キュアハッピー


「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

キャラクターの概要クル!

大人気 大きな 子供向けハートフル変身 ギガヴァイオレンス ヒロインアニメ「プリキュアシリーズ」の
7代目にあたる9作目『スマイルプリキュア!』の主人公。担当声優は福圓美里氏。
本名は「 星空みゆき 」。新学期と共に七色ヶ丘中学校に転校してきた2年生の14歳。
家族は父・博司と母・育代。また、離れて暮らしている祖母・タエがいる。
母の日を扱った第15話で母親が登場したときは、やたら美人であることから話題を集めていた。
「あひゃひゃひゃひゃ」と叫びながら爪研ぎなんてしません。早乙女家相羽家高町家のいずれとも関係ありません。

転校初日に絵本の国「メルヘンランド」からやってきた妖精「キャンディ」と出会い、
敵対する「バッドエンド王国」からメルヘンランドを救うため伝説の戦士「プリキュア」となった。
+  メルヘンランドとバッドエンド王国について

性格はおっちょこちょいの慌てん坊で、その上ドジ。
「泣くとハッピーが逃げる」が持論で、辛い時でも笑顔を絶やさない。口癖は「ウルトラハッピー」。落ち込んだり不機嫌になったりすると「はっぷっぷ~」と膨れながらつぶやく。
他の女の子をプリキュアに勧誘しに行っても、いつも目的そっちのけで相手の手伝いをしてしまうほどのお人好しである。
しかし彼女が候補として目を付けた少女は全員がプリキュアに覚醒しており、「どんなに辛い時でも幸せを見つけられるように」という願いから「みゆき」と名付けられた、
その人を見る目は確かであると言える。
メルヘンや絵本が大好きで、物事を絵本の話に例える事が多い。理想の男性はピーターパンで、ゲームでは「いつピーターが来てもいいように毎日窓を少し開けて寝ている」と話した。
中学二年にもなってそれはどうなのだろうか……。 理想のヒロインはシンデレラで、まさにハッピーエンドの象徴だと思っている。
また、そういった趣味のせいか、プリキュアの決め台詞を提案した。
ヒーロー好きな黄瀬やよい(キュアピース)とは特に話が合い、「一緒にアニメのDVD見る約束した」と話している時もあるので、着実に布教されているようだ。
一方勉強は全教科苦手で、絵本の他に『赤毛のアン』など明らかに小説の範疇に入る本も愛読しているにも関わらず、学校の国語は簡単なことわざさえ間違えるほど出来ない。
反面、「シンデレラ」がフランス語で「灰かぶり」を意味する事を即座に思い出せることから、知識には偏りがある。
学校ではチアリーディング部に所属。ほとんど描写されないため本編では忘却の彼方に置き忘れられがちであるが、
第29話では自らボンボンを持って緑川なお(キュアマーチ)を応援している。メタな話になるが、前記EDのダンスもチアダンスがベースとのこと。

その夢見がちな性格のせいかボケキャラとしての役割も多く(というか日常パートでは殆どボケ役)、
完全にシリアスな回ですら彼女だけギャグ描写が入るなど、主人公でありながらコメディリリーフのような役割も負っている。
1人テンション高過ぎて落ち着きがないことと、童話風メルヘン発言も合わせて「なんかキメてる」ように見えなくもない。
なおや日野あかね(キュアサニー)には冷ややかに突っ込まれることも多い。

ハッピーというように「幸せ」と「笑顔」にこだわっているものの、
修学旅行で清水寺舞台から転げ落ちそうになったのを助けられたりと、度々不幸な目に遭っている。
特に敵幹部「マジョリーナ」のアイテムの騒動には必ず巻き込まれており、キャンディと身体が入れ替わったり、
透明人間になったり、小さくなったり、子供になってしまったり
果ては 巨大ロボットにされて内部に乗り込んだプリキュアに操縦された りしている。
それでも立ち直っているのは、多くの人に助けられているからこそだろうし、潜在能力は凄いものを秘めているのかもしれない。
劇場版では幼少期のある経験から「笑顔」にこだわる訳が明かされている。
その「はじめてのともだち」の正体は不明。みゆきは手鏡の精だと思っているが…?

+  キュアキャンディ
+  ハッピーロボ

プリキュアになった当初は逃げ腰だったが、戦いが進むに連れ自分の力を実感して「 テレビのスーパーヒーローね! 」と俄然やる気になっている。
メタいとかヒロインだろってツッコミは無しで
ちなみに変身しても声や口癖で即正体バレするという前代未聞の現実的問題を抱える。

スマイルパクトにキュアデコルをセットし、「プリキュア、スマイルチャージ!」と叫ぶことで変身する(他の4人も同じ)。
変身前は横向きにチョココロネをくっつけたような髪型だが、変身すると根本で縛った太めのツインテールになる。
さらに強化フォーム「プリンセスフォーム」時はテールの房部分が1つから2つになる。
戦闘中は「気合いだ気合いだー!」という掛け声と共にスマイルパクトにエネルギーを溜め、
両手でハートの形を作り、そこから光線を発射して攻撃する必殺技「プリキュア・ハッピーシャワー」を使う。
構えなどがどっかで見たような姿なのは内緒。というか「気合を溜める必要がある」などのプロセスから
格ゲー好きな大きなお友達からは「覇王翔吼拳」だの言われまくっている。
落下しそうになったときに反動を推進力として使ったこともあるし。シップーケー!!
その威力はヒットすれば 一撃必殺 。アカンベェ*3に当てれば浄化出来る他、ミサイルの迎撃なども可能。
他のプリキュアの必殺技も同等の威力があり、各プリキュア単体の火力はなかなか高い。
さらわれたキャンディを奪回するためバッドエンド王国に乗り込んだ第23話でも、敵幹部は全員単体の必殺技でKOされており、
通用しなかったのは(青っ鼻・スーパー両アカンベェを除けば)第22話のジョーカーとの対戦のみである。
(デメリットについては後述)
終盤の超必殺技ラッシュでは大トリとして「プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング」を披露。
エネルギーを自身に集約させハート形の亜球体とし、全身で投げつける形で亜球体を光線として発射する。

青っ鼻が登場した際は全く技が通用しなかったが、キャンディが生み出したデコルによって、5人での協力技「レインボーヒーリング」を使い浄化している。
さらにキャンディ奪回戦ではロイヤルクイーンと守護獣「ペガサス」から力を受けて「プリンセスフォーム」に変化。
その際の協力技「レインボーバースト」は ピエーロが放ったバッドエナジー砲 (ポップによると 星を破壊する威力 を正面から押し返したうえにそのまま浄化してしまう という 歴代プリキュアでも上位クラスの強さ を発揮している。
さらにレインボーバーストすら通用しないハイパーアカンベェを伝説のアイテム「ロイヤルクロック」と守護獣「フェニックス」の力による必殺技「ロイヤルレインボーバースト」で2体まとめて倒し、
劇場版ではロイヤルレインボーバーストすら通用しなかったラスボスに対し、人々の祈りで 「ウルトラキュアハッピー」 へと変化し…
と、とんでもないインフレを起こすのであった。

しかしキャンディのデコルによる支援がなければ万事休していた、という場面も多く、プリキュアとしての実力を疑問視するファンもいる。

転校生という設定から、2作前の『ハートキャッチプリキュア!』のキュアブロッサム/花咲つぼみを想起する人が多い。
空から落ちてきた妖精と顔面でぶつかって出会う*4、転校初日の自己紹介で硬くなり過ぎクラスの子(プリキュア候補)に助け舟を渡される、
校内で気合を入れたところ周囲に注目されてしまい恥ずかしくて撤収、初戦で力をコントロール出来ずに大ジャンプ、妙な技のネーミングセンスなど、実際物語の導入部に共通項が多い。
ただ性格はポジティブシンキングな性格なので、5人編成のリーダーになる事も含め、『Yes!プリキュア5』のキュアドリーム/夢原のぞみに近いといえる。
もっともみゆきは全員を纏めて引っ張っていくようなリーダータイプではなく(『スマイル』チームは5人が互いの欠点を長所で補い合う傾向が強い)、
その点では『プリキュア5』チームの結集軸であるのぞみとも違っている。

+  今年の汚れ 今年のうちに


スマイルプリキュアって、どんなアニメなんだクル?

概要

『Yes! プリキュア5Gogo!』以来4年ぶりの5人編成プリキュアである。童話をモチーフとし、コンセプトは「笑顔」。
これには前作『スイート』開始直後に発生した東日本大震災が影を落としており、
制作サイドは番組情報誌のインタビューに「番組を見た人達が毎日笑顔でいられるように願って」とその意図を語っている。
シリーズディレクターには映画『プリキュアオールスターズDX』シリーズ3作を監督した大塚隆史氏、
シリーズ構成には『ハートキャッチ』からプリキュアに参加し『仮面ライダーカブト』でも知られる米村正二氏が起用された。
そしてキャラクターデザインは『プリキュア5』2シリーズを手がけた川村敏江氏が担当。奇しくも川村氏が手がけたプリキュア2代3作は全て5人編成である。

チームの結束力は非常に高く、『Yes!プリキュア5』23-24話のような友情が決裂するような展開はほぼない。
登場人物の関係が割と 痴話 喧嘩の多かった『スイート』が前作なためか仲のよさは際立っており、
下手すると、劇場版しか喧嘩の場面がなかった『Splash★Star』に匹敵するかも。
そのせいかどうかは知らないが、29話では青木れいか(キュアビューティ)以外のメンバーは
夏休みの宿題を苦手教科の分だけ手をつけていない(みゆきに至っては全教科)事が判明。
4人そろって補習を受ける羽目になる など 歴代最大のバカキュア でもあったりする。

プリキュアシリーズは今までもコメディ展開が少ないわけではなかったが、『スマイル』のそれは特に際立っており、
その一方でシリアスな話になると感動の展開や絶望感あふれる展開、熱い展開とガチガチのシナリオが勢ぞろい。
特にキャンディ奪回戦を描いた第23話は、戦闘でOPの各自の場面が再現されたばかりかより壮絶に演出されるなど過熱した内容となり、
放送直後にはtwitterで「もうこれ最終回でいいっすよ!これ最終回にしましょうよー!」と叫んだ川村氏を
大塚監督が「そのつもりで作ったのですが、まだやるみたいです」となだめた末「東映なめんな!」と吠えるほどであった。
このようにシリアスな話とギャグ回のカオスっぷりとの落差は歴代トップクラスである。
「プリキュア版『激走戦隊カーレンジャー』」と言われることも。

しかもバッドエンド王国の幹部もまた視聴者に「これはスマイルじゃねえ、悪だくみの顔だ」と語りかけた一方
後の回で明らかにスマイルしてる場面があったり、戦闘中にプリキュア同士の話し合いが終わるまで待っててくれたり、
某お菓子のCMのパロディをしたりロボットアニメの玩具で仲良くブンドドしてたりとボケ役ばかり。
かと思えば、キャンディ奪回戦では徹底した物理攻撃でプリキュアを追い詰め、終盤では家族を襲撃するなど精神面でいたぶり、
果てはバッドエナジーで生成した「バッドエンドプリキュア」まで動員するなど、ガチでプリキュアを殺りにかかってくる。
特に敵幹部の一人「ウルフルン(モチーフは赤ずきんちゃんに登場する)」は、
デザインと台詞がカッコいい一方で本作敵幹部共通のギャグ的な一面を併せ持つことから
歴代プリキュア敵幹部の中でも人気のキャラクターで、 悪役で男性にもかかわらず単体で商品化されている
下手をするとプリキュアよりも人気かも知れない…なんなのこの作品。

新登場のプリキュアの最初の見せ場と言える単体必殺技についても、米村氏がシリーズ構成を手がけているせいか
単体必殺技の発動にデメリットを課すという、平成『仮面ライダー』シリーズにも見られたリアリティへの傾斜が見られる。
+  単体必殺技のデメリット

また、 顔芸・変顔・「公式が病気」としか思えないカットやシチュエーションが非常に多い ことも特徴として挙げられる。
『ハートキャッチ』のような強烈なデフォルメは少なく、(指や腕の数のミスはあるものの)作画も安定している『スマイル』だが
その分「転落してつぶれたれいかの顔」「絶望キュアピース」など個々の表情、「体型が幼児化したプリキュア」「ハッピーロボ」などのシチュエーションのインパクトは大きい。
そんな本作の5人組の中でもみゆき/ハッピーは特に崩れた表情を見せることが多く、修学旅行話である第13話にておみくじで大凶を引いた時は、
魚眼レンズ効果で少女向けアニメの主人公とは思えないようなとんでもない表情(通称「大凶顔」「キュアハプルボッカ」「インスマウス」等)を見せている。

一時期、過激なコラ画像がネットに出回り、実際に放送されたものと誤解した視聴者からの苦情が原因で、
大塚監督が自身のtwitterにて「コラ画像の作成・流布禁止」を呼びかける声明を出しているが、
くだんのコラ画像の素材となった「大凶顔」や「絶望キュアピース」などは 本当に地上波で放送された物である。
どこまで公式が病気なんだよ。もうコラ作者はついて逝けねえぞ

+  他の4名について

(以上、フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」、ニコニコ大百科、ピクシブ百科事典などより一部加筆改訂)

MUGENでのキュアハッピークル!

キュアブロッサムを製作したmarisya氏製作のD4手描きキャラが、qzak氏のサイトで代理公開中。
前作同様の手間がかけられており、基本動作や技については一通り揃っている。
基本的には4ボタン構成で、打撃技が多いがハッピービームといった飛び道具も搭載されている。
ゲージ貯めでライフ減少してしまうところや、空中ダッシュで蝶の羽が出る(本編でハッピーは使ってないがちょうちょデコルの効果)ところなど
細かいところでも原作再現がしっかりされている。。
「プリキュア・ハッピーシャワー」も2ゲージ超必として使用可能。
更新によってブロッサム同様他の4人についてもストライカーとして搭載された。
デフォルトではAIは未搭載だが、キュアブロッサムのAIも作ったつづら氏によってAIが公開されている。

大会動画やストーリー動画などでは仕方ありませんが、それ以外の動画での一方的な試合
(特に、特定のキャラを虐待目的で対戦させるような試合)等で、
対戦相手のキャラの製作者様が気分を害されるような動画には使用しないで下さい。
(readmeより引用)
ルールを守って楽しく遊べるようにしよう。


出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作

鎖使いの修行光景(おまけ)

「五つ の光 が導 く未 来!」
「輝け!スマイルプリキュア!」


*1
ライオンを思わせる姿をしたメルヘンランドの妖精。密命を受けて行動しており、時折りみゆき達の世界に現れる。
変身能力を持ち、盾や巨鳥に変身してプリキュアの戦いを支援する。能力を濫用して時代劇撮影中のスタジオに現れて美味しいとこ全部持ってっちゃったりもするが。
一人称が「拙者」で語尾に「でござる」をつけて話す上に中の人が阪口大助氏であるため「新八」「ぱっつぁん」と呼ばれることも。

*2
一方で『フレッシュプリキュア!』ではキュアパイン/山吹祈里と妖精タルトの精神が入れ替わった際には
タルトが入った祈里の体のほうがキュアパインに変身しており、特にシリーズ間で統一されているわけではないようだ。
ただ、この場合でも「二人の心を合わせて」という前提での変身のためやはり魂や心はプリキュアの変身に大きく関わっているようである。
ちなみに実際に変身する前は他の二名(キュアピーチ&キュアベリー)はタルトの体に入った祈里が変身すると思っていた。

*3
バッドエンド王国幹部が操る怪物。厳密にはその鼻に付く魔力を持つ球体で、器物にとりつくことで誕生する。幾つかのバリエーションがある。
「赤っ鼻」:狭義のアカンベェ。ピエーロが封印される直前、キュアデコルを「呪いの赤い絵の具」で変化させた球体。プリキュアに浄化されると鼻は元のデコルに戻る。
「青っ鼻」:公式名称はなし。第12話でジョーカーが用意した。デコルから作られておらず、力は赤っ鼻に劣る代わりに「 プリキュア単体の必殺技では絶対浄化不能 」「倒してもデコルは出てこない」という特性を持つ。
「黄色っ鼻」:公式名称はなし。第23話でジョーカーが15個のデコルを収めたデコルデコールを強奪して生成したものと、ジョーカーの頭髪の先端に付いている黄色い球体を使って生成したものがある。戦闘力はプリキュアを圧するが、プリキュアの単独技でも浄化出来る脆さも併せ持つ。
スーパーアカンベェ:通称「デカッ鼻」。第24話から登場。2個の赤っ鼻を合成した強化版アカンベェ。通常の必殺技は通用せず、プリンセスフォームでなければ浄化不可能。ただし時折り幹部の命令に従わないリスクもある。
ハイパーアカンベェ:通称「黒っ鼻」。第31話から登場。赤っ鼻を闇の黒い絵の具で塗り潰し、幹部と融合する形で動く最強のアカンベェ。ロイヤルレインボーバーストで浄化するか、黒い絵の具を剥がした上で他の技を叩き込むしか倒す手段がないが、幹部は大きく体力を消耗するというデメリットを持つ。

*4
これ自体は他のプリキュアシリーズでも見られ、伝統芸のようなものだが
彼女に限って言えば、これ以外にも顔面に物が直撃する率がED含めて結構高い。
……というか、「みゆき=顔面キャッチ・ダイブ」でファンの間では通用するほど顔面へのダメージが多い。大丈夫なのだろうか。

*5
この「キュアマジックリン」のやりとりがあったのは夜公演での事。
昼公演においても同作で明堂院いつき役の桑島法子氏との共演で同様のやり取りがあり、
この時の福圓氏は「 キュアアラサー 」を自称していた。
翌年の後輩プリキュアの中の人は福圓氏よりもっと年上だけど

*6
「この道を行けばどうなるものか」に始まる猪木氏の引退挨拶は清沢哲夫の詩『道』からの引用。
また『シグルイ』という題は『葉隠』の一節「武士道は死狂ひ也」に由来する。いずれも「道」が絡む文である。