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違法食肉処理場から犬の陰茎435本を押収、台湾・雲林県

  • 2013年01月17日 10:54 発信地:台北/台湾
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台湾・台北(Taipei)で開かれたイベントで新しい飼い主が現れるのを待つ捨て犬(2013年1月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mandy CHENG

【1月17日 AFP】台湾西部・雲林(Yunlin)県で15日、違法な食肉処理場から乾燥させた犬の陰茎や睾丸など400点以上が押収されたことが、獣疫当局の16日の発表で分かった。

 処理場では、乾燥陰茎435本が冷蔵庫から見つかったほか、死後間もない犬の死骸も12体見つかったという。

 当局者は食肉処理場の所有者の男がなぜ犬の死骸を保存していたかは定かではないと話しているが、地元メディアの報道によると、犬の陰茎には男性の精力増進効果があると信じて薬用酒の材料にしていた可能性があるという。

 処理場からは生きた犬2匹も保護された。また首輪も多数見つかったことから、殺された犬にはペットも含まれていたとみられる。

 犬の肉を食用として販売した疑いがかけられている処理場所有者の男には、動物を殺した前科があるという。犬を殺すことを禁じる動物愛護法に再度違反したことが分かれば、最長で1年の禁錮刑と100万台湾ドル(約300万円)の罰金が科せられる可能性がある。

 かつて台湾では犬の肉は一般的な食材だったが、現在では犬や猫を食べることは違法。違反すれば、最高で50万台湾ドル(約150万円)の罰金が科される。(c)AFP

1日2回更新本日の必読記事:1月17日  午前版

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