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できごと
【桜宮高2自殺】入試中止案「僕は受験生のことを考えている」と強気の橋下市長に批判殺到 広がる波紋
「不利益には慎重に」
入試中止騒動を現役の運動部員はどう受け止めているのか。桜宮高校剣道部に所属する体育科1年の女子生徒(16)は「1年生が入ってこなければ、これまでの伝統が途絶えてしまう」と嘆く。
また、桜宮高体育科を目指す中学生を教える府内の塾講師の女性(32)は「体罰問題発覚後も、生徒は『桜宮を受験する意思は変わらない』と言っていただけにかわいそう」と心配する。
鳴門教育大大学院の阪根健二教授(学校教育学)は「安心して生徒を受け入れる態勢づくりを急ぐのは理解できるが、生徒の不利益については慎重であるべきだ」と話す。
入試中止の提案について、市教委には市民から批判のメールや抗議電話が殺到。「受験生に罪はない」と橋下市長に否定的な意見が目立つという。
それでも、橋下市長の信念は揺らぐ様子はない。16日夕も報道陣に対し「完全に違う桜宮高校として再生し、生徒を新しく迎えるべきだ」と力説した。
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