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美琴?
2006-07-30 Sun 08:23
私、朝城美琴(あさぎみこと )は今年N市内の高校に入学しました。
友人にも恵まれて学校生活には何も問題はありません、ただ一つを除いては…。

『美琴、待ってよ!今帰り?』

授業が終わり教室を出ようとしたとき、背中から声をかけられました。声の主はわかっています。
『静音…、部活は?』
新庄静音(しんじょうしずね)はテニス部に所属している長身で中性的なトコロが男子だけではなく、同性にも人気が高い子です。

『今日はちょっとね!途中まで一緒しよ』

彼女は私が答える前に横に並ぶと一緒に歩き始めました。

『そういえばさ、日曜に男の人と歩いてたよね…、彼氏出来たの?』

私はいきなりの質問に固まってしまいました。

『はは?ん、焦ってるなぁ?ほれほれ、お姉ーさんにゆうてみ?』
『静音には関係ない』
『そう隠さんと、薄々は気付いてんよ?』
『な、なにを?!』

彼女はニヤリと笑うとすっと私の背後に
立ち両脇の間から手を差し込み私の胸を鷲掴みしました。

『わひゃう?!』
『にゃははは、えぇのう、たわわな胸は』
『もう、このオヤジ娘!』

私が静音の腕を振り払うい、拳を上げて怒ったぞポーズをする。
別に本当に怒ってる訳じゃないんだけどね。

『スマンスマン!冗談よ。なぁ?でも最近急にやろ?昔はそんなんなかったもんなぁ』
『あんた、よく見てるわね…』

静音と同じ学校になったのは初めてでしたが、中学時代にテニス部の色んな試合で何度も当たったこともあります。
試合後に何度か話したこともあるけど、友人と呼ぶにはほど遠いです。
高校に入学して初日に声をかけてきたのは静音でした。
いつのまにか私たちは友達になり比較的仲も良い。
しかし、彼女は人…というか私をからかう癖(趣味?)を持っていて先程のような過剰なボディータッチはしょっちゅうだ。
私の胸の事は、中3の引退前と今を比べて言ってるのだろう。実際部活を引退してから急激に私の胸は膨らみ始めた。
今ではクラスで一二を争う程に。

『高校でテニスやらんのは、胸のせいなん?』
『ばか!何言ってるのよ。うちって片親なのよ。面倒みてくれたお婆ちゃんが、入学前に死んじゃったから…、家事全般は私の仕事。部活なんてする時間ないよ』
『そやったんか?、いや悪いこと聞いたね…』
『いーって、気にしてないよ。』
『うん、まぁそういうコトならたまのデートくらい、大目にみてやるか?』
『…あの、一応誤解のないように言っとくけど…』
『…なん?』
『に、日曜の、あの人…、お…お父さんなのよ』
『…誰の?』
『わ、私の…』
『美琴のお父さんって…いくつなん?』

さすがの静音も少し引きつっています。

『さんじゅう…さん』
『33?!なんやそりゃー!いくつの時の?』
『18の時に…』
そう、私の父はまだ33才。
それに元来童顔なため20代後半くらいにしかみられないので最近越してきた近所さんは兄妹と思っているらしいのだ。

『それはビックリやなぁ』

静音は本当にビックリしたようだけど、どこかしら安心した様子だった。
私達は途中別れると静音はJR私は徒歩で家路についた。
父は七時ごろ帰って来るのでそれに合わせ、部屋着に着替え夕食とお風呂の支度を始める。
後は授業の予習復習に時間をあてる。
普通は家事なんて嫌って友達は言うだろうけど、私はそうじゃない・・・。
たった二人の家族である父に心配をかけるのは心苦しいし、なにより父の喜ぶ顔が見たい。
だから頑張って美味しいご飯も作るし、掃除洗濯も完璧にこなせるよ
うに頑張る。
一般でいう年頃の女の子なら父親の衣服を触るだけでも嫌悪感を感
じるだろう。
普通ならそうなのに、私は違う。これが問題なのだ…。
私は血を分けた唯一の身内である《父親》にオトコを感じてしまうんです。
父の体臭が染み込んだYシャツを使って自らを慰めたことが何度もあります。
思えば、初めて自慰を覚えた中3のときに想像したのが、一番身近な男性である父との行為でした。
何度もいけないと思い、忘れようとしても日々この禁断の想いは激しさを増していきます。
それに、最近自室で勉強を始めると決まって身体がうずいてしまいま
す。
今も知らないうちに思考は止まり筆を持たない左手が熱く焦がれるような火照りを感じ始めた胸の膨らみを、もう慣れた手つきで揉み始めます。
この手がお父さんの手ならどんなに良いか…。

『くっ、ああっ…』

もうこうなると止まりません。
筆を置き右手はスカートの中に手を入れパンティーの隙間からすでにシミを作るほど濡れている秘部をまさぐります。

『ああっ、お…お父さん…』

自慰を初めて数分で私は絶頂を迎えようとしています。
(もう、逝きそう…)
その時です!
玄関のチャイムがなりました。
もう少しで逝きそうでしたが、たぶん父だと思うので、手早くみなりを整えるといつものようにエプロンを身に付け玄関に急ぎました。
以前父がその姿を見て『家庭的』と誉めて(?)くれたので忘れない限り、お出迎えの時は身に付けるようにしています。
玄関の覗き穴から父を確認しようとした瞬間、カチリと鍵が外れる音がして、玄関が開きました

『ただいま』
そこにはスーツ姿の父・真冬(まふゆ)が立っていました。

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