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真紀と拓海?
2006-10-06 Fri 22:17
拓海は答えるかわりに、手早く衣服を脱ぎ始めた。
水泳で鍛えられた肉体。
どう鍛えたら、こんな肉体に仕上がるのだろう。
逆三角の体が艶めかしく見える。
そして、引き下ろされたトランクスから現れたペニスは、体と垂直に近い角度を保ち、ビクビクと打ち奮えている。
あんなに太くて長いモノが、女性の胎内に入るのだろうか…。
それも今回はお尻に…。
私の疑問と不安をよそに、拓海は準備を進めていく。
拓海はジェルのボトルを手に取ると、もう一度私のお尻と今度は、自分のペニスにジェルを塗り付けた。

『じゃ、いくよ…。』

私は小さな期待と、より大きな不安に身体が震えた。
拓海は私の後ろに陣取り、ペニスをお尻にあてがう。
指なんかよりも、大きく、硬く、熱い。
硬いのに弾力感もあって、不思議な存在。
それが今、私を貫こうとしている。
拓海は両手で私のお尻を掴むと、左右に押し拡げ、その長大なペニスを押し入れ始めた。

『いっ…、た…ぁあんんっ、ぐっ、んはぁ!』

少し入った…。
入口が拡張されるのが分かる。
鋭く痛みを感じる。
でも、…我慢出来ないほどではない。
亀頭の何割か、私のお尻に…、アナルにめり込んだ。

『痛い?』
『う、うん。あ、でも…我慢出来るよ?』
『ん、じゃ、なるべく力抜いてね』
『うん』

拓海の腰に再度力が込められる。

『んっ、はぁ…くっ』

圧倒的な存在感をもってジワジワと埋め込まれていく。
力を抜く事が出来ない。
初めての異物の侵入に、緊張してしまう。
鈍い痛み…、吹き出る汗…。

『あっ…、くっ…、んああっ…』

さっきより増した挿入の鈍い痛みに、私はギュッとシーツを握りしめて耐えた。
それを拓海は敏感に感じ取り、器用に秘唇の突起に指をあてがい、刺激し始めた。

『あっ、ぐっ、あああっ』

私は、急な刺激に喘ぎ声を上げた。
触った…、触っただけで…これだけで、軽くイッてしまった。

身体の力が抜け、崩れ落ちる。
その身体が弛緩した瞬間を拓海は見逃さなかった。

『きゃはぅ?!』

一気にだった。
拓海は、残り半分以上を一気に挿入したのだ!

『はっ、ぐっ…、はああああっ?!』

拓海は私がイッたにも関わらず、クリトリスへの手を休めたりはしない。
むしろこのまま、もう一度逝かせようとしている。
さらに、私のお尻を串刺しにしているペニスの抽送を始める。

『んっ、はうっ、はあん、いっ、ひやぅ』

痛い…。

気持ち良い…。

苦しい…。

感じる…!

正と負…、快楽と苦痛が交互に私を狂わせる。
痛いのか気持ち良いのか、その境界線も曖昧になってくる。
痛みを覚えても、快楽がすぐに痛みを打ち消してしまう。
それが何度も繰り返される内に、痛みまで快感に思えてくる。
そして拓海は頃合いをみて、クリトリスへの手を止める。
それなのに…、感じてしまう。

(お尻なのに、嘘だ!)

お尻への抽送は、ペニスをグイグイと締め付けながらも順調に行われている。

『んっ、はっ、はっ』

拓海の息苦しそうな声。

(感じてる?拓海も、私の、お尻で?)

良いんだ、拓海…感じてくれてるんだ。
嬉しかった。
与えられるだけで、何も拓海に与える事が出来ない自分を、情けなく、不甲斐なく思っていた。

『たく、み…、気持ち良い?私の…』
『あぁ、良いよ、とても…姉さんは?』
『うん…、わたし、も、私も良いよぅ』
『俺、もうすぐ、逝きそう…』
『いつでも良いから、ね?出して良いから…』
『あ、あぁ…』

拓海は短く答えると、さらに抽送を早めた。

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