の人物は、市役所のインターネットサイトを通じ、このようなメールを寄せた。

 「男子バレーボール部で別の顧問による体罰が発覚した(2011年9月の)ときに、状況を変えられる方法があったはずだ」「(対応を求める)詰めが甘かったかもしれない」。市幹部によると、メールには自殺を防げなかったことへの無念さがつづられていた。このメールは橋下徹大阪市長にも転送されたという。

 また市民からは「体罰は絶対に認められない」「重い処分が必要だ」という意見が相次いで届けられている。

 市は市長直轄の100人態勢のチームを発足し市立小中高の体罰の実態調査に乗り出す方針だ。

[ 2013年1月12日 08:08 ]

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