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詩織と一哉?
2006-08-23 Wed 00:37
最後はどうだったのか、あまりよく覚えていない。
俺はとにかく窮屈なソファの上で無茶苦茶に腰を振った。
姉さんが痛がっていたのか、気持ち良くなっていたのか…、最後の瞬間は考えてあげる余裕もなかった。
ただ、姉さんの啜り泣くような悲鳴が、俺の脳を溶かしていたのは覚えている。

『あんっ、ああっ、ひっ、くっ、いっ…、あぁ』
『ねぇ、さん…、俺…、もう…』

もう、何も考えられない。

『うん、いいよ、きてっ!』

それが、合図になった。

『くっ、ああっ!』

不覚にも、女の子のような声を上げてしまう。

ドクッ、ドクッ、ドクッ!

『いっ、くっ、あはああぁっ!』

一瞬遅れて、姉さんの一段と高い悲鳴。
姉さんの身体は、これ以上ないくらいに反り返り、そして糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた。
体中の水分が全て流れ出すんじゃないかと思った。
大体、風呂場で出したばかりじゃないか?
自分でした時や(健康な男子ですから)、姉さんに風呂場で逝かされた時よりも大量で勢いのある精液が、姉さんの一番深い場所へ流し込また。
いや、どちらかと言うと、搾り取られた感覚の方が強いかもしれない。
俺が逝った直後、姉さんの膣壁は、更に強く、生き物のように絡み付き、強く長い奔流を促した。
最後の一滴を搾り出すと、今まで姉さんの胎内を掻き回し、今だ硬度の残るペニスを引き抜いた。

『あんっ』

姉さんの唇から、溜息が漏れる。
心臓が凄い早さで鼓動を繰り返し、汗が滴り落ちる。俺は全てを出し切った、脱力感でいっぱいになった。
姉さんに倒れ込むのを、なんとか両肘で体重を支えて、姉さんに負担が掛からないようにする。
耳元で姉さんの荒い息遣いが聞こえた。
俺達は、落ち着くまで少しの間、お互いの身体をぴったりと密着させて呼吸を整えた。

『ねぇ…さん、大丈夫?』
『うん…、大丈夫』
『ごめん、痛かったでしょ?』
『ううん、最初は凄く痛かったけど…、途中からは…その…』
『うん?』
『あっと、え…うん、大丈夫だから…』
『…そっか、ごめんな。最初だから優しくしようって思ったんだど…』

姉さんは、俺に気を使ってくれてるのだろう。
実際、理性を保ってたのは最初だけで、後は途切れ途切れ…。
さらに、セックス未経験の俺が、多少の予備知識と本能だけで、女性…それも処女を気持ち良く出来るなんて無理だろう。
それでも姉さんは、俺の頭を優しく撫でてくれる。

『ううん!そんなことない。一哉の気持ち、凄く伝わってきたよ。もっと一哉のコト好きになった』
『うん、ありがと』
『それに私、初めてなのに…』
『え?』

最後の方は恥ずかしそうに口ごもり、聞き取れなかった。

『あっ、えっと…、何でも…ない。それより、一哉は、あの、き、気持ち良かった?』
『そりゃ…、ごめん、めちゃくちゃ気持ち良かった。ちょっとヤバいくらい…』

自分だけ気持ち良いというのは、非常に心苦しく、出来れば、一緒に気持ち良くなりたかった。

『そう、良かった』

姉さんは『ほっ』と息をついた。

『さて…と、そろそろ寝ないとね?明日は早いし…』
『あ、そうか…』
『立てる?』
『うん』

俺は姉さんの手を取ると、ゆっくりと立たせた。

『あっ、いやだ…』
『どうしたの?』
『一哉の、溢れて…』
『え?』

見ると、胎内に大量に放たれた俺の精液が、溢れ出し、姉さんの綺麗な内股を汚してゆく。
それがなんとも、俺をドキドキさせてしまう。

『やだ…、どうしよ』
『もう一度シャワー浴びた方が良いね。』
『うん、そうする…』

俺は姉さんの手を取ると、先程使ったばかりの風呂場に向かった。

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