【ホーム】  【読み切り目次】  「姉弟とその娘」

                      赤星直也:作

おことわり

 

    この作品は全て空想で書かれています。実在する団体、個人名とはいっさい関係があり

    ません。また、この作品の著作権は赤星直也が所有しいてます。無断転用も固くおこと

    わりします。

 

登場人物

 

       坂上欣也:芸術大学4年生

       〃 俊子:欣也の姉

       〃 郁恵:2人の子

 

1 オナニー

 

 「帰ったわよ…」フラフラしながら玄関から女性が入ってきた。

「姉さん、どうしたんだ。そんなに酔って」

「これが飲まずに、いられますかってんだ…」靴を脱ごうとしたが倒れた。

「危ないな、寝た方がいいよ」男は靴を脱がせると抱えるように中に入れた。

酔った女性は坂上俊子と言い、銀行に勤めている。

男は俊子の弟で欣也と言い、美術大学の4年生だ。

2人は一昨年、両親を事故でなくして一緒に住むようにしている。

家は生前に父が建てたのをそのまま使って暮らしていた。

「珍しいな、こんなに酔うなんて。何かあったのかな?」確かに俊子が酔って帰る事は今までな

かった。

また、酒を飲む事があっても、乱れる事はなく、こんなに酔ったのは今回が初めてだ。

「とにかく寝かさないと」抱えるように部屋まで運ぶと布団を敷いて寝かせた。

「服も脱がないとな」ボタンを外してスーツを脱がし、更にファスナーを引き下げてスカートも

脱がした。

 

 「どうしよう、これも脱がせた方がいいのかな?」パンストが目に留まる。

「脱いだ方がいいよな、上も…」考えた末、両手でパンストを掴み引き下げていくと、パンティ

が露わになっている。

「ここに姉さんのオ○ンコがあるんだ」股間の盛り上がった部分が気になる。

それでも足首まで引き下げて脱がした。

「今度はシャツだな」小さなボタンを外していくと胸が開いてブラジャーが露わになった。

「オッパイだ、姉さんのオッパイがある!」カップから半分飛び出した乳房が目に入った。

「オッパイってどんな感じかな?」触ろうとしたが手を退けた。

「それよりこっちが先だし」ボタンを外すとシャツも脱がせて下着姿にした。

「綺麗だ、姉さんがこんなに綺麗とは」パンティとブラジャーだけを身につけ、ぐっすり眠って

いる姿に欣也の股間が膨らんでいる。

「見るだけならいいよね、姉さん…」悪いとは思いつつ、パンティを掴んで引き下げた。

 

 「ヘアだ、これが姉さんのヘアだ!」真っ黒な絨毛が露わになっている。

「オッパイもいいよね」ブラジャーを持ち上げて上にずらすと乳房も露わになっている。

「姉さん、触らせて!」押さえが効かなくなった欣也は乳房に顔を埋めて揉みながら乳首を吸っ

た。

「う、う〜!」それには俊子が反応して喘ぎ声を上げていく。

「気持ちいいんだね、僕も気持ちいいよ」なおも揉みながら吸っていく。

やがて、乳房だけでは治まりがつかなくなったのか、パンティを足首まで引き下げて足を開いた。

「オ○ンコだ。これがオ○ンコだ!」大人になって初めて見る女の性器に興奮が高まっている。

黒い絨毛に包まれた淫裂は口を開いてピンクの膣も見えている。

「ここにチンポを入れるんだ…」指を膣に押し込んだその瞬間「う〜!」声を上げ腰が浮いた。

 

 「感じるんだ、指でも感じている」ジッと淫裂を見ていたが、自然に手がズボンを引き下げ、

肉竿を掴む。

「姉さん、オ○ンコさせて!」淫裂を触りながら肉竿を擦っていく。

「気持ちいい。本当に、姉さんとやってるみたいだ…」俊子の淫裂に肉竿を挿入したシーンを妄

想しながら肉竿を擦り続けた。

やがて「でる、でる!」登り切ったのか肉竿の先端から液体が噴き出す。

「やばい、拭かないと」急いでティッシュを肉竿に押し当てて液体を拭く。

「気持ちよかった。それにしても、姉さんがこんなに綺麗とは思わなかった…」感心しながら見

ていると、冷静になってきた。

「そろそろ戻さないとやばいな」脱いだパンティを履かせ、ブラジャーも直すと毛布を掛けて部

屋から出て、その後は何もなかったように自分お部屋に向かった。

 

 翌朝、俊子は目が覚めると下着姿に驚いた

「どうしたのかしら、覚えてない…」家に帰ったのは覚えているがそれ以後の事は覚えていない。

「あら、パンティが前と後ろが逆になっている!」違和感を感じて調べると股間を押さえる部分

が後ろにある。

「おかしいわ、もしかして…」同居しているのは1人しかいないから欣也に目がいく。

「まさか、レイプを…」勘ぐるが膣の痛みは感じない。

「思い違いかも、酔っていたから自分で間違えたんだわ」自分に言い聞かせ見渡すと使い込んだ

ティッシュがあった。

「もしかして…」それを広げ臭いをかぐと独特な臭いがした。

「精液だ。欣也が私の性器を見ながらオナニーしていた!」頭を叩かれた衝撃を受けた。

「どうしたらいいのよ、このままでは大変な事になるかも」動揺を隠せない。

「とにかく、普通にやらないと欣也が傷つくわ。性器を見られたのも、酔った私が悪いし…」起

きあがると浴室に入ってシャワーを浴び、その後はいつものように調理を始めている。

 

 やがて「欣也、起きなさい!」俊子の声が家に響いていく。

その声で欣也が起きてきた。

「欣也、昨日はありがとう。かなり酔ってたみたいね」

「あれ、覚えていないの。玄関で倒れ込んだんだよ」

「恥ずかしいわ。そんなに酔っていたなんて」

「姉さんが酔っ払うなんて珍しいな。何かあったの?」

「何もないわ。ただ、飲みたかっただけよ」平然を装ったが、会社では俊子がリストラ候補に挙

り、付き合っていた同僚とも別れる羽目になり、それで、昨日は荒れて帰ってきた。

(言えないわ、欣也が卒業するまではどんな事でも我慢しないと)心配を掛けまいとしている。

「欣也、人の心配より、自分の事はどうなの?」

「それなんだよね。卒業までに傑作を仕上げようと思ってはいるんだけど…。モデルが大変なん

だ。結構高いらしくて」

「モデルね。まさかヌードじゃないわよね?」

「そのもまさかだよ、どうしてもヌードを描きたいんだ!」

「イヤらしいわね。そんなに女性の裸が見たいなんて」

「芸術だよ、ほらこんなに綺麗でしょう?」欣也が有名な画集を見せた。

「わかった、裸も芸術と認めるわよ」ふて腐れぎみになっている。

 

2 モデル

 

 それから数日が過ぎ、俊子が帰ると欣也はまだ帰っていない。

「珍しいわね、遅いなんて」欣也の部屋を掃除しようと入ると走り書きのデッサンが目に留まる。

「私だわ、私を書いた…」俊子は驚いた。

描かれた絵には乳房と股間を露わにした女性が立っている。

「欣也がどうしてこんな絵を。でも、綺麗だわ。こんな才能があったんだ…」暫く眺めてから部

屋を出てキッチンで調理をしていく。

「欣也も大人になったんだわ。でも、どうして私のヌードなのよ。他の人でいいのに。もしかし

て、あの時が忘れられないのかしら?」それは酔った時の事だ。

「間違いなく見たんだわ。でも、男だったら女の性器が気になるのも当然かもね、女だって、男

が気になるし…」考えながら調理していくと「ただいま!」欣也が帰ってきた。

「もう少し待って。すぐ出来るから」

「それなら先に風呂に入るよ」帰るなり、浴室に向かう。

 

 暫く過ぎて「そうだわ、替えを用意してなかった」思い出したのか急いで浴室に向かうと「姉

さん…」呻くような声が聞こえる。

(何かしら、声がしたけど…)なおも近づくと「気持ちいい、姉さんにして貰えて」声がはっき

り聞こえた。

(もしかして、オナニーを?)俊子は悟ってそっと覗くと、立ったまま肉竿を擦っている欣也が

目に入る。

(オチンチンだわ、あんなに膨らんでいる…)ジッと肉竿を見つめていると「姉さんのオ○ンコ

綺麗だよ。やらせて…。入れたよ、気持ちいいでしょう…」妄想しながら手の動きを速めて「出

すよ、姉さんのオ○ンコの中に…」それと同時に先端から白い液体が噴き出す。

(射精だわ、欣也が私とセックスを想像しながらオナニーだなんて…)吹き出る様子を見つめた。

 

 欣也は放出を終えると何もなかったようにお湯で肉竿の汚れを落として行く。

俊子もそっと戻って「欣也、着替えないでしょう?」声を上げる。

「そうだよ、ないよ。持ってきて」

「取りに来なさいよ、今手を離せないから」俊子が叫ぶと「姉さん、どこにあるの?」濡れたま

ま現れた。

「き、欣也、オチンチンよ。早く隠して!」思わず目を背けたが「姉さんなら平気さ、兄弟だし」

「何言っているの。私は女性よ、そんなの見たくもないわ。着替えはあそこよ」首を振ると着替

えがある。

それを掴むと欣也は浴室に戻ったが「欣也ったら、恥ずかしくないのかしら?」肉竿が脳裏に焼

き付いている。

その夜、俊子はなかなか寝付けない。

「欣也が私のヌードを描くと言う事は私の裸を見たがっているんだ。それに、オナニーもしてい

たし…」あの光景が忘れられない。

「あれが、ここに入ったら気持ちいいのかしら?」自然と手がパンティを引き下げ淫裂を触りだ

しす。

「気持ちいいわ、私も感じていく…」毛布を被って指を動かし続けた。

 

 次の日、俊子が仕事をしていると上司から呼び出された。

「坂上君、残念だが君の仕事はもうなくなったよ」それは事実上の解雇通知だ。

「そんな、私にはまだ、大学4年の弟がいます。今辞めるわけには行かないんです!」

「それはわかっているが、会社にも事情があるんだ。今辞めたら退職金の他に3年分の給料を払

うよ」

「今返事は出来ません、暫く考えさせてください」

「そうしてくれ、返事は今でなくてもいいから。それから、私の仕事もなくなったんだ」

「課長もですか…」

「そうだ、俺だって家族がいるんだ」辛そうに言う。

「そうでしたか」項垂れて職場に戻ったがリストラの指名で元気がない。

仕事を終え、家に帰ってもやはり同じだった。

「姉さん元気ないね。どうかしたの?」欣也が心配している。

俊子は迷った末「欣也、姉さん、会社を辞めるかも知れないの」と事の次第を打ち明ける。

「何だ、そんな事か。会社だったらいくらでもあるよ、心配して損した」

「欣也ったら、そんな事言って!」欣也の言葉で俊子も楽になっている。

「それより、会社辞めたら旅行に行こうよ。考えをまとめたいし」

「わかった、そうしよう」

 

 こうして、俊子はリストラを受け入れ会社を辞めると、欣也と旅に出た。

2人は有名な観光地は回らず、静まりかえった観光地を旅している。

「いいな、これを背景に描いたら最高だろうな…」波しぶきが上がる岩場を見つめた。

「そうね、ここならいいかも…」俊子が振り返ると欣也の股間が膨らんでいる。

(もしかして、私のヌードを想像しているのでは?)不安になったが、欣也はジッと岩場を見つ

めて想像している。

「欣也、もう行こうよ。別なところも見ないと」俊子は気を逸らそうとした。

「そうだね、もっといいところがあるかもしれないし」2人は場所を変えていく。

「姉さん、ここもいいよ、あそこに立ってみて!」俊子は言われるままにしていく。

「いいよ、凄くいい。姉さんがとても綺麗だ…」

(やっぱり、私のヌードを想像している。年頃だから仕方ないけど…)膨らんだ股間を見つめて

思案していると「姉さん、撮るからね」カメラをに納められた。

 

 そして、旅行から戻った欣也はすかさずカンバスに向かい、デッサンしていく。

「ダメだ。思うように描けない…」イライラした様子だ。

「欣也、そんなに焦っちゃダメよ。私だって仕事探しも焦ってないでしょう?」

「それとこれは別なんだ。僕には才能がないんだ!」落胆しているが(何とかしてやりたいけど、

描きたいのが私のヌードだし…)俊子も手を出せない。

そんな俊子に「姉さん。お願いだからヌードモデルになってよ!」遂に言った。

「ぬ、ヌードモデルなの、私が?」

「そうだよ、お願いだ。姉さんを描きたいんだ!」真剣なまなざしに俊子も戸惑っている。

(どうしよう、ヌードになるなのはイヤだけど欣也が困っているし…)自分との葛藤の末に「わ

かった。モデルをするから、待ってて!」弟の前で全裸を晒すのを承知した。

 

3 処女喪失

 

 ヌードモデルを承知した俊子は鍵を掛けまくった。

窓という窓を閉め、鍵を掛けまくっていく。

「これでいいわ。後は脱ぐだけだ…」鍵をかけ終わると浴室に入って脱いでいく。

「恥ずかしいけど、これも欣也のためだし」次々と脱いで真っ白なパンティとブラジャーだけ身

につけている。

俊子はパンティのゴムを掴んで引き下げて、股間を露わにした。

「これでいいのかしら。モデルは手入れしてあるって聞いたけど…」伸びきった絨毛を見つめて

パンティから足を抜いていく。

下半身を剥き出しにすると、背中に手を回してホックを外す。するとカップで締め付けられてい

た乳房が飛び出す。

「これでいいわ。でも、ヌードだけで、すむかしら。セックスを求められたらどうしよう?」万

が一を考えたが「そんな事ないはずよ、弟だし…」打ち消し、タオルで前を隠して欣也の元へと

向かった。

 「欣也。これでいいのね。でも、変な事しちゃダメだからね」真っ赤な顔をして欣也の前に立

った。

「何もしないよ。それよりもここで…」ポーズを作らせた。

「これは取るよ」俊子が抑えていたタオルが外された。

「綺麗だ、これが姉さんの裸なんだ…」白い乳房と黒い絨毛を交互に見ている。

「そんなにジロジロ見ないで。いくら欣也でも、恥ずかしいのよ」声が上擦り膝が震えている。

「恥ずかしがる事ないよ。僕も裸になれば、対等になるよね」欣也も脱ぎだした。

「もう、恥ずかしくないわ。脱がなくていいから…」

「そうは行かないよ、大事な姉さんに恥ずかしい思いはさせたくないし」勝手な理由を付けて脱

いでいくが(どうしよう、変な事になったら困るし)オロオロするだけだ。

欣也は俊子の不安をよそに、生まれたままの姿を晒した。

「姉さん、これで同じだよ」膨らみきった肉竿を惜しげもなく晒した。

「わかったわ、だからオチンチンを隠して!」

「隠すなんて無理だよ。このままで描くよ」俊子と向かい合うとカンバスに描き出した。

欣也が筆を動かすと肉竿が大きく揺れていく。

(オチンチンが凄いわ。もう立派な大人になっていたんだ…)成長した弟の肉竿を感心して見て

いるが、当の欣也は黙ったまま筆を動かしている。

 

 欣也がカンバスに向かってから1時間半は立った。

「欣也、休もうよ、ジッとしているって疲れるのよ」

「そうだね、休憩にしようか」筆を置いた。

俊子は起きあがり、タオルで前を隠していく。

「そんな事しなくていいよ、もっと姉さんのヌードが見たいし」タオルを取ろうとする。

「ダメ、今はダメ。描く時には外すから…」取られまいと押さえた。

「お願いだから、見せて。もっと姉さんの全てを…」欣也は力ずくで外そうと揉み合いになって

いる。

「ダメ、ダメ〜!」前を隠したタオルが外され、弾みで2人が床に倒れ、欣也の顔が俊子の乳房

に乗った。

「姉さん…」今まで押さえていた俊子へのの思いが一気に弾けていく。

両手で乳房を掴み揉んでいく。

「やめて、いけない事なの、やめて!」俊子が叫んでも欣也は聞き入れず、乳房を揉みながら乳

首も吸い出した。

それには「あっ!」呻き声を上げ、背中を浮かせてしまった。

(何なのよ。弟に吸われているのに…)母性本能で弟であっても反応した。

 

 「姉さん、凄く愛している!」乳首を吸った後に、唇を重ねた。

「わかっているわ。だからもうやめましょう」

「イヤだ、もっと姉さんを愛したい!」体を押しつけ、足の間に割り込んでいく。

「やめて、それだけは。そうよ、手でしてあげるから」

「手じゃイヤだ。オ○ンコでしたい…」腰を押しつけた。

(オチンチンだわ、このままでは膣に入れられてしまう!)逃れようとするが、肩を押さえられ

逃れられない。

「ダメ、兄弟なの。セックスはいけない事なのよ!」叫んでも、熱く燃えたぎった肉竿が膣を押

し広げながら侵入した。

「ダメ、ダメ〜!」裂ける痛みを堪えて抵抗しても侵入をやめない。

(このままではバージンが破られる…)手足を動かしても肉竿は入り込み遂に封印を破った。

「ヒ〜!」俊子の悲鳴と共に、鮮血が流れ出ている。

「姉さん、僕のお嫁さんになって…」欣也は肉竿のピストンを始めたが俊子は(弟に処女を奪わ

れた…)呆然としている。

 

 それでも欣也はピストンを続けて登り切った。

「出る、出る〜!」挿入したまま噴射した。

「姉さん、出ちゃった…」

「イヤよ、そんなのいやよ!」膣の中に暖かいのを感じて悲鳴を上げた。

「ごめん、僕が責任取るから」欣也は肉竿を抜くと申し訳なさそうに謝った。

(責任取ると言っても、まだ学生よ。それに…)流れる涙を拭こうともせず股間を押さえて浴室

に向かう。

「お母さん、どうすればいいの。欣也が私をレイプしたのよ…」犯された淫裂にシャワーを浴び

せると、固まっていた血が溶けて赤い筋となって足下に流れていく。

それでも丁寧に洗うと、水も透明になっていくが、淫裂の中にシャワーを吹きかた。

「もう大丈夫だわ、精液も出てこないし」綺麗なったのを確かめると欣也の元へ戻った。

「姉さん、ごめんなさい、抑えが効かなかったんだ!」戻るなり土下座して謝った。

(そんな事したって、元には戻れないのよ)そう言いたかったが「もういいの。それより、仕上

げないとダメでしょう?」またポーズを取った。

「ありがとう、ねえさん!」また筆を持ってカンバスに向かう。

(お母さん、これでいいんでしょう、欣也も傷つかないし)自分の処女を奪った肉竿を見つめて

いるが、そんな俊子の思いを知らず、欣也は筆を動かしていく。

 

4 旅館

 

 その後も俊子は欣也のモデルをしていた。

「姉さん、頼むね」

「わかったわ。脱ぐけど、変な事はしないでね」釘を刺してから巻き付けたバスタオルを解いて

いつものようにポーズを取り、それを描いていく欣也だが突然、筆の動きを停めた。

「ダメだ。姉さん、描けないよ!」筆を折るなり泣き出した。

「どうしたの、描けないって?」

「無理だったんだ、あの背景で姉さんのヌードは。あそこでないと描けないよ」それには唖然と

した。

(そんなの無理よ、あんな所でヌードにはなれないわ。必ず見られてしまうし…)何とか欣也の

手助けをしたいが屋外でのヌードには抵抗がある。

「欣也、泣かなくていいわよ。姉さんが何とかしてあげる。それよりも、姉さんの全てを見せて

あげる」俊子は腰を下ろして足を広げる。

「お、オ○ンコだ!」真っ黒な絨毛の中からピンクの淫裂が覗いている。

「そう、これがオ○ンコなの。オ○ンコはこうなっているのよ」恥ずかしさを堪えて指で淫裂を

広げた。

「ここに、チンポを入れたんだよね」膣に指を入れた。

「そう、そこに入れたの。でも、もうダメだからね」

「いやだ。やりたい、姉さんとやりたい!」

「ダメ、描き終わるまではダメ。描き終わったら考えるけど」

「わかった、描くよ。その代わり、写真を撮らせて、あそこでヌードを」

「え、ヌード写真を撮るの?」

「そうだよ、それを見て思い出しながら描くんだ」

 

 欣也の話に困った顔になった。

(結局、外でのヌードになってしまう。でも、写真ならすぐ終わるし)暫く考えて「わかったわ、

撮ってもいいわよ」承知した。

「ありがとう、ねえさん!」嬉しいのか欣也は俊子の顔を押さえて唇を重ねてきたが、俊子はそ

れを拒まず受け入れている。

(欣也に喜んで貰えるなら我慢しないと…)唇を重ねたまま、股間を撫で出す。

「ね、姉さん、いいんだね?」

「ダメ、手でしてあげるから。描き上がるまで我慢して」俊子は欣也のチャックを引き下げ肉竿

を掴む。

「姉さん、僕にもやらせて」欣也も手を伸ばして淫裂を触っている。

「軽くよ、そこは敏感だから…」指が膣の中に入り、目を閉じて肉竿を擦っていく。

「気持ちいいよ、凄くいい!」

「私もよ、欣也の指が凄くいい…」唇を重ねたまま2人は手を動かし続けた。

 

 翌日、2人なこの前の場所へと向かった。

「欣也、恥ずかしいわ。人がいるし」見渡せば観光客がいる。

「そうだね、今は無理だから近くに泊まって明日撮ろうよ」

「そうよね、明日は月曜だから人もいないよね」2人は近くにあった旅館に入った。

「ご夫婦ですか?」

「はい、そうです。新婚旅行なんですが、こんな不景気なもんで…」

「あら、お若いのに偉いわ。今時の子は親のスネばかりかじっているのに」女将はお世辞をいい

ながら案内していくが(欣也ったら、夫婦だなんて言って。面倒な事にならなければいいけど…)

俊子は心配だった。

部屋に案内され、くつろいでいると「お風呂が沸いていますよ、新婚さん用に用意しました」女

将が告げた。

「行こう、俊子!」

「そんな一緒だなんて恥ずかしいわ」

「何言っているんだ。夫婦だぞ、恥ずかしくはないよ」強引に腕を掴み、浴室に向かう。

 

 そこは、家族専用の風呂で鍵が掛けられるようになっている。

「欣也、夫婦だなんて恥ずかしかったわ。もう、あんな事言わないでね」

「わかったよ、それより、脱がないと」

「わかっているわよ、欣也から先に入って」

「いやだよ、一緒に入ろうよ」

「わかったわよ、脱ぐわよ」2人は服を脱ぎ、全裸になると浴室に入った。

「俊子、背中を流すよ」欣也は夫婦気取りになっている。

「お願いするわね、欣也」腰を落として背中を擦られていく。

擦られた後、お湯がかけられ「はい、前だよ」欣也と向き合う。

「前は自分でするからいいわ!」股間をしっかり手で押さえている。

「ダメだよ、洗うんだから」手が退けられ、欣也が股間から洗い出した。

「恥ずかしいわ、そんな事までして」

「それだったら、俊子もやってよ。お互いに向き合って洗えば平気だろう?」俊子の手を肉竿に

押し当てる。

「わかったわよ、やるわよ」2人は肉竿と淫裂を洗っていく。

 

 そして、部屋に戻ると布団が敷かれてあるが、1枚の布団に枕が2個ある。

「欣也。ダメよ。ダメだからね。描き終わるまではダメよ」

「わかっているけど我慢できない」俊子の浴衣を脱がしていく。

「お願い、私の気持ちもわかって。約束は守るから」真剣なまなざしに欣也も折れたのか「わか

った、その代わり、口でして。それに、お尻でさせてね」

「お、お尻でするの?」

「そうだよ、アナルセックスって言うんだって。汚れるからタオルも準備してね」もう俊子に逃

げ場がない。

「わかったわ、痛かったら、やめてね」浴衣が脱がされ下着姿になった。

「姉さん、明日はこれ着ないで」下着も脱がされていく。

「わかっている、着ないから安心して」目を閉じてされるがままにしている。

「姉さん、綺麗だ。僕のお嫁さんにしたいよ」生まれたままの姿にすると乳房に顔を埋めて揉ん

でいく。

「待って、これじゃ、口でできないわ。欣也も脱がないと」

「そうだよね、僕も脱がないとね」欣也も浴衣を脱いで全裸になった。

「欣也、へだけど我慢して」俊子は欣也の前で膝を付け肉竿を口に入れた。

「気持ちいいよ、姉さん…」膨らんだ肉竿が更に膨らんでいく。

「ウグ、ウグ!」なおも口を動かしている。

暫く口でして俊子が四つん這いになった。

「行くよ!」軟膏の塗られた肛門に膨らみきった肉竿が押し込まれた。

「い、痛い。ダメ、我慢できない…」激痛に襲われ体が震えている。

「我慢して、すぐ出すから」なおも押し込み、根本まで押し込んだ。

「行くよ、姉さん」ピストンが始まった。

「あ、あ、あ〜!」顔を布団埋め、声を出すまいと堪えている。

(裂けるわ、お尻が裂ける。でも、欣也が出すまでは我慢しないと…)布団を握りしめながら堪

えた。

やがて「でる、でる〜!」肉竿が爆発し、俊子の腸内に暖かいのが逆流している。

「抜いて、もういいでしょう…」肉竿が抜かれた。

「姉さん、もう一回風呂に入ろうよ」

「ええ、そうする」2人はまた浴室に入って汚れを落とし、戻ると全裸のまま同じ布団に寝た。

 

5 絵の完成

 

 翌朝、2人は浴衣姿で旅館を出て目的の場所に向かった。

まだ早朝と言う事で人はいない。

「姉さん、早くして、今なら平気だよ」

「わかっている…」浴衣の帯を解くと肩から脱いだ。

俊子は下着を着けていないから全裸になったが、白い乳房と黒い絨毛が対照的だ。

「綺麗だ、撮るからね」カメラのスイッチを押していく。

「もっと足を開かないと」

(恥ずかしいわよ、性器まで撮られちゃうし…)躊躇したが欣也の言った通りにする。

「撮るね」またスイッチが押される。

その後も欣也がスイッチを押していると「ヌードよ、ヌード撮影よ!」背後から声がした。

「やばい、服を着て!」俊子は脱いだ浴衣を着ると帯も停めずに走り出し、欣也もカメラを持っ

て走り旅館へと戻った。

「ふ〜。邪魔が入ったな」

「恥ずかしかったわ、ヌードを見られたのよ。もうやめましょうよ」

「ダメだよ、今度は絶対邪魔が入らない場所で撮るから」欣也はやめようとはしなかった。

旅館をでると、静まりかえった林の中に入っていく。

「姉さん、ここもいいよ。準備して」

「わかった、脱ぐわよ」覚悟して全裸になっていく。

「ここに手をやって…」欣也がポーズを作ると「撮るね」スイッチが押される。

こうして、2泊3日の旅が終わり自宅に戻った。

 

 戻ると、すぐに印刷に取りかかる。

「姉さん、これがいいよね」

「恥ずかしいわ、そんなの見たくもないわよ」

「綺麗だよ、ほら見てよ!」強引に見せた。

「そうよね、イヤらしくはないわよね」

「だろう、僕のセンスをわかってくれたね」それには満足そうな顔になった。

そして、印刷が終わると再び俊子がモデルをさせられた。

「約束よ、絶対にセックスしないから」

「わかっている、でも、お尻はいいよね」

「イヤよ、痛いから」

「やらせてよ、姉さんのしたいんだから」

「わかったわよ、セックスしていいわよ。その代わり、傑作を描くのよ」

「任せて、自信あるから」筆がなめらかに動いていく。

(お母さん、これでいいのよね、欣也のためだし…)俊子は乳房と絨毛を晒したまま立っていた。

 

 それから1ヶ月が過ぎて秋になった。

「出来たよ、姉さんの絵が!」

「凄い、本当に欣也が描いたの?」俊子にも信じられないできばえだ。

「何言っているんだよ、見ていたじゃないか」

「そうよね、欣也が描いたなんて信じられないの」食い入るように描かれた女性を見つめた。

「欣也、へアが少ないわよ、私のヘアはもっと多いわ」

「多いと変だから減らしたんだ。姉さんも剃った方がいいよ」

「イヤよ、ヘアを剃るなんて」

「全部じゃないよ、ほら見て!」写真を見せた。

「モデルはこうしているの?」

「外国のヌードモデルはそうだよ。オ○ンコを見せるようにしているんだ」

「私はイヤよ、性器を見せるなんて」

「でも、綺麗でしょう。僕も姉さんのヘアを剃りたいよ」欣也は執拗に迫り「わかったわ、今夜

してもいいわよ」根負けして承知した。

 

 その夜、浴室では全裸になった俊子の絨毛に石鹸液が塗られた。

「全部はイヤよ、約束して」

「わかっている」石鹸液を塗りおえると欣也はカミソリで絨毛を剃りだす。

「ジョリ、ジョリ!」カミソリが動くたびに絨毛が消え、やがて、淫裂の周りが全て消え失せて

恥丘に2センチの幅で帯状に残されるだけになった。

「終わったよ、姉さん」

「イヤだ、恥ずかしい!」両手で股間を多い隠す。

「姉さん、それよりも、約束したよね」

「わかっている、これからしようよ」俊子は欣也の股間を撫でる。

「そうだよね。今夜から姉さんは僕のお嫁さんになるんだよね」

「違うわ、今夜だけよ。勘違いしないで」

「今夜だけでもいい。姉さんと一緒なら」2人は俊子の部屋に入ってベッドに寝た。

「姉さん…」唇を重ね合うと手が乳房を撫でていく。

「欣也、優しくしてよ…」俊子に応えるかのように欣也はゆっくり股間を押しつけていく。

 

 「そう、そこに入れるの」足を限界まで開いて入りやすくしている。

「吸って、オッパイを吸いながら入れて…」頭を抱きしめながら催促する。

「わかった、そうする」言われた通りに乳首を吸いながらなおも押し込んだ。

「欣也…」「姉さん…」2人は呻き声を上げながらゆっくりと絶頂を目指した。

「姉さん、いいだろう?」

「いいわよ、一杯出して」欣也のピストンが速まった。

「あ、あ、あ〜!」悦びの声を上げ、背中を浮かせた。

「出すよ、出すからね」

「頂戴、欣也が欲しいの…」俊子の子宮深く欣也の体液が噴き掛かった。

「姉さん…」「欣也…」2人はまた唇を重ね合った。

翌日、欣也は描き上がった絵を持って大学に行って教授に見せた。

「凄い、これは凄いよ…」教授も信じられないと言った顔をしている。

「一気に描きました。全てを出し切って…」

「これは凄いな、展覧会に出展した方がいいよ」教授が展覧会への出展を勧める。

欣也は迷ったが「そうですね、出してみます…」教授には逆らえないから言われるまま出展した

が、欣也が描いた絵が思わぬ事になった。

 

 展覧会では有名な画家達も絶賛している。

「凄いや、これが学生が描いたなんて信じられない!」

「この筆使いは天才だよ。女性のラインが綺麗に仕上がっているじゃないか!」見る人全てが絶

賛して大賞を受賞した。

この展覧会で大賞を受賞した事はテレビや新聞でも取り上げられて欣也は有名人となったが、反

対にモデルになった俊子は肩身の狭い思いをしなければならなかった。

「あの人よ、弟の前で裸になった人よ」買い物に行っても後ろ指をさされている。

「イヤねえ、いくら弟が可愛いくとも、ヌードになるなんて異常よ」ヒソヒソ話すが俊子にも聞

こえている。

(悔しいわ、あんたに言われる筋合いじゃないのに…)聞こえない振りをして通り過ぎた。

 

6 アトリエ捜し

 

 日にちが過ぎて、欣也の卒業式が迫っている。

欣也はもう、プロの画家としてやっていけるほどの腕前になっていたが俊子は反対に後ろ指をさ

される身になっている。

「姉さん、世間が何と言おうと僕のお嫁さんだよ」

「ありがとう、でも、欣也がそう言っても、世間は冷たいの。町を歩いていても後ろ指をさされ

て…」それだけ言うと声を上げて泣き出した。

「姉さん、この町をでようよ。誰も知らない所に」

「そんな事していいの、生活が大変よ」

「何とかなるよ、もし、ダメだったら、画家をやめて働くし」

「ダメよ、そんな事ダメ。欣也は才能があるの。だからここにいないと」

「ここにいたら、姉さんがかわいそうだよ。それに、もっと姉さんを描きたいし…」欣也も声を

上げて泣き出した。

「ありがとう、欣也…。今夜は私を抱いていいわよ」

「本当にいいんだね?」

「いいわよ、欣也に抱かれたいの」2人は抱き合ったままベッドに倒れた。

 

 欣也は俊子の服を優しく脱がしていく。

「欣也、私をお嫁にするって本気なの?」

「本気だよ。本気で姉さんをお嫁にするんだ」

「もし、子供が出来たらどうするの?」

「産んでよ。僕と、姉さんの子を…」

「兄弟よ、実の兄弟なのよ。それでもいいの?」

「それでもいい。僕は姉さんが好きなんだ!」そう言うと俊子の胸に顔を埋めた。

「私も欣也のお嫁になりたいの。世間が許してくれるなら…」

「世間なんかどうでもいい。姉さんは僕のお嫁さんなんだ!」欣也は膨らみきった肉竿を淫裂に

押し込んだ。

「暖かい、欣也が暖かい…。欣也好きよ…約束して、姉さんをお嫁にするって…」

「約束する。姉さんをお嫁にするって!」欣也は腰の振りを速めていく。

「欣也、一杯出して。欣也の子を産みたいの」

「わかっている、一杯出すよ」更に動きを速めて絶頂を向かえた。

「姉さん…」

「欣也、約束よ。姉さんを嫌いにならないでね」

「そんな事しないよ、姉さんを一番愛しているし」

「ありがとう、欣也」俊子は淫裂から欣也の体液を垂らしても拭こうとはしなかった。

そして、翌日2人はまた旅に出た。

 

 今回は絵の題材探しだけでなく、アトリエも捜している。

「姉さん、ここならいいよ。気に入った」

「そうね、邪魔は入らなそうだし」

「決まりだね、早速だけどここで描くよ。準備して」

「待って、そのつもりじゃなかったから、着てきたの」

「脱げばいいよ、邪魔されそうもないし」

「そうね、日光浴には早いけど…」俊子は欣也が見守る前で全裸になっていく。

「姉さんのヌードは相変わらず綺麗だな。一番綺麗だよ」

「欣也でも、褒められると嬉しいわ。でも、ヘアの手入れをしてないの」全裸にるとポーズを作

ったが股間の絨毛が目立っている。

「今夜、僕が手入れするね。とりあえず、今日は配置を決めるだけにするよ」白いカンバスに筆

を押しつけていくが、その間、俊子は立ったままだ。

 

 書き始めてから1時間ほど過ぎると欣也も服を脱ぎだした。

「欣也、私としたいの?」

「うん。屋外でやるのもいいかと思って」

「そうよね、自然の中でもいいかも」俊子も拒まない。

「姉さん、行くよ」全裸になると俊子に抱きついた。

「欣也、抱っこして。ビデオ見たく…」

「わかった、行くよ」言われるまま、俊子を抱きかかえ駅弁での結合が始まった。

「あ、あ、あ〜。欣也が奥まで入ってくる!」胎内深く入る肉竿に声を上げた。

「気持ちいいの、僕のチンポが?」太股を揺すりながら腰を振っていく。

「いいわ、凄くいい。今までで一番感じる…」髪の毛を振り乱している。

「姉さんの馬乗りでもしようよ。あれも感じるから…」

「わかった。してあげるから、もっとチンポを早く入れて」催促に欣也は肉竿のピストンを速め

た。

「行くわ、行きそう…」淫汁が垂れている。

「僕も行きたい」

「来て、早く来て!」その言葉に爆発が始まった。

「気持ちいい、子宮が溶けそう…」精液を垂らしながら喘いでいる。

その後、暫く休んでから俊子が馬乗りになったり、四つん這いになったりと誰にも邪魔されるこ

となく楽しんだ。

 

 そして、2週間程各地を回り自宅に戻るとメモ書きが置かれていた。

「教授からだ、何だろう?」急いで電話を掛けると「嘘でしょう、信じられません!」声を上げ、

その声に俊子も不安そうだ。

「わかりました。これから伺います」受話器を置くなり「姉さん、偉い事になったよ。ニューヨ

ークの美術館が僕の個展を開きたいって言うんだ!」興奮して言う。

「ホントなの、あそこで個展だなんて。欣也が超一流の証よ」俊子も嬉しそうだ。

「そうなんだ。教授がすぐに来てくれって言うから行って来るね」欣也は走るように家から出て

行った。

「凄いわ、欣也が超一流だなんて。もし、有名になったら、夫婦の約束はどうなるのかしら?」

世間の目が気になった。

実の兄弟が夫婦になるのだから当然かも知れない。

「なんか、いい方法はないかしら?」考え巡らせている。

 

 それから3時間ほど過ぎて欣也が戻ってきた。

「姉さん、個展は来年の春にやるんだって。だから、それまで一杯仕上げないと」

「それは大変ね。それより、約束した事だけど…」俊子は欣也に自分の考えを打ち明ける。

「そうだね、そうしよう。目当てはあるの?」

「あるわよ、ほら」パソコンを見せた。

「わかった、僕も行くよ」2人はメールで相手とメールで連絡を取り合い、俊子は見知らぬ男と

の偽装結婚を作り上げて届け出る。

「姉さん、これで赤ちゃんが出来ても心配ないよね」

「そうね、これで欣也のお嫁さんが一歩近づいたわ」

「近づいたじゃないよ、今日から姉さんは僕のお嫁だよ」

「はいはい、旦那様。よろしくお願いします」

「わかればよろしい。俊子、早速だけど、明日にはまた家を出るからな」

「あなた、わかっています。これから準備しておきます」2人は夫婦気取りになっている。

「俊子、これから風呂は一緒だぞ」

「はい、ご一緒します」2人は一緒に浴室に張って体を洗い合う。

「あなた、元気がいいわよ。これを見たら欲しくなっちゃう…」

「してあげる。おいで!」俊子と向き合い、太股に乗せていく。

「あ、あ、あ〜。オチンチンが入ってくる…」濡れた淫裂はすんなりと受け入れている。

「姉さんをやっとお嫁に出来た…」

「私もよ。弟のお嫁にやっとなれた…」2人は束の間の夫婦を楽しんだ。

 

 美術館での個展準備で翌日には目を付けた場所に住み着いた。

「ここなら誰にも邪魔されないよ」

「そうよね、安心してヌードになれるわ」静まりかえった草原で俊子は全裸になった。

「俊子、もっと足を開いて」

「そんな事したら、オ○ンコが見えちゃうわ。恥ずかしいわよ」

「恥ずかしがるな、夫婦じゃないか」

「わかった、あなたが言うなら我慢する…」言われた通りに足を広げ淫裂を晒した。

「いいよ、絵になるポーズだ」欣也はカンバスに向かって筆を動かして行く。

(お母さん、欣也との事は許して。愛し合っているから仕方ないの)モデルをしている俊子は母

に詫びながら欣也を見つめていた。

 

7 再活動

 

 アトリエに住み着いてからもうすぐ1年になろうとしている。

個展の期間も迫り、欣也は準備に大忙しだ。

「俊子、こっちが出展作だ。うまく描けたよ」

「凄いわ、1年足らずでこんなに描いたんだから。やっぱり欣也は超一流…」言いかけると「オ

ェ〜!」口を押さえて吐きだした。

「俊子、出来たんだね?」

「そうかも知れない。3ヶ月生理もないし」

「僕の子だよね」

「そう、欣也の子よ。明日にでも、病院で確かめて貰う」

「そうした方がいいよ。後は俺1人でやるから」笑顔で整理をしている。

翌日、俊子は近くの病院で診察を受け妊娠を知らされ喜ぶが不安もあった。

「実の弟の子よ。産んでもいいのかしら?」許されない愛に怯えている。

それでも病院から戻ると「あなた、間違いないわ。赤ちゃんがいるの」と告げる。

「そうか、暫くオ○ンコは休みだな」

「そうして、その代わり、お口でしてあげる」

「お尻もいいんだろう?」

「お尻は危険があるわ。膣をさすから危ないかも」

「そうか、口で我慢するよ」その言葉通りに、この日からは口で処理された。

 

 数日後、いよいよ、欣也がアメリカに旅立つ日が来た。

「欣也、しっかりやってくるのよ」

「わかっている、これで僕の運命が決まるんだから」

「その通りよ、わたしを悲しませないでよ」

「大丈夫だよ、行って来るね」欣也は俊子の見送りを受けて成田からアメリカに渡った。

アメリカに着いた欣也は時間を惜しむかのように精力的に準備をしている。

「そうだな、これはここに置いた方がいいな」係員と打ち合わせながら10枚の絵を展示して開

始を待っている。

そして、個展が開始されると訪れた人たちは全裸姿の俊子の絵に驚きをあげていく。

「この筆使いは天才だ…。ルノアールの再来だ…」

「凄いよ、凄すぎる。こんな画家がいたなんて信じられない…」会場は歓声と感嘆の声で溢れて

いる。

当然、それをマスコミが逃すわけがない。

日本のテレビや新聞社も取材している。

「坂上欣也か、余り聞いた事ないな…」

「展覧会で大賞を取った画家だよ。美大を卒業したばかりだけど、こんな才能があったとは…」

驚きながらも報道している。

 

 それは俊子にも伝わっている。

「評判いいんだわ。有名になると、その分、私の事が叩かれてしまう…」不安が高まり装結婚を

解消するため離婚届を出して、元の坂上性を名乗るようにした。

そして、欣也が戻ると姉として振る舞っている。

「欣也、ごめんね。こうしないと世間の目が…」

「わかっている。僕も姉さんと、居たいから我慢するよ」

「ありがとう、今夜はオ○ンコでしてあげるから」

「姉さん、してもいいの?」

「全部は入れないの。半分くらい入れてやるのよ」全裸になると横になり「後ろかして。これな

ら安全なのよ」背中を向ける。

「わかった、半分だけにする」欣也も全裸になり、背中に胸を押しつけゆっくり挿入していく。

「欣也、気持ちいいわ。久ぶりに姉さんのオ○ンコに噴きかけて…」

「そのつもりだよ、姉さん…」肉竿のピストンが速まり「あ、あ、あ〜!」喘ぐ声が響いていく。

「姉さん。出すよ、出すからね…」後ろから乳房を握ったまま動きを停めた。

「感じる、欣也のエキスが凄くいいわ…」淫裂から液体が流れても拭こうとはしなかった。

 

 こうして、欣也の名が有名なるに連れ、エロ週刊誌が2人の事を取り上げだした。

「弟に全裸を晒した姉!」と書かれた見だしで販売している。

俊子が離婚した事や妊娠した事も書かれてあるが、欣也の子である事は書かれてない。

それは興味本位で買われ「凄いわね、弟に素っ裸を晒したんだから。私には出来ないわ」マスコ

ミを賑わしている。

勿論、その事が2人の耳にも入っている。

「何も、こんな事書かなくていいのに。大きなお世話よ」俊子は見るなり泣き出した。

「姉さん、泣かなくていいよ。気にしなければいいんだから」

「でも、悔しいの。ヌードモデルのどこがいけないというのよ」なかなか怒りが治まらない。

「姉さん、無視しようよ。それに暫く静かな場所で暮らそうよ」

「そうしたい、赤ちゃんのためにも」こうして2人は住み慣れた家を後にした。

 

 それから1年が過ぎている。

俊子は女の子を産み、郁恵と命名し、欣也もひっそりと描いている。

そんな2人に作品の依頼が飛び込んだ。

相手は日本有数の資産家で金額に糸目を付けないと言っている。

「姉さん、どうしよう。また裸になってくれるかい?」

「欣也にその気があるならいいわよ」

「それじゃ、頼むね。郁恵のためにも貯金しておかないと」

「その通りだわ。欣也も親らしくなったね」

「当然さ、郁恵の父親なんだから」こうして欣也は再び活動を始めた。

「姉さん準備して」俊子は巻き付けたタオルを外して全裸になった。

「姉さん、ヘアがないんだ!」全裸になった俊子の股間には絨毛がない。

「お産の時に剃られたの。欣也にして貰いたかったけど」申し訳なさそうに無毛の淫裂を晒して

いる。

「気にしなくてもいいよ、生えたら剃れるから。それより、郁恵を抱いてくれない?」

「郁恵も描くの?」

「そうだよ、『女神と天使』を描くんだ」「タイトルが女神と天使か。私が女神で郁恵が天使ね」

「そうだよ、早く抱いて」俊子は眠っている郁恵を抱き上げていく。

「そうだ、それでいい!」大きな声を上げた欣也が筆を動かし出した。

(凄いわ、気迫が今までとは全然違う…)俊子にも欣也の意気込みが伝わっている。

 

 そして、1ヶ月ほどして絵ができあがった。

「凄いわ、まるで、ルノアールが描いたみたい。それ以上かも…」

「そんな事言わないで。僕が描いたんだから」

「そうよね、それにしても、一番の出来と思う」

「姉さんに褒められると嬉しいな。ご褒美に後ろからやらせて」俊子を四つん這いにして肉竿を

押し込んでいく。

「欣也、オ○ンコにはもう出さないで。出来たら困るから」

「わかっている。子供は郁恵だけにするよ」言葉通りに登り切ると肉竿を抜いて背中に放出した。

「出したよ、姉さん」

「わかっている、オッパイも欲しいでしょう?」

「欲しい、姉さんが欲しい」欣也は俊子の胸に顔を埋め、2人は深夜まで抱き合った。

 

8 モデル志願

 

 それから数日後、完成した絵が依頼主に届けられた。

依頼主は絵を見るなり「凄い、凄すぎる。個人で持っているのは勿体ない…」絵に感激している。

絵を見た依頼主は自分が建てた美術館の館長を呼び寄せ見せた。

「坂上欣也ですね。もう彼は天才を越して、超天才の域に入りましたね…」

「君もそう思うか。これを展示できないかな」

「展示させてください。この絵ならルーブルにも負けません。喜んで展示します」

「頼んだよ。それから、この絵だが、いくら払ったらいいかな?」

「かなりの高額になりますね。最低でも3千万でしょう」

「そうか、それなら5千万払うか」こうして、欣也に5千万が支払われ、描いた絵が美術館に展

示された。

展示されると「凄いや、日本にこんな画家がいたなんて!」声を上げている。

それは評判が評判を呼び、海外の愛好家も訪れ、欣也の名前が世界に知れ渡った。

 

 欣也の名前が世界に知れ渡ると2人の生活も安定していく。

その余裕でか「姉さん、両親の墓参りをしようよ」欣也が突然に言い出した。

「そうよね、郁恵の報告もしないといけないし…」

「これから行こうよ、泊まってもいいし」こうして3人の親子は墓参りに出かけた。

墓は東京の郊外の暮園にあり、電車を乗り継いでやってきた。

「お父さん、お母さん。これが欣也との子供です…」禁断の子である郁恵を抱きながら線香をあ

げ、欣也も「姉さんと結婚しました。この子が僕達の子供です…」と線香をあげた。

墓参りをすますと実家に向かう。

「大部汚れているわね。掃除も大変だわ」

「そうだね、暫くは掃除に明け暮れるな」欣也も笑いながら言う。

2人が実家に戻ったのは近所でもわかっているが、世界でも有名になった欣也と俊子に後ろ指を

さすような事はせず、温かい目で見ており、2人にとっては幸いだ。

 

 それから10数年が過ぎた。欣也も中年の域に入り、俊子も老けて昔の面影がなくなっている。

「姉さん。老けたね」描く欣也も筆の動きも遅い。

「そうよね、もうおばさんになったし。モデルは無理かもね」2人はいつものように描いている

と「ただいま!」元気な声と共に郁恵が入ってきた。

「母さん、ヌードモデルしてるの?」

「そうなの。おやつはテーブルの上に置いたからね」

「おじさん、見ていてもいいでしょう?」

「いいよ、郁恵。邪魔しなければ」欣也と俊子は郁恵に兄弟だと教えていた。

だから郁恵も欣也の事をおじさんと呼んでいる。

(お父さんと呼んで欲しいけど、今は無理だし…)思春期の郁恵に真実を話すのを躊躇っている。

「そう言えば、おじさんの描いた絵が教科書に載っていたわよ」郁恵は鞄を開いて教科書を取り

だした。

「どれどれ、見せてごらん」捲っていくと確かに描いた絵が乗っている。

「母さん、おじさんって有名人なんだね」

「そうよ、だから誇りに思っていいのよ」俊子も自慢げだ。

 

 暫く郁恵は描くのを見ていたが「おじさん、私のヌードも描いてくれない?」服を脱ぎだした。

「な、何を言っているの、郁恵はまだ高校生よ。そんな裸になるなんてダメ!」

「お母さんだって、裸じゃないのよ。私だって、いいスタイルしてるわよ」俊子と欣也が唖然と

しているが、郁恵は下着も脱ぎだした。

「やめなさい、郁恵は子供なのよ!」俊子がやめさえようとするが郁恵はパンティも脱いで全裸

になった。

「見て、おじさん。私のヌードも描いてよ…」恥ずかしがらず、発育中の乳房と股間を露わにし

ている。

「姉さん、郁恵も大人になったよ。これならいけるよ」欣也は娘の体を調べるように見ている。

「やめて、郁恵を描くなんて、私は反対よ」俊子はあくまでも認めようとはしない。

「おじさん、描いて。お母さんが反対でも描いて!」郁恵はもう、ポーズを取っている。

「姉さん、郁恵がこれまで言うんだから…」欣也はカンバスを差し替えて郁恵を描こうとした。

「欣也、わかったわ。描くなら私も一緒よ」俊子も認めるしかなかった。

「そうだね、2人一緒に描くよ。それだったら…」2人を向かい合わせ、足を開かせたまま、掌

を合わせさせた。

「う〜ん。これがいいな。郁恵の、ヘアも描くよ」露わになった絨毛を撫でていくと幼い淫裂が

反応した。

(やめなさい、あなたの娘よ、そんな性器なんか触らないで。今夜相手してあげるから…)俊子

は冷や冷やしながら見ている。

「よし、これでいい。暫くそのままだよ」やっとカンバスに筆を付けた。

 

 その夜、郁恵が寝たのを確かめると俊子は欣也の元へと向かう。

「欣也、郁恵に手を出しちゃダメよ。オ○ンコしたかったら姉さんがしてあげるから」ナイトガ

ウンを脱ぐと何も身につけてなく、生まれたままの姿になっている。

「姉さん、安心していいよ。実の娘に手を出すほど変態じゃないから」

「約束よ、欣也。姉さんならどんな事してもいいから」俊子は欣也の上になり腰を振り出す。

「ギシ、ギシ!」ベッドはきしみ音を立てながら揺れている。

「姉さん、出すよ。出すからね…」

「出して、姉さんも欣也のエキスが欲しいし」腰の動きを速めていく。

2人は禁断の愛を確かめ合うが、眠ったはずの郁恵が見ていた。

(母さんがおじさんとセックスしている。2人は兄弟のはずよ…)覗き見している郁恵もショ

ックを受けている。

そんな郁恵をよそに「して、後ろからして!」四つん這いになって結合していく。

(母さんなんか嫌いよ。おじさんとセックスして…)嫌悪感を覚え、次の日から俊子が話しても

郁恵は答えようとはせず、口を閉じたままだ。

 

9 母の代理

 

 そんな、郁恵だが、欣也とは口を開いている。

「おじさん、続きをやろうよ」服を脱いでいく。

「わかった、姉さんを呼んでくるよ」

「お母さんはいなくていいの。私1人を描いてよ」

「そうは行かないよ、ちゃんと許可を取らないとな」俊子を呼んだ。

「欣也。私も脱ぐわ、郁恵だけでは絶対ダメよ」服を脱ぎ全裸になると郁恵とポーズを作った。

そんな日が暫く続いていたが、俊子が突然倒れて病院に運ばれた。

「お母さん、死なないで、お母さん、死んじゃいや!」郁恵もこの時ばかりは娘に戻っている。

「心配しないで。疲れただけよ。後は郁恵に頼んだからね」

「わかった。後は私がやるわ」郁恵は俊子と約束した。

俊子が入院すると困ったのは欣也だ。モデルがいなくなり、描くにも描けない状態だ。

欣也は何とかしたが、やはり思ったようにはいかない。

「ダメだ、姉さんがいないと描けない…」筆を投げ捨て、昼間から酒を飲んでいる。

 

 それはには郁恵も心配だ。

「世界で有名なおじさんを酔っぱらいにしたら、お母さんに申し訳が立たない…」俊子の代わり

になる事を決め、学校から戻ると欣也の世話をしている。

そして「おじさん、私を描いて欲しいの」服を脱いで全裸になった。

「ダメだよ、姉さんとの約束がある…」言いかけて郁恵の体を見ていると顔が強ばっていく。

「そっくりだ、姉さんそっくりだ!」酔っている欣也は郁恵を押し倒し、乳房に顔を埋めて乳首

を吸い出す。

「そうよ、私をお母さんと思っていいのよ」拒もうともせず欣也の思い通りにさせている。

やがて欣也が股間を触りだした。

(ダメよ、そこはダメ。でも、お母さんと約束したし…)拒みたいが淫裂を撫でられても拒もう

とはしない。

欣也は暫く触ると「描くぞ、準備しろ!」手を退けて立ち上がった。

「すぐやります!」それを待っていた郁恵は急いで準備を始める。

「郁恵、ここに座るんだ」言われるままのポーズを取ると欣也は筆を動かし始めた。

翌日からは、悪魔に取り憑かれたかのようにカンバスに向かっている。

郁恵が学校から戻るなり「準備しろ!」と催促している。

それには「すぐにやります」急いで脱いでいく。

(お母さん、これでいいのね。おじさんも真剣になっているし…)全裸になるとポーズを作って

いた。

 

 こうして、俊子が入院しているにもかかわらず欣也は作品を仕上げた。

「見てくれ、これは『天使の微笑み』だな」

「これが私なんだ。リアルだからちょっと、恥ずかしいな」顔を赤らめた。

「郁恵、恥ずかしい事ないよ、これは芸術なんだから」

「そうよね。芸術よね。そうだ、おじさん。今夜はお母さんの代わりをするからね」

「嬉しいね、郁恵がしてくれるなんて」

「当然よ、描いてくれいたお礼をしないとね。まずはお風呂よ、おじさん!」

「はいはい、風呂だね」言われるまま風呂に入っていく。

「今度は郁恵に助けられたな」欣也も展覧会に間に合ったので機嫌が良い。

お湯につかり体を洗い出すと「おじさん、背中を流すね」郁恵が入ってきた。

「い、郁恵、何も裸にならなくても…」

「ダメよ、今夜はお母さんの代わりをするの。私、知っているのよ、兄弟だけど愛し合っている

って!」それには何も反論できず黙ったままだ。

「おじさん、ほらこっち向かないと」2人は向き合った。

「まずはここからね」石鹸を泡立てると股間に塗っていく。

「郁恵、そこはいいよ。自分でするから」

「ダメ、お母さんがやっていたわ。こんな事も…」肉竿を掴んで擦っていと、萎縮していたのに

膨らんでいく。

「恥ずかしいよ、そんな事されたら」

「恥ずかしくはないわ。おじさんも私にするんだから」

「俺が郁恵のオ○ンコを洗うのか?」

「そうよ、お母さんのも洗っていたじゃないのよ」欣也はそれ以上何も言えない。

「わかった、好きにやってもいいよ」郁恵に任せた。

 

 そして、体を洗い終えた2人は濡れた体をタオルで拭き取ると、そのまま欣也の部屋へと向か

った。

(どうしたらいいんだ、俊子。このままでは郁恵を抱くしかないぞ。実子の郁恵を…)思い悩む

が郁恵は寄り添っている。

「おじさん、私後悔しないわ。前から思っていたし」部屋に入ると横に寝た。

「本当にいいのか、戻れないんだぞ」

「かまわないわ、おじさんが好きだから。早く来て。お母さんには秘密にしておくから」

「わかった、そこまで言うなら」横になった郁恵の上に乗って乳房を揉んでいく。

(子供だと思っていたら、立派な大人の体になって いる…)罪悪感を覚えながらも乳首も吸った。

「いいわ、凄くいい…」郁恵も母性本能か乳首を吸われて声を上げた。

それには欣也も驚いて動きを停めた。

「おじさん、もっとして。ここにもして…」体をずらし、肉竿に淫裂を押し当てていく。

「ダメだよ、いくら何でも。それはお母さんの許可を取ってからにしようよ」

「もう子供じゃないよ、してもいいんだから」郁恵は体を押しつけて肉竿の先端が入り込んだ。

(ダメだ、これ以上したら、姉さんに申し訳ない。ここは逃れないと)体を浮かせて行く。

 

 「私が嫌いなの?」郁恵が泣き顔になった。

「郁恵が嫌いじゃないよ。口でやって貰うのが好きなんだ。郁恵に出来るかい?」

「ああ、フェラね。お母さんもやっていたわ。私だって出来るわよ」

「どこでそんな言葉を知ったんだ?」

「学校よ、友達から…」平然と言うと、体を入れ替え郁恵が上になって欣也の股間に顔を埋める。

「出してもいいわよ、おじさんのなら飲めるから」

「飲めるって、やった事あるのかい?」

「あるわけないわよ、おじさんだから特別なの」そう言うと肉竿を掴んで口を押しつけ「ウグ、

ウグ!」と動かしていく。

「気持ちいいよ、郁恵にやって貰えて…」満足そうな声を上げると郁恵も笑顔になっている。

(姉さん、これからどうしよう、郁恵は本気だよ。本当の事を言った方がいいのかな?)真実を

打ち明けるか悩んだが、俊子が戻るまでは黙っている事にした。

 

10 ご褒美

 

 郁恵がモデルになった「天使の微笑み」が発表されるとセンセーションを巻き起こした。

国内はおろか海外のメディアも報道している。

この作品で欣也は日本の最高機関である芸術会員になり、絶頂を極めている。

しかし、嫉妬してか批判する輩もいる。

「女の裸しか描けなくて、何が天才だ!」同じ芸術会員の長老が悪口を言っているが、それに欣

也も反論はしない。

言われてみれば描いたのは俊子と郁恵のヌードしかなかったからだ。

欣也はそれから逃れようとまた酒に溺れた。それには郁恵も悩んでいる。

「ダメ、これ以上飲んじゃダメ!」酔った欣也から酒を取り上げている。

「お母さん、どうしたらいいの。私にはわからないの」郁恵も悩んでいた。

そんな悩みを解消するかのようにやっと俊子が退院してきた。

「お母さん、おじさんが…」家に戻るなり、欣也の事を打ち明ける。

「偉いわ、郁恵も頑張ったのね。後はお母さんがやるからね」俊子は欣也の元へと向かった。

 

 欣也は俊子を見るなり「姉さん、会いたかった!」抱きついた。

「私も欣也に会いたかった」2人は唇を重ねると横になった。

「欣也、今はダメ。酒をやめるまではダメなの」

「やめるよ、もう飲まない。だから姉さんが欲しい…」

「信用できないわ。元通りになったら…」それだけ言うと欣也のズボンを引き下げていく。

「口でだけよ。元のようになったらしてもいいけど」肉竿を掴んで口に入れた。

「やりたい、姉さんとオ○ンコを…」気持ちよさそうに声を上げるが、俊子はなおも口を動かし

て続ていると「出る、出る〜!」雄叫びを上げて放出した。

「姉さん、気持ちよかった。久しぶりに姉さんにして貰えて…」

「もっと気持ちいい事したいでしょう。私も欣也としたいのよ」口を拭き終えると服を脱ぎだす。

「描くよ、今から準備する!」欣也はカンバスの準備を始める。

俊子はその間にも全裸になっていく。

「見て、こんなに生えたの。手入れしたいでしょう?」真っ黒な絨毛に覆われた淫裂を撫でてい

く。

「剃りたい、姉さんのオ○ンコを剃りたい…」

「剃りたかったら、酒をやめて元通りに描くのよ。そうしたら欣也のしたい事をしていいわよ」

「わかった、約束だよ」酔いが醒めない体でカンバスに筆を動かしていった。

 

 それを見ていた郁恵は「凄いわ、母さん。私だっておじさんが好きだし…」服を脱ぎだす。

そして、全裸になると「おじさん、私も描いて。描けたら私のヘアも剃っていいわよ」2人の前

に現れた。

「ダメよ、郁恵はダメ。まだ子供だから…」

「お母さん、私はもう子供じゃないわ。ほらオッパイだってこんなよ。それにここも…」指で淫

裂を広げた。

「綺麗だ。綺麗なオ○ンコだ!」すかさず欣也が声を上げた。

「ダメ。欣也絶対ダメよ。郁恵はあなたの…」そこで言葉を停めた。

「姉さんわかっている。郁恵は姉さんお大事な子だから」郁恵の肩に手をやりポーズを取らせる。

「ご褒美にオッパイにさせる、それならいいよね、母さん」

「オッパイだけよ、それに母さんの前で」

「ありがとう、おじさんうまく描いてね」娘の郁恵にも励まされ気合いも入る。

2人の励ましで欣也は元のように筆を動かし10日程で完成した。

 

 「欣也、約束通りにしていいわよ」俊子はガウンを脱ぎ全裸のまま腰を下ろして足を広げた。

「始めるね」用意されたハサミを動かすと切られた絨毛が落ちていく。

その後石鹸液を塗り、カミソリで剃っていく。

「全部はしないよ、ここだけ残すね」恥丘に2センチ幅で縦に残し、それ以外は根本から剃った。

「次は私よ。私もお母さんと同じにして」郁恵も腰を下ろし足を広げた。

「わかった。約束だしな」郁恵の絨毛にはさみを入れると俊子が「欣也…」心配そうに声を掛け

る。

(姉さん、わかっている。実の娘に変な事はしないよ)振り返り、頷くとハサミを動かしていく。

こうして郁恵も俊子と同じように淫裂を剥き出しにされた。

「郁恵のは姉さんよりピンクが濃いね」

「仕方ないわよ、郁恵を産んだからこうなったのよ。前はああだったんだから」2人は郁恵の淫

裂を見ながら話しているが「もっとやる事あったでしょう、お母さんとおじさんとで!」催促し

た。

 

 「郁恵、やる事って、何の事?」

「とぼけなくてもいいわよ。セックスよ!」

「馬鹿言わないで、兄弟よ、そんな事出来ないわ」

「とぼけたってダメ、愛し合っているのを知っているわよ。兄弟だって産まなければセックスし

てもいいはずよ」郁恵の言葉に顔を見合わせた。

「ほら早くやらないと。お母さんがやらないなら、私が代わりにやるわよ」

「ダメ、郁恵は絶対ダメ。これからやるから向こうに行ってて!」

「それじゃ、確かめられないわ。私の目の前でやって」

「郁恵、セックスは見るもんじゃないよ。愛し合う2人がする神聖な行為なんだから」何とか言

い逃れをしたが通じなく「わかったわ、郁恵の前でやる。でも、気分悪くしても責任持たないか

らね」俊子は諦めて欣也の服を脱がし抱きついた。

「欣也、寂しかった…」

「僕もだよ。姉さんが欲しい…」唇を重ね合うと、シックスナインになって性器をなめ合う。

その後、仰向けになった俊子に覆い被さり、結合が始まると「あ、あ、あ〜!」声を上げ、淫裂

を濡らせていく俊子だ。

 

 そんな2人を見ている郁恵も股間が熱くなっている。

(お母さんの膣にあんな太いのが入るんだ。それに、あんなに膣を濡らして)流れ出る淫汁を見

つけた。

(我慢できない…私もおじさんにされたい…)指で淫裂を撫でていくが物足りない。

「お母さん、私も入れて…」立ち上がると、欣也の背中に乳房を押しつける。

「い。郁恵…」驚く欣也に「私もされたいの、お尻ならいいでしょう?」欣也の肛門を撫で出す。

「姉さん、どうしよう?」

「お尻だけよ、膣に入れないで。それなら認める」

「ありがとう母さん、終わったら、私にもしてね」

「わかった、姉さんとすんだら、郁恵だぞ」再び、肉竿のピストンを始めた。

そして、俊子の胎内に放出をすますと、休憩を挟んで郁恵に抱きついた。

欣也は乳房を揉みながら乳首を吸うと「あ、あ、あ〜!」声を上げ背中を浮かせている。

それを(郁恵も、もう立派な大人になっているんだ…)心配そうに俊子が見ている。

そんな事など知るよしもなく、郁恵は四つん這いになり、肛門に欣也の肉竿を向かえていた。

「あ、あ、あ〜!」俊子よりも大きな声を上げている。

 

11 エピローグ

 

 それから数年が過ぎた。

欣也と俊子ははめっきり白髪が目立ち、老いを感じさせている。

しかし、郁恵は女盛りか色っぽさを漂わせていた。

そんな中、欣也と俊子は抱き合っていた。

「姉さん、もう少しさせて」

「ごめんね、欣也。膣がいう事を聞かないの。閉経したから何も感じなくて痛いだけなの」

「そんな、僕はどうしたらいいんだ?」

「お口でしてあげる、だから我慢して」欣也の股間に顔を埋めて肉竿をなめていく。

しかし、欣也にはそれだけでは物足りず、その不満が仕事にも現れていた。

「くそ〜!」いらだったように描きかけた絵にバツを入れている。

「おじさん。やめて、せっかく描いたのよ!」

「ダメだ、これはダメなんだ。うまく描けない…」落ち込んでいるのを見て郁恵は俊子に訳を聞

いた。

「きっと、私の体の性よ。セックスを避けているから」

「だったら、やればいいのに」

「無理なの、年で膣が伸びないの。入れられると凄く痛くて我慢できなの」それには郁恵も黙っ

たままだ。

暫く沈黙が続いたが「それだったら、私がおじさんとすればいいのね」郁恵が口を開いた。

「何言っているのよ、あなたは欣也の…」そこで言葉を止めた。

「姪なんでしょう。だから、コンドームを付けてすれば平気よ」

「ダメよ、嫁入り前の大事な体なんだから」

「結婚はしたくないの。私もお母さん同様におじさんと暮らしたいし」

「そこまで考えているんだ…」俊子はそれ以上言えなかった。

 

 その夜、欣也の部屋には全裸の郁恵が現れ「おじさん、私がお母さんに代わってお相手します」

それだけ言うと抱きついた。

「郁恵、いけないよ、姉さんに知られたら大変だし」

「その心配はないわ。お母さんも承知なの。お母さんがするのはもう無理なの」

「本当か、その話?」

「本当よ、女性は生理が止まると性器も老化しちゃうのよ…」

「わかった。姉さんがいいというなら」郁恵の乳房を掴んで揉んでいく。

「大きくなったでしょう?」

「ああ、こんなに膨らんで。女盛りだな」手を伸ばして淫裂を撫でていくと濡れている。

「入れて、もう大丈夫よ」

「わかった、入れるよ」郁恵の足を広げて体を押しつけていく。

「おじさんがお父さんだったらいいのに…」呟くようにいいながら頭を押さえている。

欣也はゆっくりと肉竿を押し込んで行くと「うっ!」呻き声を上げ体を震わせた。

「処女だったのか?」

「ええ、おじさんにして欲しかったから…」願いが叶ったのか郁恵は涙を流している。

「泣くな、郁恵。大好きなんだから」なおも押し込んでピストンを始めると「あ、あ、あ〜!」

声を上げだした。

 

 それは俊子にも聞こえている。

「どうしたらいいのよ、欣也が実の娘とセックスしているなんて」気になって仕方がない。

「この際、キッパリ言った方がいいかも」覚悟を決めて2人の元へと向かうと、郁恵は抱きかか

えられ、駅弁で結合している。

その前で「でる、でる〜!」欣也が登り切った。

「ダメ、出しちゃダメ!」やめさせようとしたが郁恵の淫裂からはポタポタと液体が垂れ落ちた。

「そんな、娘に射精だなんて…」悲鳴に近い。

「大丈夫よ、お母さん。喪失の時は妊娠しにくいの。それより、お母さんも一緒にしようよ」

「そうだな、姉さんにもしないとね」欣也は俊子にも気を遣っている。

「そうよね、仲間はずれなんていやだし」俊子も欣也に抱きついた。

それから夜は3人で抱き合っていた。

 

 これ以降、欣也に描かれる女性の顔が色っぽくなっている。

「出来たぞ、郁恵。オッパイも大きく描いたぞ」

「ホントだ、ご褒美に出してもいいわよ」郁恵は四つん這いになり尻を向けた。

「郁恵、タップリ出すよ、貯まっているから」ズボンを引き下げると肉竿を押し込んでいく。

「いいわ、気持ちいいわ…」声を上げ出すと「欣也、私にも…」俊子は乳房を掴んで欣也の口に

押しつけた。

「吸って、欣也に吸って欲しいの」それに応えて乳首を吸うと「あ、あ、あ〜!」声を上げてい

く。

その声に欣也も登り詰めて爆発した。

「お母さん、溶けそうだわ。膣が溶けそう…」満足した顔になっている。

「欣也。また出したの。出来たらどうする気よ」

「産むわ、私、おじさんの子を産みたいし」

「馬鹿言わないの、あなたは、欣也の子供なのよ!」

「知っていたわ、2人の子供だって。でも、お父さんの子を産みたい…」郁恵は泣き出してしま

った。

「どうしよう、欣也。実の娘よ」

「こうなったら、郁恵と夫婦になるしかないよ。そのほうが自然かも」

「それじゃ、私がのけ者になってしまうわ、一緒にいたいわよ」

「勿論、今まで通りだよ。表向きだけはね」それには俊子も納得した。

 それから数年後、郁恵は子供を産んだ。

「お母さんから見れば孫だけど、お父さんから見れば姉妹かも」郁恵は生まれた子供を撫でてい

く。

「そうだよな、郁恵とは姉妹だよな。今度も傑作に仕上げるぞ」

「そうして。準備するから」俊子と郁恵は全裸になってポーズを作った。

「郁恵、剃ったのか?」

「剃られたのよ、看護婦さんに」

「俺がやりたかったのに…」

「お父さん、そんな顔しないで。お母さんが伸びきっているわよ」

「そうよ、欣也。私ので我慢して。それに郁恵が元通りになるまでは私が相手するわよ」

「約束だよ、姉さんとは暫くしてないから」

「約束する、だから綺麗に描いてね」

「わかっている、腹の皺も描かないし、オッパイも持ち上げて描くよ」機嫌良く筆を動かしてい

く欣也だ。

その側には郁恵の産んだ子が寝ているがこの異常な関係が世間に知られる事はなかった。

 

〜完〜

 

【ホーム】  【読み切り目次】