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2006-09-24 Sun 15:00
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拓海の愛撫は続いた。
頬、唇、首筋、胸元への優しいけど意地悪な口づけ…。 そして、スカートの上からと太腿への焦れるようなタッチ。 一番感じる場所へは、絶対に触れない。 なのに、今まで経験した中で一番感じる愛撫…。 私の理性はまるで熱を加えられたバターのように、トロトロになってしまった。 私は堪らず拓海の頭を胸に抱き寄せずにはいられなかった。 『た、たく…み、もう…』 『もう…、なに?』 拓海は愛撫を中断せずに問い返す。 …いじわる! 女の子から、言える訳ない…。 もっと直接触って!感じさせて!…と。 『?!』 もしかして、拓海は私に言わせたいの? 私が自ら我慢出来ずに『おねだり』するのを…?! そう思い立った瞬間、私の体温は数度上昇したように熱く感じられるくらい羞恥心でいっぱいになった。 膝はガクガク震え、今の態勢を維持するのが非常に困難になる。 私は耐え切れずバランスを崩し、身体が後ろにのけ反ってしまう。 『ひあっ』 倒れそうになる瞬間、それをまるで予期していたような、力強く抱き留める。 私は、この意地悪な弟を睨めつけた。 だけど、拓海の瞳に写る私は多分、快楽に流されそうな、弱々しい表情だったに違いない。 それは拓海に対する感情が、とっても小さな怒りの感情と大きな羞恥 心と快楽に因って構成されているから。 その証拠に、拓海は涼しげで、いかにも満足そうな表情。 既に私を自らの手中に収めていると確信しているのだ。 何て憎たらしい弟! 『どうしたの、姉さん?まさか、これくらいで感じちゃってるの?』 『そ、そんなこと…』 『だよね、ココもそんなに濡れてないし…ね?』 そういうと拓海は初めて私の女の子の部分を指でなぞった。 『ひあっ?!』 私は拓海の腕の中で、その甘く痺れるような感覚におののき、身体を震わせる。 『うん、やっぱり、あまり濡れてないね…』 (そんなはずは…ない!) 拓海は、私のアソコが既に恥ずかしい状態になっているのをパンティの上からでも、しっかり認識しているはず。 それなのに…。 『あっ、はあぁ、くっ、はあん…』 もう、声を抑える事なんて出来はしなかった。 拓海は私の『感度』まで支配しているのか、私が達しそうになると、タッチのポイントを巧に変更して、私を逝かせないようにコントロールした。 『はっ、はああっ、あんん』 『姉さん、わざと声出さなくても、良いんだよ?これくらいじゃ、感じないだろ?』 この期に及んで…。 でも、もう駄目だった。 私は次々と送り込まれる甘く痺れる快感に、軽い酸欠状態に陥っていた。 それに伴い、最後の理性のも完全に崩壊してしまった。 『い…、っ…よ』 『え?なあに?』 『…っ』 『ん?』 『じ、焦らさないで、イカセテ…』 遂に私は、耐え切れず、懇願してしまった。 実の、弟に…。 スポンサーサイト
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